第39話
ストックが切れた…更新が不定期になります。
すみませんm(-_-)m
精神世界での出来事
「カリナ!カリナ!どこにいるの!!」
〜〜ぁん・・・・わぁ〜ん。
「っ!カリナ!!!」
声のする方に駆け出す龍奈。しばらくすると腕から血を流し、泣きじゃくり、黒髪の女の子が座り込んでいるのを見つける。
「カリナっ!腕から血が!今治してあげるから泣かないで。・・・ほら、もう母様がそばにいるよ。だからお願い。泣かないで!」
優しく抱いて頭を撫でてあやす。
「うっぐひっく母様?」
「そうだよ母様が来たよ。もう、あの時みたいに離さないから!絶対に守るから!」
そう言いながら腕に私の中に生まれ続けている闇を取り込ませ癒す。跡にならなかったようで、良かったと安堵した。
「母様ぁ!」
カリナからもぎゅーと抱きついてきた。
「「・・・」」
しばし、お互いのことを確認するかのように抱きつき合う親子。
「母様、私。お外行きたい。」
「外?でも、危険なことばかりだよ?私はカリナが怪我するとか見たくない。」
「私だって母様が傷つくの見たくない!!母様のこと私も守るの!お願い!!」
そんな、涙目で訴えられたら断れないよ。
「・・・・・・わかった。でも、私から離れてはダメだよ?カリナがいなくなったら、私はどうすればいいかわからなくなるからっ。ね?」
「うん!!」
「と許可は出したものの、どうやって出るの?ここから。身体がないでしょう?」
「母様が作って!!」
「・・・・・・あ。そっか。その手があった。わかった。ちょっと待ってね。」
えっと、 この中で創造して大丈夫かな?
私と同じ不老不死にして、闇が行き来できるようにして・・・後は?
「母様!母様!私ね翼が欲しい!母様と父様みたいな!」
「翼?それは構わないけど。父様って誰?」
「母様が好きな人だよ?」
「ぇ。えぇ?!」
「驚き過ぎだよ?父様はなんて呼んだら喜ぶかな?サマエル父様は長いよね!短くしたい。」
サマエルが、夫?!た、確かに好きで、告白も途中だったけどした感じになってるよね。後でもう一度言うことになってるけど。あぅ。また恥ずかしい思いをしなくてはいけないのか。
「母様ぁ。翼は??」
はっ。そうだった。
「どっちの翼がいいの?サマエルは翼膜が赤で、翼は黒で、わたしは、翼が灰色で、翼膜が白だけど。」
「んー・・・どっちも!!」
「ふふっ欲張りさん♪眼の色とか髪の色とか変える?」
「髪は母様と一緒の黒がいい!目は金のままで!」
「じゃ今のまま?」
「うん!」
「翼は、しまえるようにしたからね。」
「やった!」
後は・・・一応、こうして、あーして。よし!
「出来た!どーする?もうすぐに出る?」
「うんっと、その前にご飯欲しい。」
「まだお腹減ってたの?いっぱい召し上がれ?」
私は体内に閉じ込めていた闇を放出する。
精神世界は乳白色の空間だったが、すぐに一変。
黒い塊がフヨフヨと浮かぶ空間に。
塊は次から次へと龍奈の体から飛び出し、カリナの中に吸い込まれる。
「ふわぁ、美味しい!!とろけるー。」
「・・・あ、れ?うぅん。眠く、なって、きた。」
「大丈夫?!私はもう大丈夫だから眠っていいよ?」
「やら、まだカリナの側に居たい、から。」
「ッ♡大丈夫!起きたら側に居るから!それでも不安なら・・・!おまじないしとく!“婚姻の証よ、龍神龍奈と魔神サマエルに記されよ!そして、我が身にもその証を刻みたまえ”!」
その言葉により、❤︎を二種類の大きな翼が抱え込んでいるような独特な紋章が龍奈の左手とカリナの両手、そしてもう一つは精神世界外のサマエルの元へと刻み込まれた。
「暖かい。カリナ・・・?」
「ん?何?母様♡」
「愛してるよ。私のカリナ。おや、す、み・・・スースー」
眠りにつき、段々と薄れゆく龍奈の体。
「っ!♡」
突然の大好きな母親からの告白に悶えるカリナ。
「っ母様ぁ♡私もだよ♡♡」
最後に消える前の龍奈の顔に手を添えていう。
「ああ、早く、母様と父様と新しく始まる日常を過ごしたい!!!」
そして、精神世界から、龍奈を追うように、カリナも消え、現実世界で新しい3人の日常が始まる!!!
