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「あっ。お前・・・何故ここに・・・?」

「どうせ転生の魔法でもかけたんでしょ?僕もそれくらいのことは予想してたよ?だから・・・」

「魔法か何かを使ったと・・・?」

「さっすが魔女様・・・一回魔界に帰られたほうがいいとおもいますよ?」

「その口調やめろ。どういうことだ?」

「こわいこわい。ようするに、君のいた魔界と今の魔界は全く違う物、とおもってもいいとおもうよ。」

「どういうことだ?」

「そのままの意味だよ。昔と今は全くもって変わった、ということ。君は変わっていないようだけど・・・」

「うるさい。で、何のようだ?用がないなら帰れ。」

「そうだった。そのこだよ。そのこが用だ。」

ミレイ・・・いやだ。こいつは俺が必ず守ると決めたんだ。

「ミレイ。さがってろ。大丈夫だ。」

「し、しかし魔女さ・・・!」

「大丈夫だ。俺の呪いも解け始めている。」

こいつに何度嘘をついたのだろう。こいつの病が伝染したのか、それとも毒味した薬の副作用か、わからないがどちらにしてもこいつのもたらしたものであることに変わりない。それをこいつが知ったらどうなるのだろうか。崩壊してしまうだろうか?そんなことはわからないがこの後もこいつには笑っていてもらいたい。その笑顔を俺が見られなくても。笑って・・・

「ミレイ。命令だ。下がってろ。」

渋々ミレイは中に入った。そして鍵をかけた。そして魔法でもしめた。複雑な式で。

「やるぞ。」


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