第37話
恋について悩み出すお年頃(笑)
さて、契約は完了し、アイテムを売りに行こうと思うんだけど。セントラルで売らなくてもいいかな。彼らに会いたくない。
「リュウナ?どしたの?」
「あ、ねぇねぇ。別にセントラルで売らなくても大丈夫かな?グランダルで売りたいんだけど。」
「あ、そうか。あの人たち居るもんね。多分大丈夫だとは思うけど・・・やってみたことないからなぁ。」
「んー。どーしよ。」
ピコン!
各国のギルドで売ったアイテム情報は全世界共通するので大丈夫だよ♪〜byティノ〜
・・・なんか、悩んでたら、返事が返って来た。
「・・・大丈夫らしいからグランダルで売るけど。ミュウ達も来る?」
「らしいって誰に聞いたんですか?まあ、行きますけど。」
「刀をシェリカさんに見せてあげたいから行く!」
「んじゃ・・・このメンバーだったら転移じゃないほうが・・・。んー。2人とも高いところ大丈夫だっけ。」
「え。まあ、大丈夫ですよ。」
「私も大丈夫だけど・・・ま、まさか!」
「背中に乗せて行ってあげるよ!」
「いやいやいやいや、落ちるよ!死んじゃうよ!」
「えぇー?ミュウはどうしたい?」
「私乗ってみたい!」
「よし、んじゃ決定!」
「拒否してる人1人いるんだけど?!」
「大丈夫だよー。ゆっくり飛ぶから。」
んじゃ、龍化!
「はい。乗って乗って〜。」
「えっ、どう乗ったら・・・きゃ。」
「仕方がないので運びますね。失礼します。」
と、サマエルがミュウをお姫様抱っこで私の背に乗せる。
ミュウは顔真っ赤である(笑)
「あぅ。」
「ほら、サクさんも行きますよ。」
「イヤぁーひーとーさーらーいー!」
恐怖しかないようでがっしりとサマエルから離れない。こっちは胸キュンすらしてないけど。
「あの、さすがにこれでは益々落ちる可能性が高いのでちゃんと座ってください。」
「ウゥ〜。」
と渋々私の頭から尻尾まで伸びた鬣らしきものをぎゅーともつ。全然痛くないからいいけど。怖がりすぎだよ。
クルァ〜♪
キュルァ〜♪
〔母様とお散歩〜!〕
『主さまは人気ものですな。』
と楽しそうな飛行部隊。先に上をぐるぐる回っている。
「準備いい〜〜?」
「だ、大丈夫。あう。」
赤くなった顔はまだそのままで、返事をする可愛いミュウ。
「やっぱ無理だよー、やめようよー!」
涙目で懇願するサク。
「まあ、まあ、結構楽しいですよ。さっき私乗って来ましたから。大丈夫ですって。」
とサクを応援するサマエル。
まずはゆっくり羽ばたく。風をつかむように。
それを繰り返しふわっと浮かぶ。
「っ。」
「!」
「ふふ。おもしろいですねぇ。」
徐々に上昇し、飛行部隊がうろちょろしていた上空で留まる。
「サクー?ミュウー?大丈夫ー?」
「飛んだ。うわぁ!!」
「ウゥ〜。」
「サクさん目を瞑ってないで開けてみてください。いい景色ですよ?」
サクは目を瞑っているようでサマエルが優しく声をかけている。
「サクー?ゆっくり行くから怖くなったら言ってー?少しずつでいいから目も開けて、景色楽しんでー。」
「もうすでにこわいんだってぇ。」
「じゃ、進まないから目を開けて。」
「降りてよぉ〜。」
「開けないなら降りない!」
「うぅ。・・・っぇ?あれ?」
恐る恐る目を開けて呆けるサク。
「ほら、大丈夫でしょう?」
「うわぁー!!!!綺麗!!セントラル城だ!うわぁ!!」
「一気に復活ですね。」
「サクー?降りて、転移で行くー?」
「大丈夫!!もう大丈夫だからこのまま飛んで!」
「あいあいさー。」
ゆっくり飛ぶこと1時間・・・
ゆっくりと言っても、100キロは出てるんだけどね。気づかれないように、風魔法で風除けしてるから、わからないだろうけど。
「はい、とうちゃーく!降りるからしっかりつかまってー。」
「「はーい。」」
乗せる時みたいに、サマエルがお姫様抱っこして、2人を下ろす。今度はサクも顔真っ赤(笑)
そんで龍化解いてー、人間の姿に戻ってはい!おわり!