翌日・・・
「ふぁ〜。うみゅぅ。よく寝た。」
むくりと起き上がろうとする龍奈。
だが、身体が拘束されて動かない。
「・・・・・・何これ。動けない。」
左足にはぎゅーと抱きついた黒髪の女の子。上半身と右足にはサマエルが完全体で抱きついている。
両者が起きないと起きれない状況である。
特に、サマエルが起きないと無理である。
「2人とも起きて!朝だってば!」
「うみゅー・・・母様〜〜」
と目をゴシゴシしながらカリナは起きた!
「・・・zZ・・・zZ・・・龍奈さまぁーzZ」
だがサマエルは起きない!
「カリナ、父様起こして!これじゃ動けない!」
「2人とも仲良しさん。邪魔したらいけないの!」
カリナは目覚めてなかった。寝ぼけていた!
「カリナぁ!・・・父様が起きないとご飯食べられないぞ!」
「!!」
ご飯の言葉に反応し、完全に目覚めたカリナはサマエルのそばに立ち、思いっきりサマエルの上に飛び乗る。
「ぐはっ!」
鳩尾に子供が1人乗る・・・効果抜群である。
それにより解放される龍奈。
「さすが!カリナ!」
「ごはん!」
「昨日はいっぱいあげちゃったからそんなに渡せないけど。はいっ。」
「十分だよー!おいしーの!」
「・・・・・・龍奈様?起きたのですか?ゲホッ」
「あ、おはよーサマエル。」
「・・・龍奈様、朝ですね。」
「え。あ、うん。朝だね。」
「拉致られてくれますよね?」
「ぁ。・・・・・・そ、その前にお母さんたちに挨拶してご飯食べてからにしよう!・・・ね?」
「・・・まあ、いいでしょう。しかし、どう説明をするので?カリナと私のこと。」
「・・・どうしよう。」
「大丈夫だよ!父様は昨日、お泊りに来たってことになってるし、私は母様の分身体ってことになってるの!」
「え?そーなの?」
「うん!!」
「・・・そういえば龍駕爺は?」
「あ、忘れてました。」
「ドアの外にいるみたいだよ?入れる?」
「うん。入れてみる。」
「じゃあ、“入って喋る許可をしてやる”」
バタン!
「龍奈!大丈夫か!!」
入って早々、私の心配ですか。まあ、いいんだけど。
「うん、大丈夫だよ?」
「・・・っ!龍奈、今すぐその子供から離れるんじゃ!危険なのは分かっとるじゃろうが!」
「カリナは危険じゃないよ。カリナは・・・私の希望だもの。」
「!」
ピクッとカリナは反応し、私の顔を見上げる。
「私が希望。」
「うん!」
「龍奈!お前は騙されとるんじゃ!いいか、そいつは!」
「いい加減にしてくれますか。一応、カリナは私の娘でもあるのです。これ以上そのような物言いをするというならこちらにも考えはありますよ?」
「ッ。サマエル、お前まで洗脳されて・・・」
「私は洗脳されてません。カリナが闇から生まれたからといって何なのですか?龍奈様の身体からはもっと昔から闇が生まれていたのでしょう?そんなに闇が闇がというなら貴方の力で消し去るならできたはずです。それをしなかった、貴方が今更くどくどいうことは許しません。・・・カリナの存在を今更消し去るといったら私は全世界の神を敵に回しても守り切ります。龍奈様と一緒に。」
「違う!闇を消し去れば龍奈は死ぬことになる!じゃからわしは封印しとったのじゃ!まさか、闇が生み続けられて、得体の知れない物が作られていたとは知らなかったんじゃ!」
「得体の知れない物じゃない!!カリナは!・・・あぐ!」
ザワッと龍奈の身体の周りの闇がざわつき、大きく肥大化する!
