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11話。ゆきとじいちゃんの思い出2

私の名前は、ゆき。

ベッドで寝ながら、物思いにふけているところ。



私は、魔法学校を卒業して、魔法都市トキョからホノボノ村へ1度、帰ることにした。


もちろん、じいちゃんに会うために。



ホノボノ村も3年ぶりに来て、さらに活気付いてる



じいちゃんの家は・・・

あれ?空き家になってる?


どうしてだろう?

不安になり、村の人に聞いてみると

じいちゃんは、村の病院で治療を受けているとのこと


病院へ走った


じいちゃんがいる病室につき

顔を合わせる

ゆき「ただいま!じいちゃん!」

じい「おかえり、元気そうでよかったよ」


やつれた顔、歴戦の拳闘士も老いには敵わないのか・・・

文通では元気にしていたのに

いつの間にか病院暮らしになっていたとは


色々と頭によぎってしまって、言葉が出ない



ゆき「勉強頑張ったよ!学校卒業したよ!拳で魔物だって、倒せるようになったよ!」


じい「よかったよかった、ただ、ワシは、ゆきに謝りたいことがある」


ゆき「なんで謝るの?なにかあったの?」


じい「今まで、ゆきに対し、ずっと勉強に励め、身体を鍛えろと、厳しく接してきた。

ワシは、妻を亡くしただけでなく、息子も亡くし、娘のように思っていた息子の嫁も亡くしてしまった。

残った孫娘のゆきだけしか守ることが出来なかった。

だから、ゆきに、家族を重ねてしまい、ばあさんのような魔力や息子の知力をつけさせたかった。

ワシのワガママをずっと押し付けて来てしまった。

ゆきの幸せは、ゆきが見つけるはずなのに、いつの間にかワシの幸せや理想になっていたのかもしれない。


ゆきにもっと自由に遊ばせてあげればよかった、

もっと色んな世界を見させてあげればよかった。


ゆきが魔法都市トキョへ魔法を学びに行きたいと言ってくれた時、外の世界をもっと知って欲しかったから、寮生活をさせた。


長い間、すまなかった

ワシのワガママを聞いてくれてありがとう」



ゆき「うっうっ、じいちゃん、謝らないで。。。

私、しあわせだったよ、楽しかったよ。じいちゃんと過ごした時間が。学校に行けたのもじいちゃんのおかげだから・・・」



じい「小さい時から『金を残せないが、知識と筋力はつけさせることができる』と言ってきたな。


それでも、少しは金はある。ワシの葬儀代くらいだけどな。


これからは、もっと幸せに自由に生きるんだぞ。」



ゆき「じいちゃん、ありがとう!これからも頑張るよ!」


じい「あ、あと、ワシの家も売って大丈夫だから、好きにしちゃっていいぞ。あ、ゆきの家が無くなるか!まあ、そん時はそん時だ!好きに生きろ〜」



じいちゃんが、手を振ってる

遠くに離れていく



ゆき「はっ」


ポメ「ゆき、泣いてるの?」


ゆき「うん、じいちゃんとの思い出が蘇ってきてね」


ポメ「そかそか、いいこいいこ」


朝日がカーテンの隙間から差し込む

小鳥のさえずりが聞こえる


こな「百合はいいぞ〜、挟まっちゃいけないってことは分かってるでちゅからね、ま、ポメちゃんの谷間には挟まりたいでちゅけど〜」



ゆき「今は、ポメちゃんに甘えたい」


ポメポメに抱きつくゆき


今日は、支度が遅くなりそうだ

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