「「あうあうあうー」」
「お二人さん大丈夫?」
「リュウナ、お姫様抱っこしましょうか?そしたら2人の気持ちがわかるかもしれませんよ?」
ニヤニヤしながらこっちに来るサマエル。
「私はいい!!とりあえず、今はいい!」
「じゃあ後でします。」
「いや、そういうことじゃ・・・はぁ。もういいよ。」
「はい、後で!しますね。」
二度押しした!
くっ。逃げられないのか!
「うぅ。き、気を取り直して、シェリカさんのところ行こっ!」
「そ、そうですね!シェリカさんとはどのような人なのでしょう!」
強引に話を変えようと努力する2人。
「シェリカさんの新しい店はこっちだよ。」
歩くこと数十分後。
「シェリカさーん。いるー?」
「その声は、リュウナ様ですね?今行きます。少々お待ちください!」
奥の方から声が聞こえて来た。片付け中だったかな?
しばらくすると。メイド服をパンパンと叩いて、埃を落とし、カウンターに現れた。
「片付けをしていたので埃まみれで失礼しますね。」
「うぅん。大丈夫。あ、ミュウははじめてだよね!こっちは武器と防具のお店をやってるシェリカさん。シェリカさん、こっちは友達のミュウだよ!」
「あら、いらっしゃいませ。ご紹介に預かりました。シェリカと申します。リュウナ様のご友人でしたら、お安くしときますよ。メインの武器はなんでしょう?」
「あ、私、新しい武器はリュウナに貰ったのがあるので、まだ買う予定はないんですけど。メインは斧です。」
「え?リュウナ様が武器を?では、どのようなご用件で?」
「サクが見せたいものがあるんだって!」
「見てみて!これが刀だよ!シェリカさん!!」
「?!刀?!ど、どうやってこれを?!」
「これはね、リュウナが古代氷竜って奴を倒したら貰えたの。氷属性の付与がついてる刀だよ!!」
「!!まさか、古代氷竜までも?!さ、さすがです!・・・剣とは違って片刃で反りがあるのですね!それに綺麗です。これは芸術品です!!」
大興奮だ。
あ、そうだ。銃もおもちゃ版作ってあげよう。
「少し待ってて、銃も持って来る!おもちゃ版だけど。」
「え??リュウナ。銃も、貰ってたの?」
「いや?これから作るの。」
「「「はい?!」」」
「でも、作るところは見せな「なんで作れるの?!」いよ?」
被せて来たな。サクが。
「リュウナ様・・・見せてくれませんか?お願いします!!誰にも言いませんから!!」
「いや、役には立たないって、ただのモデルガンをポン!って出すぐらいだし。」
「リュウナちゃん・・・もしかして異能力に関係あるの?」
む、鋭い。
「・・・まあ、ある。」
「異能力というともしかして、固有スキル・・・ですか?それなら、聞き出せません。ルールですから諦めます。」
「その代わり、分解してもいい用と、試す用と、予備の3個作ってくるから、許してね?ミュウはサク抑えてて!」
「「了解です」」
「リュウナ〜!!!」
さてと、さっさと作って戻るか。とりあえず、店横にある路地に入り、創造する。
「クリエイト。」
「それがガキの固有スキルか。」
「はい?」
びっくりした。目の前に男の人がいた。
プレイヤー?いや、違う。
「誰?」
「俺はこの世界の太陽神だ。邪神が気に入ったガキというのを見に来た。」
「神ですか。これもイベント?遭遇率高いなぁ。」
「イベントではない。お前は調子づいてきたからな、脅しに来た。」
調子こいてんじゃねぇよ的な?