「母様!!」
「龍奈様?!」
「龍奈!?」
闇は身体の周りにいただけのはずなのに今度は身体の内側を侵食し出す。
「うぐぁ。」
「母様!!待って今吸い出すから!」
「龍奈様?!カリナ!どういうことですか!」
すぐにカリナが近づき、龍奈の身体にくっつく。すると、侵食をやめ、黒い塊がカリナの元に吸い込まれ出す。龍奈の様子も段々と苦しみから解放されているようだ。
「・・・母様は闇と光を作り出す母親。そして、私は母様の中でそれを調節する役割を持って生み出されたもの。私の中に取り込めば闇は光へと変換され、外に放出。っていう流れがあったんだけど、私のわがままで外に出してもらったから、調節する役割がいなくなったことで、闇が溜め込まれて、生産された闇が母様の言うことを聞かずに暴走して、母様を苦しめてるの。こうやって、私がくっついて吸収してあげれば、大丈夫なんだけど。」
「・・・カリナは、なぜ外に出たかったのですか?」
「・・・母様を守りたかったの。母様をいじめる悪い奴が思ったより多くて、中で様子を見ているだけじゃ、気が気じゃなくて、母様を傷つける奴から守りたかったの。今は父様がいるけど、小さな頃にも、母様が人より小さいことに関していじめられていて、封印されて何もできない私が惨めに感じて、封印が解けてからは絶対に、守ってあげたくて。その、っだから!絶対に私は母様のそばから離れないし消えたりしないんだから!」
「「・・・・・・。」」
サマエルは優しい目をしてカリナと龍奈をなで、龍駕爺は目を見開いて固まっていた。
「封印されていても、調節はできていたのですか?」
「最初はできなかったの。でも、封印をどうにか少しだけ壊せてなんとかしたの。調節できてないときはよく高熱を出させてしまった。反省してる。」
「・・・なん、じゃと。あの原因不明の高熱が出ていたのは封印のせいだったじゃと。そんなことが・・・。」
「本当だもん!それで苦しそうにしてた母様を見て、頑張って壊したんだもん!」
「カリナはよく頑張りましたね。よしよし。」
「・・・ふふ。カリ、ナは昔、から、いい子だもんねー?」
途切れ途切れに、声を出す龍奈。
「母様!!」
「龍奈様!!」
「・・・龍奈や、今の話は・・・」
「・・・事実だよ。書き換えをしてない、正真正銘の、ね。」
身体がぐったりとして、動けない龍奈はベットを背もたれにして体を預け、カリナを撫でる。
「何故、言わなかったんじゃ!言ってくれればそんな事っ!!」
「あの時のお爺ちゃんは聞いてくれなかったと思う。よく、創造神のお爺ちゃんと喧嘩してたでしょ。その内容、私は知ってたんだよ?」
「っ!!?」
「喧嘩の内容と何が関係してるんです?」
「創造神のお爺ちゃんは聞いたんだよ。“お前の役目は何だったのか忘れてないだろうな?”って。それが恐らくきっかけ。」
「龍神様の役目?」
「龍神はね、代々、男は瘴気の謎を追求し、その根源を消す役目を持つの。女は恐らく、龍神の継承者を生む役目を持つんだと思う。」
「根源を消す・・・そう言うことですか。」
「そう、瘴気の根源、それは闇。闇を消せば、私が死ぬ。だから、それがわかって、役目を放棄し、死んだと見せかけて失踪した。でしょ?お爺ちゃん。」
「ぐぅっ!」
唇を噛み悔しそうなそして、悲しそうな顔をするお爺ちゃん。
「龍奈・・・許してくれ。」
「別に恨んだりしてないからいいよ。」
「ッ。母様!!甘すぎるよ!だって、こいつのせいで母様は辛い思いをしたんだよ?!居なければ!」
バチバチと雷の槍を作り出すカリナ。矛先はもちろん龍駕爺だ。
