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俺はシシカ・ミミカレイという。俺は人間でいう、魔女だ。

「魔女様~」

「おう。ミレイ。どうした?」

「朝ごはん。できました。」

そいつのことはよく分からない。ま、そいつが言いたくないのなら別にいい。そもそも俺はそういうのは気にしない。プライバシーというものもあるのだ・・・多分・・・こいつにはないのかもしれないが・・・こいつには俺と同じく親がいない。捨て子、らしい。そして名前は俺がつけた。ミレイと。俺は飯を食べてミレイと外に出た。ミレイは何か重い病気で命に関わる。だから少しでも免疫をつけよう、ということで少し外を歩く。ここは森の中。少し歩いたところにミレイは倒れていた。ぼろぼろでさすがの俺もそいつを助けた。こいつはいいやつだとおもう。俺が命令しても反抗せずにほいほいとする。きっと俺が無理難題の命令をしてもするだろう。何でも。

「魔女様。すみません。せっかく研究中なのに・・・」

「あ、いや。別に俺も気分転換というものも必要なんだ。」

「本当にすみません。」

「いや別に・・・本当に気分転換だから。」

研究中、というものに嘘偽りはない。しかし気分転換、というものにも嘘偽りはないのだ。その研究している物はこいつの病気について。しかしそれは俺の趣味、のようなものであることに嘘偽りはない。

「・・・ところで魔女様。一体何を研究されているのですか。」

「それはだな~」

内心なんて誤魔化そう、と考えている。だって恥ずかしいではないか。魔界で1番おそれられた、とも言われるやつがこんなガキのために研究をしているなど・・・

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