「異界の異物をこの世界に連れて来ているな?すぐにおい出せ。でなければ、邪神のお気に入りだろうがなんだろうが、消しとばす。」
異物・・・?
「異界の異物ってなんのことですか?」
「貴様の世界で悪魔と呼ばれている存在だ!!」
急に大声は出さないでほしい。びっくりするじゃないか。てか、悪魔ってことはサマエルのことだよね?それを、異物?
「おい!聞いているのか!!」
「うるさいなぁ。【黙れよ。下級神のくせに・・・に逆らうな!】・・・ん、あれ?いまなんか・・・」
私じゃない別の声がしたような・・・?
「リュウナ様っ!急に消えたからびっくりしました。」
ぎゅっと前から抱きついて来る。
「あれ?サマエル?」
「はい。私です。」
「今・・・そこに誰かいなかった?」
「??いえ、誰もいませんよ?というか、銃を作り終えた瞬間リュウナ様が消えたので驚きました。結界のようなもので隔離されてましたので破壊して放心状態のリュウナ様に抱きついたところです。誰かいたのですか?どんな感じか覚えてます?」
「・・・・・・思い出せないや。あれー?確かに話ししてた気がしたんだけど。ま、いいか。みんなが待ってるから早く戻ろ!」
「・・・はい。そうですね。薄気味悪いですし早く行きましょう。」
そして2人は店へと戻る。
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「ぜっはぁーぜはぁー!」
「まったく、僕のお気に入りに手を出すからいけないんだよ?あの子の中にはあの子自身も知らない力が潜んでいるんだ。迂闊に手を出すな。」
「一体、ナニ、がっ。ひゅっゲホッゴホッ」
「さあ?僕にもわからないんだよね。ただ、次に手を出したら消されるのはお前だよ?他の奴らにも言っといて?お前らから干渉することを禁ずるってね。んじゃ、よろしく!」
「・・・早く、他の奴らにも、言わないとっ!!」
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「なんですか!これは?!うわぁ!うわぁ!早く分解してそれであーして、こーして!!!試作もして!」
大興奮②です。
「使い方は簡単で、この引き金を引くだけで・・・」
パン!カラン
狙った空き缶が倒れる。
「おぉー!!凄いです!これが鉄なら威力は倍増ですよね!?リュウナ様が言ってたように魔法も、打てたら・・・っ!!大発明です!頑張ります!!」
「ふふっ。頑張って。期待して待っとくよ!」
「はい!!」
あーシェリカさんの笑顔が眩しいです。
「さてと、私はクレア達に報告して来るね。あとアイテムを売りに行かないと。みんなはどうする?」
「私は付近で新しい武器を試したいです。」
「じゃ、ミュウに付き合うよ。」
「りょーかい。じゃねー。」
シェリカさんにも挨拶して店を出たらすぐにサマエルに手を繋がれる。
「え?なに?どうしたの?」
「リュウナ様はこっちでもすぐ居なくなるのでこうしときます。」
「・・・様ついてるよ?サマエルお兄ちゃん?」
「あ。・・・でも、リュウナ様も途中から呼び捨てでした。」
「ばれてたか。」
あはは〜。
「まあ、誰も居ないんですからいいんじゃないですか?」
『私等は居ますがね。』
「・・・空気を読んで帰ってくれても良いんですよ?」
なんでいるんだよ的な視線をガンガン飛ばしながらルードを睨みつける。
あ、ちなみに、古代氷竜さんがルード。紫の飛竜がライ、緑の飛竜がフゥになったよ。ライは雷、フゥは風の魔法使えたからね。
「こらこら、喧嘩しないの。ルカさんのところ行くよ。」
「はい。」
サマエルの方が年上のはずなのに、なんか変なの。クスクスクス。
「?何笑ってるんです?」
「ふふふっ。なんでもないもん。」
「・・・・・・教えてくれないのなら、こちらにも考えがありますよ?」
「へ?なに・・・ひゃっ。ちょっ!下ろしてよ!」
なんでこのタイミングでお姫様抱っこするの!
