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エッセイとしての私の記録  作者: マッキー
9/21

番外編 先日の自殺未遂

番外編です。先日自殺未遂をいたしました。

番外編、つい先日の話。


私にはやってみたいことがあって、それを実家の家族全員から反対されていた。それをその日知ってしまった。

今までも「いい子」だったため、自分で勝手に決められず誰かに「いいと思うよ」と言ってもらえなければ行動にうつせなかったが、今回は私の知らないところで反対されていたことはショックだった。

また、うつ病の調子も悪く、メーターが悪いほうに振り切れて自殺未遂をしてしまった。

私にとっては死が最も悪いことではなく、「死んじゃダメだよ」「ちゃんと生きなきゃ」などと言われると「この生き地獄でもっと苦しめ」と受け取ってしまうのだ。


はじめは以前にも試した「手首を切り風呂に入れておく」を実践したが、たいした傷でもなしなかなか死なないだろうと、首吊りに変更した。

マフラーを首の前で交差させ、後ろに持っていった余りの端を結んでドアノブにかけた。

だが30分近く経っても意識が多少朦朧とするだけで死には至らなかった。

駆けつけた母、警察、救急隊、夫によって見事に私は生き残った。


警察「何か自殺しちゃうきっかけとかあったんですか?」

私「あのー…動画投稿…などしたいのを…親に……反対されてましてぇ……」

この女、三十路である。


ここだけ切り取ると完全にヤバめの面白話だが、本人はいたって本気だった。母も「やりたいことを否定してしまって…」と答えていた。


しかし警察というのはことごとく地雷を踏み抜いてくる。

「自殺なんていけないよ」

「周りの人が悲しむよ」

「何か別の方法でやりたいことは出来ないかな」

うるせえな、わかってらあ。

出来てたら死のうとしてねえわ!

警察のコンプラどうなってやがる。


ちなみに私の話を聞いてノートに書いている警察官に職業を聞かれたので元気よく「ニート!」と答えたが、横から母が「主婦でしょ!」とツッコミを入れてきた。「家事すらしてないから主婦じゃない!」

ノートを盗み見たら名前、生年月日の横に「ニート」ときっちり書かれていた。ニートを二度見した。

警察でも無職とか主婦とは書かないのだなあ。


無事に今は実家に保護、収容されてゴロゴロして食事もいただいている。

生きのびたなら、くたばる喜び残しておくか。

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子供のころから作文は誉められていました。 スマホの半角スペースだと段落の頭に空白マスを作れませんね。 でも寝転がって書けるのでスマホは便利。
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