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私は非日常を望んでいる。  作者: ʕ•ᴥ•ʔ(神白)
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第3話

いい能力ゲット!あれ。技認定されるから技ゲットかな?忍力使って、ビルの側面走り回ったりビルとビルの上飛びまくったりしたいな。夢だよね。ロマンだよ!


「うわぁーん。うわぁーん。」


ん?どこかで子供が泣いてる?

・・・ちょっと様子見ていくか。


△△△△△△△△△△△△△△△△△△


「へん!バカで!こいつ頭良くなりたいなんて願うから、こんな目にあうんだよ!頭良くなっても意味ねえってわかったか?あぁ!!?」


「ひっく、やめてくださいっ。何もやってない、のに。」


「賢いからって偉そうに上から目線で話してきたじゃねぇか!大体、顔が少し可愛いからって女子にもモテやがって!」


「そんなの、知らな、いよー。」


・・・何これ。イジメ?しかも小学生かな?公園には彼らしかいないのか。まあ、外出禁止令みたいなの出る前に学校に行った組が帰る途中にやらかしてる感じかな?

泣いているメガネかけた男の子は、頭が良くなったのかな。どんな感じの能力か気になる。

もう1人は怪力だね。強くなりたいとでも願ったかね?怪力はサイコキネシスがあるからいらないや。

能力が欲しいからメガネのこ助けるか。


「・・・ねぇねぇ、怪力の君。弱いものイジメはいけないと思うよ?」


「・・・っ?!な、なんだよ!関係ない奴はどっかいけよ!」


突然話しかけられてびっくりしてますな。


「ほら、その男の子下ろしてあげな。」


「うるさい!どっか行けって言ってんだ!」


ゴゥッ!

手頃な石を拾い私に投げる。

彼は怪力の持ち主だ。投げれば豪速球となる。

まあ、関係ないか。

私はサイコキネシスを発動させ石の動きを止める。それを手で受け止めたように見せる。


「・・・え?なんで。」

お目々丸くして驚いてます。怪力くん


「危ないなー。人に向かって石は投げちゃダメなんだよ?こうやればみんなどっか行くなんていう考え、君以外の異能力者に効くと思わないことだよ?」

少し脅しながらいうのがコツです!


「ご、ごめんなさい!」


「まあ、許してあげよう。じゃあ、その子にも謝ろうか?」


「・・・こいつは弱いから謝らなくても・・・・・・ぁ。ご、ごめん!もう二度といじめません!」


謝らなくてもいいなんて言おうとした怪力くんに滑り台を私が掴みそのままサイコキネシスで浮かせる。そして笑顔で怪力くんを見る。

それを見た怪力くんはすぐに謝り二度と手を出さないことを誓った。


それを確認した後、持ち上げていた滑り台を元に戻す。接続の部分はしゃがんで手を当ててパイロキネシス使い接続し、氷使いで一気に冷やし固める。


これで元どおり。


「・・・・・・あの!」


「ん?ってあれ?怪力くんは?」

振り返ってみるとメガネ君だけ。怪力君は消えていた。


「怪力くん・・・千堂せんどうくんなら走って帰って行きました。あの!助けてくださってありがとうございました!」

走って逃げましたの間違いではないだろうか。お礼を言いに来てくれたのか。いい子だ。


「いえいえ、君に興味がわいたから助けただけだし。」

自分に興味ということできょとんとした顔になるメガネ君。


「僕に興味・・・。もしかして能力ですか?」


「うん。賢くなったって聞いたけど。どんな能力でどんな感じなのか聞こうと思って。」


「・・・いいですよ。教えます。助けてくれたお礼です。僕の能力名は『叡智』と言います。どういう感じかというと頭の中になんでも答えてくれるもう1人の存在がいる感じです。」

叡智ねー。ふーん。こういう時どうしたほうがいいか。とか答えてくれるのか。いいかもしれないね。貰おうかな。


「へー。教えてくれてありがとう。あ、私はこの辺に住んでる中学1年の神白龍奈っていうんだ。よろしくね?」

私はさりげなく手を出す。握手するために。


「あ、よ、よろしくお願いします!僕は小学4年生の時坂黒乃ときさかくろのといいます!」

ギュッ!と握手してくるクロノくん。かっこいいなクロノとか。最近の名前だわ。そして、握手しているうちに読み盗る。


「・・・。」

急に難しい顔になるクロノくん。


「・・・?どうかした?」


「・・・龍奈さんは何者ですか?」


さてなんだろね?これは。


「どういうことかな?」


「今、僕は叡智に問いました。龍奈さんは今、何かしているか、と。」


へー。そんなことも答えてくれるの?


「それで?」


「よくわからないが、何かはしていると返ってきました。今までこんなことなかったんです。よくわからないなんて答えてくる事なんて・・・。」


「・・・で?」


「・・・その後、僕の体に異常があることか聞きました。でもそれは問題ないと返ってきました。僕に異常はないなら龍奈さんは何をしているのか何故、それが僕の能力でもわからないのか。それが気になってます!・・・だから、その。」

意を決したように、顔を上げるクロノくん。


「僕を龍奈さんの仲間に入れてください!!」


「へ?」

・・・仲間?あー。仲間ね。そういえばそんな項目あったね。能力のことしか考えてなかったわ。

んー。叡智もう読み盗った後だけど。仲間にこの子がいると便利かねー。いない時は私の叡智に聞けばいいか。それが妙案だったらじゃないと利用するかしないかわからないけどね。というわけで仲間にしときましょうか。


「うん。いいよ。仲間登録の申請はそっちが出す?」


「・・・は、はい!出します!」


時坂黒乃さんから登録申請されました。

認証しますか?[はい]or[いいえ]


はいっと。


リーン!

はいはい。


□神白龍奈 Lv3


□異能力

□技 ←(未1)

□道具

□仲間←New(1)


・登録リスト

神白奏

神白貴人

時坂黒乃(New)


うん。できたね。


「確認できた?」


「え?確認ってどうするんですか??」

あれ、もしかして初心者だったか。


「えっとね・・・」

その後、少し説明した。先ほどの音についてもよくわかってなかったみたいだ。能力で聞いても鈴の音ですとか答えるそうだし。あんまり使えないのか?叡智。叡智のくせに?


「さて、私はこれから帰るけど、黒乃くんはどっちの方面なの?」


「あっちです!」

なんと!私の家と同じ方向ではないか。


「同じ方向だから一緒に帰るか。」


「!はい、一緒に帰りましょう!」


私は帰り道、絡まれないことを祈りながら帰った。ただただ面倒くさいから。早く母さんのお昼ご飯が食べたい。



□神白龍奈 Lv3


□異能力『読み盗る力』

□技

サイコキネシス

バイロキネシス

氷使い

サイコメトラー

クレアボヤンス

五感強化

テレポート

忍力

(New)

叡智(未)


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