「教えてくれたら降ろします。」
「変なこと考えてたわけじゃないんだから降ろして!」
「じゃ、教えてください。」
うっ。
「べ、別に。サマエルの方が年上なのに、いつまでも敬語だから変な感じがしてただけ!ほら、言った!降ろして!」
「本当に変なことじゃなかったですね。敬語なのは当たり前でしょう?主従関係なのですから。リュウナ様が私の主人なのですよ?」
「そうだけど。その、あの。敬語じゃなくても良いというか。・・・っ。とりあえず降ろして!」
顔が熱い。絶対真っ赤だ。至近距離でなんで平然としてられるかなこのサマエルはぁ!あぅー。
「(・・・・・・可愛いですね。やばいです。こんなに顔真っ赤にして。すぐ下ろすつもりでしたが、もう少しこのままにしましょう。)」
「もう!サマエル聞いてる?!」
「・・・リュウナ様って男と付き合ったことあるんです?デートとか。」
なんでそんな話になった!!?
「え、ないけど。まだ中学生だよ?!」
「あぁ、そうでした。・・・好きな人はできてます?」
だからなんでその話題から離れないの?!
好きな人?好きな・・・・・・リル・・・?元気かな。
ラミナももう私のこと嫌いになったよね。怖がらせたんだから当たり前だよね。
ズーンと元の世界の神たちのことを考えてしまい、落ち込むリュウナ。
(・・・嫌な予感がします。落ち込み出したし、これはあの神々のこと考えてますね。そんな顔をさせたかったのではないし、あいつらについて考えさせたくもなかったのに失敗しました。あいつらのこと思い出せないように印象付けるにはどうすれば良いでしょう?・・・・・・・・・)
「リュウナ様?こっち向いてください。」
「・・・・ふぇ?何・・・・・・?!?!」
・・・・・・えぇ?!か、顔上げたらサマエルの顔が間近にあって、すぐ目の前にあって、それで、スッと近づいて来てなにをしたいのかよく分からなくて呆然としてたら、く、くくく唇にや、柔らかいものが当たって・・・・・・・・ってキキキキキキキキス?!?!ちょっ、舌入って来?!
「ンン?!んぅ。んぁ。サ、マエ、ルっ。待っ!!」
頭押さえつけられてるから逃げれないし!!
んぁっ。なんか、気持ちよくなってきた。頭がボーッとする。
サマエル視点
「ンン。・・・ハァ。(これで大丈夫でしょう!・・・ってヤバいですね。キスを終えた後のリュウナ様とろけ過ぎです。色々ヤバいです!!)」
リュウナ様はしばらくボーッとしていたので、どこか休めるところを探すため周りをキョロキョロすると、なにやら、顔を赤くしてこっちを見ている人々が数人。リュウナ様の状態を見て前かがみになるゴミ数人が目に入ったので、一時的に路地に入り急遽作った私の空間に入りました。周りを気にしなかった私が悪いのですが。
・・・・・・まだ復活しないですね。
・・・私の空間ですから、攫われることはないでしょう。寝込みを襲うのはマナー違反ですよね。寝てはないですが。嗚呼、駄目です。我慢しなくてはならないですが、これは、リュウナ様よだれが垂れてますよ?さっき味わってて知りましたが、唾液が甘いんですよね。魔力が含まれてるからなのか、よくわかりませんが、これは私にとってとてもお得なのです。身体が軽くなるし、リュウナ様のためならなんでもできますし、なんでもしますから。もう少し唾液ください。
「ペロ♡んむ。ゴク。」
またキスしてしまいます。止まらないです。
「んぁ。ふぁ。サマエル?」
お、気づきましたね、
「はい♡なんですか♡」
「・・・頭からツノ生えてる・・・翼もある?」
と昔の私にはなかった上級吸魔の証を見つけるリュウナ様。
「へ?」
なんですとぉ!?
「ちょっと待ってください?!それ、上位進化の症状じゃないですか?!確認しますから、リュウナ様はとりあえず、お膝に!!」
2回目のキスの余韻がまだあるようで、ボーッとしたままのリュウナ様を膝に乗せ、姿鏡を用意して確認する。
こ、これは!!翼もしっかりと背中から生えている。色は黒。翼膜は赤でマントみたいですね。そして、頭にはこめかみ辺りから黒い捻れたツノが上の方向に伸びるように生えている!!!