龍駕爺は罰を受けるつもりで目を瞑り、待つ。
「・・・・・・カリナ。おいで。」
「・・・やだ。はぐらかす気でしょ!」
「・・・おいで?」
「・・・。」
睨みつけるのをやめず、沈黙するカリナ。
「もう、まだそんなに体動かないから来て欲しかったのに。よっと!」
「うわっ?!」
龍奈がカリナに無理やり抱きついた事により、雷の槍が暴発し、そのまま龍駕爺に飛ぶ。
「クロ、被弾する前に食べちゃって。」
《ピカン!ピカン!!》
黒く丸い“滅”の力を持つクロが急に現れ、雷の槍を食べ尽くす。その後、ほっぺたに擦り寄ってくるクロ。
「クロありがと。シロもおいで、頼むことはないけど、紹介したい子がいるから。」
《ピカン!》
白く丸い“再生”の力を持つシロも現れる。
「はい!突然ですが、2人にお姉ちゃんが出来ました!そんで、クロ、シロちょっと近づいて?」
シロとクロが手の届く範囲に近づく。
龍奈は手をかざし、
「“彼の者らに話す力、聞く力、想う力を与え給え、糧は我が力より形になさん!”」
黒い闇が還元され白き光となりてクロとシロに降り注ぐ。
2つの黒と白の球体だった彼らは姿を変え、フヨフヨと浮かぶ黒い髪で黒い瞳の男の子と、白い髪で灰色の瞳の男の子となりかわる!顔は双子で、そして、首を傾げ、話し出す・・・
《???なにしたの?あるじさま・・・?!?!》
《おはなしできる!あるじさまのおかげ??》
「ふふっ、そうだよ。私のおかげ。ほら、お姉ちゃんにご挨拶は?」
「え?え?」
《ぼくらのおねーちゃん??》
《ぼくらのおねーちゃん!!》
「はわぁ!かわいい!双子の弟ができた!よろしくね?私はカリナだよっ♪」
とりあえず、話は落ち着いた。お母さんもお父さんもカリナのこと自分の娘のように扱ってくれてるため一安心。エミルくんが来ると言うのをお話ししたら買い物行ってくるとお父さんを連れ出してお出かけしに行った。お母さんには昼頃迎えにいくと伝えてあるから、それぐらいには帰ってくるだろう。
サマエルがさっきの続きと言っていたが、夜まで待ってもらった。今日はエミルくんが来る日だからね。サクにもお話する日。・・・私、学校が始まっても隠していくの?この能力。・・・・・・おじいちゃんに相談してみよう。
ということで、
「おじいちゃん!ちょっといい?」
「む?なんじゃ?」
「あのね、私の能力のことなんだけど。学校が始まったら暴露していい?」
「・・・・・・なぜか、聞いてもいいかの。」
「んー。後々バレてめんどくさくなるのを防ぐため。私だけに被害が出ればいいけど、後々になってバレたらカリナとかサマエルにも飛び火しそうだし。」
「・・・ふむ、確かにあり得る。サマエルはなんとかごまかせるが、カリナは少しのぅ。・・・・・・よし、わかった。暴露していいぞ。そのほかの対応はわしに任せなさい。ドッキリ企画だから言ってなかったんじゃが、わしが龍奈の学校の学院長になったからどうとでもなるわ。」
なんと!?
「え。学院長になったの?!じゃあ、サマエルは先生?」
「いえ、僕は生徒です。龍奈様のお側にいます。」
「私も同じクラスにしてもらうの!」
「・・・あれ?カリナって異能力の説明どうするの?ってか、ステータス見れるの?」
「うん見れるよ!私は母様が使える技に認定されているものは扱えるんだけど、読み盗る能力は使えないの。だから、何かひとつだけしか使えないってことにしないとダメだね。何がいいかな?」
「私の技か。なにあったっけ?」
「私もなぜか見れるようなので、みんなで確認してみましょう。」
サマエルにもメニューが使えるみたいだ。なんで?
