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クラスの女子と関わったことの無い俺の机の中に手紙が入っていたのですが  作者: 有原優


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第六十三話 お風呂

久しぶりのお風呂シーンです。

「優斗くん……胸揉んで良いですよ」


 雰囲気が普通では無い。これは……まるで……漫画の一シーンのような雰囲気だ。


「あ……ああ。これ触ってもいいものなのか?」

「もちろんですよ」


 そう言われては仕方がないと、内なる自分に言い訳をして、胸を触る。



 だが、一度触った後、また雑念と、羞恥心と内なる自分が帰ってきた。


 この前はたまたま莉奈の寝相が酷かったから、触ってしまったが。今回は触っても良いのか? カップルとはいえ、なんかこう、節度というか……男女のアレというか……てか、え? どうしたら良いの? だが、そう言った感情は捨てなければ。


「早くしてください。緊張しますから」

「いや、でも、なんかこう、ダメじゃね。高校生のうちからそんな事」

「エッチなことではありませんよ。ただ胸を揉むだけです。こうする事で、真のカップルになるんですから」

「ああ」


 そして再び莉奈の胸を触ろうとする。さっきは軽く触れたのちに手を放してしまったが、今回は大丈夫そうだ。緊張する。心臓がバクバクと言っている。今日俺は自分の意思で彼女の胸を触るんだ。



 そして今度こそきちんと触れた。柔らかい感触がする。前回は事故だし、羞恥心の方がまさって、そういう感じではなかった。ただ今回は互いの同意の上であり、なおかつ俺の理性を封印できている。



「んん」

「なんかそういう感じの声出すなよ」

「気分です。それでどんな感じですか? 私の胸」

「まあ、気持ち良かったな」

「この変態!」

「うるせえ!」


 俺は変態なんかじゃねえ。それに誘ってきたのそっちだし。


「あ、もう少し触ってもいいですよ」

「これ以上はいいわ。なんか羞恥心とかあるし。何かこれ以上はあかん気がする」

「えー優斗くんのけち。本能に従ってくださいよ」

「莉奈は気持ちよかったりするのか?」

「いえ、私は全然」

「きもちいいとかじゃねえのかよ!」


 だったらお互い得はねえだろ。いや、まあ気持ちいいのは気持ちいいけどよ。


「まあそう言わずに。私は優斗くんが気持ちよかったらいいんです、さあいいんですよ。もう一回やってください。何なら揉んでもいいんですから」

「それは……さすがにカップルとは言えダメだろ。なんか絵的にも」

「絵的に?」

「ああ、俺はエロ漫画好きじゃねえんだ」


 それどころか漫画のエロシーンもあんまり好きじゃねえし。


「まあ揉ませてほしかったら言ってくれたらやらせてあげますからね」

「分かってるって」

「えい!」


 と、服を脱いでいた莉奈がハグをしてくる。


「おい! ちょ……やめろ」

「いいじゃないですか。揉まないんだったら、

「ったく」


 と、甘んじてハグを受け入れる。いや、服脱がれてるのもあるからか、なんか悪いことしてる気が思い切りする。


「と言うかそろそろお風呂入ります?」

「急だな」

「だっていいじゃないですか。私もう服脱いでしまいましたし。それにパスタの件を使いますから拒否権はありませんよ」

「なら仕方ないか」


 もうさっきので俺のタガも外れてしまった。胸も触ってしまった。もう結構あきらめが来てる。


「あ、もう一回触りますか?」

「いやいいわ。これ以上はいろいろとおかしくなりそう」


 流石に今の少しだけ頭おかしいテンションの俺にもそう言う分別はある。


「あ、風呂入る時にはなんか水着を着させてくれ。流石に隠したい」

「私は隠してないのにですか?」

「ハードルが色々と違うだろ。アニメで胸を出すシーンはOKだが、男性のあれを出すシーンはNGなのと同じことだ。てか、そう思うんだったら莉奈も水着を着たらいいじゃねえか」