完全体じゃないですか!!!!
悪魔はツノの大きさと翼の鋭角さによって格が変わっていきますが、これ、悪魔王超えてません?!なんでこんな急に!なにをして・・・?私は、今何を・・・あ。え?リュウナ様の唾液・・・のんだから?
血や、魔力珠の効果も蓄積されていた可能性もあります。ですか、きっかけはリュウナ様ということになりますよね・・・。リュウナ様に視線を落とすと、今なんとか意識を取り戻したリュウナ様はキョロキョロと辺りを見渡していた。
それをぐるっと半回転させて、私の方向に向かせる。
「ぁ。サ、サマエル?だよね?なんか、ゴージャスになってない?」
「・・・はい、リュウナ様のおかげで進化しました。」
「へ?私?」
「はい、リュウナ様の唾液や、血や、魔力珠のおかげではないかと。」
「へ〜、唾液・・・・はい?!の、飲んだの?!」
「飲みました♡美味しかったし、いくらでも飲めます。おかわりしてもいいですか♡」
「だ、駄目!今日はもう駄目!あぅ。思い出しちゃったじゃん!」
「お顔が真っ赤で可愛らしいですよ?最後まで食べて欲しいんですか?」
「・・・???最後までって何を?」
「・・・・・・失礼しました。調子に乗りすぎました。まだ知らない情報のようですね。これからじっくりと私が!教えてあげますので、大丈夫ですよ?」
私がを強く主張して大丈夫だというが、
「大丈夫だとは全然思えないのはなんで!!?」
「・・・リュウナ様。」
「な、何かな。」
「もう一回だけキスして戻りましょうね♡」
「ふぇ?!ちょっ待っ!!んぁ。ぁあ♡」
「キスに集中してください。気持ち良いでしょう?」
「んぁ!ダメ!サマエ、ルぅ…」
リュウナ様最高です。が、これ以上は失禁されかねないのでやめましょう。意識だけここに連れてこられている今。本体は大変なことになってそうです。ゲームをログアウトしたの確認したらすぐにお邪魔させてもらい、誘拐させてもらいます。いや、ゲームを終了したら夜ですね。上位進化したので蝙蝠になれるはずです。忍び込んでリュウナ様を観察するのも一興。ふふふ。リュウナ様は誰にも渡しませんよ?あの神々には絶対に!
ぱっと離すと、一気に力を失って、体にもたれるリュウナ様。可愛い♡大興奮ですよ?
でもこれ以上は我慢です。もう妹ではなく、女としか見れないです。嗚呼、めちゃくちゃにしたいです。
乱れるリュウナ様を早くっ早く見たいです!!!
とまあ、こんな感じで、一仕事を終え、満足感満載の私と、熱い顔をなんとか鎮めようとしてるリュウナ様。ちなみにサマエルの翼とツノは不可視モードにできるようで、消した状態である。
「・・・もぅ。サマエルのバカ。」
「・・・・・・・リュウナ。愛してますよ。(ボソ」
「っ〜〜!!!////////」
嗚呼面白い。
冷めてきた顔がまた熱を帯びる。耳まで真っ赤。
戻ってリュウナ視点
ううううぅーー冷めろ!!サマエルのバカァァ!!
耳元でボソって!くそぅ。
・・・あれ?私、リルのこと好きなんだよね。なのにサマエルと、キスして、抱きしめられたり…これは不倫というやつでは?!二股?!い、いや。サマエルのことは別に好きじゃないこともないんだよ。あれ?あれれ???私が本当に好きなのって・・・どっち?・・・・・・わかんなくなったぁ。
この時、サマエルが異空間に拉致したため、契約獣たちは強制送還されている。顔のほてりを冷ますことと好きた人がどっちなのかわからなくなってきたリュウナはそれどころじゃないのだが・・・。
つづく!!!
さあ、本命はどっちになるんでしょうねぇ(笑)