・・・まあ、よくわからないことは放置だね。確認確認。
□神白龍奈 Lv8→10(New)
称号 世界の希望(New)
体力 ∞
攻撃 ∞
守り ∞
器用さ ∞
魔力∞
□異能力『読み盗る力』
□技
・サイコキネシス・バイロキネシス・氷使い
・サイコメトラー・クレアボヤンス・五感強化
・テレポート・忍力
・叡智(リル封印中)・記憶操作
・幻覚・催眠術・電磁
・言語共通化・コンバート・龍化・龍気・偽造・隠蔽
・雷魔法・風魔法・生活魔法・魔剣技・片手剣・二刀流
・電光石火・滅再(クロ&シロ)・召喚
・ステータスチェッカー・神化
「…なんかおかしくなってる。」
「母様!見せて!見せて!」
「はい、どうぞ。」
膝に乗せてみせる。ほぼ同じ身長だから、私は肩から顔を覗かせる。
「私も見ます。」
「うわっと。もうっ!」
サマエルが私とカリナを抱えて膝に乗せた。
サマエル、私、カリナの順で重なってベットに腰掛けた。
「…称号のところ。リュウナ様が希望ですか。当たり前ですね。」
「母様は世界に必要なものを作り出してるんだから当たり前だよ。」
「むぅ。2人は?」
「これです。」
「これだよっ!」
□神白サマエル Lv9
称号 魔神(New)
体力 ∞
攻撃 ∞
守り ∞
器用さ ∞
魔力∞
□異能力 魔界支配
□技
・ゲート・空間支配・空間創造・支配・魅了・記憶操作・神化
□神白カリナ Lv10(New)
称号 闇神(New)
体力 ∞
攻撃 ∞
守り ∞
器用さ ∞
□異能力 共通化(龍奈のみ)
□技
・サイコキネシス・バイロキネシス・氷使い
・サイコメトラー・クレアボヤンス・五感強化
・テレポート・忍力・記憶操作
・幻覚・催眠術・電磁
・言語共通化・電光石火・滅再(クロ&シロ)
・神化
ふむ。いくつか疑問がある。
「神化ってみんな持ってるよね。姿が変わるのかな?」
「まあ、そういうのは私の空間でやりましょう。」
「そうだね!」
「それと、サマエルの能力…魔界支配って?」
「おそらく、悪魔王の支配以上の支配を行えるのでしょうが…魔界どうでもいいんですよね〜。あっちの家族は私を物としか考えたませんし…」
「……サマエル。家族嫌いなの?」
「…まあ、嫌いです。」
「お母さんも?」
「…息子を殺そうとするような母ですから。」
「…お父さんは?」
「……息子を物としか見ていなくて、他人に売りつける父ですから。」
「……兄弟とか…」
「兄と弟がいました。兄は好きなものを取り上げるのが好きで、弟は自分に不幸が来ないように、私を生贄にしようとしてきましたね。」
……。
「サマエル…」
「?どうしました?」
なぜ平然としてるのだろう。いや、違う。
「…サマエル。大好きだからね?よしよし。」
「私も父様大好き!」
「…なんで、そんな事をするのです?」
「「……だって、サマエル(父様)悲しそうな顔をしてるもん。」」
「え?」
「ね?」
「ねー?」
カリナと一緒にサマエルをよしよし。
それにしても、サマエルを苦しめる家族?
「…んー。よし!明日、サマエルの家に行こう!」
「っ?!ちょっと?!」
「賛成ー!」
「よし!!今日は遊ぶぞー!」
「遊ぶぞー!!」
「龍奈様?!」
サマエルの声はきーこえーませーっん!
膝から飛び降り、部屋をカリナと一緒に飛び出る。
「にげろー♪」
「にっげろー♪」
「……はぁ。」
「諦めい。」
ポンとサマエルの肩を叩く龍賀爺。
今日は忙しい1日になるぞ!!