「私は見せたいだけですから」


 うん、やっぱり莉奈は変態だ。






「さてと、体を洗ってもらえませんか?」

「お前、要求が激しくなってない?」


 裸でのハグも大概だが、体を洗うというのは……普通にきつい。


「優斗くんもさっき大分ハイになってたでしょ」

「うるせえ。俺はちゃんとギリギリ理性保ってたわ」

「そうですかね。そこそこ胸を触ってましたもんね」

「たぶん、黒歴史になるわ。今考えると恥ずかしい」

「いいじゃないですか。胸を触る機会なんてそうそうないですよ。さらに今なら私の胸揉み放題ですよ」

「だから、それは別にいいって言ってるだろ」


 触るまでがやっぱり限度だ。それ以上は俺の羞恥心が持たない。


「では、まあとりあえず体洗ってください。パスタの件はこのお風呂の時間中適応されるものだと考えているので」

「まあ別に構わないけどよ。俺が恥ずかしいだけだし」


 と言うかうすうす覚悟はしてたし。パスタのアレを頼んでしまった時から、この家に来たその時から。


 そして莉奈の体を洗うことになった 正直言ってどう洗えばいいんだ。莉奈は胸を触っても別にいい感じで言っていたが、それにしてもだ。


 つーかそんなことを言ったらさっきまで胸をもませていただいていたんだが。


 まあそれは置いておき、前回は莉奈の胸を見ることも躊躇してたのに、今回は莉奈の体を洗う事をあまり嫌がっていない。


 これは俺が成長したという事なのか、それとも胸を触ってしまったからそれで耐性がついたという事なのか。これは良い事なのか悪い事なのか分からん。


「洗うぞ」

「はい!」


 と、まずは当たり障りのない背中から洗う。女子の肌は綺麗で、なんかこう悪い事をしている気分になる。


「莉奈、わざとでもそういう声出さないでくれよ。先に言っておくけど」


 流石にこの状況でそんな事を言われては、もう俺は死ぬわ。


「分かってますよ。でも、優斗くんをいじるために言っちゃいましょうか?」

「いや、マジでやめてくれ」

「はーい」


 莉奈、物凄いご機嫌だな。

 きっと最高に楽しいんだろうな。


 まあ俺も少し楽しんでるところはあるが、楽しんでるって言ったらそういうことって思われるかもしれない。誰に思われるとかじゃない、俺に思われるのだ。そうしたら俺の罪の意識が耐えられない。



「次は足お願いしますよ」


 足も冷静になったらだいぶキツイ。生脚を触る。羞恥心が働いてもうどうにかなってしまいそうだ。普通に恥ずかしい。


「優斗くんの洗い方気持ちいいです」

「冗談でもやめてくれ」

「冗談じゃあありませんよ!」

「いや、そうだとしても。恥ずかしいから」


 なんとなく、変な雰囲気になってしまった。てかそもそもこの状況が普通から考えておかしいんだけれども。


「胸を触ったくせにですか?」

「もう忘れてくれ」

「えー、黒歴史にしなくてもいいじゃないですか。いい思い出にしましょうよ」

「ああ、認める。調子乗ってた」


 いくら理性を保ってたとは言え、調子に乗らなかったら胸なんて触れはしないからな。


「そうですか。まあ今回、調子乗って胸揉んで良いんですからね」

「ああ、分かった。まあ揉まないけどな」


 何回言えばわかるんだよ。


「えー、ひどいです。優斗くん」


 莉奈が泣き言をいうが、別に俺は悪くはない。と、いいつつ、足の裏を洗うところに来ている。流石に足の裏はいいのか? もういいか。どうでもいいか、莉奈だし。



 そして髪の毛を洗う。まあこれは先週やったところだから別に何も感じない……という訳はない。髪の毛は相変わらずさらさらとしている。俺は髪フェチではないが、やはり、毎日触りたくなっるがのような感じがする。


「さあ、次は体を洗ってください」


 ついにラスボスだ。莉奈は本当にわかっているのか?


「莉奈、流石に無理だ」

「羞恥心なくしてください。パスタの件がありますからね」

「そうだが、流石に今は無理だ」

「洗わない限り、お風呂からは出しませんからね」

「なんだと」

「そうですよ。今日お風呂での優斗くんの任務を完遂できるまではここから出ることは許しませんからね」

「はーい」


 嫌だが、まあやるか。なぜならさっき胸を触った、ならそれよりも難度がしたのこれはガンガンできるはずだ。表現がおかしいけどな。


「行くぞ」

「はーい」


 と、莉奈の体の前をそろりと洗う。まずは乳首の周りあたりだ。そこは胸が当たらないからまず大丈夫だろう。


 そしてついに胸の周りだ。もうどうとでもなれ!


 そして無心で洗う事五秒、胸を洗うという仕事を終えた。こうなれば一安心だ。もう怖がることはない。


「終わったぞ」

「ありがとうございました……ところで結局胸は揉まないんですね」

「それは……仕方ねえだろ」

「ふふ」


 そして、莉奈は体を流す。これで俺の仕事は終わりだ。


「じゃあ次は優斗くん洗いますね」

「ああ」


 別に表れて困るようなところはないし、それは別に構わない。そして莉奈の手が俺の背中に触れた。

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