~予習!~
予備知識的な物です。
少しづつ手を加えていくかもしれません。
~私立嵩観獣人学園~
通称ケモガクと呼ばれる獣・人共学の高等学校。
教育方針は〝ヒトとケモビトの融和と協調〟
~ケモビトとは~
2100年代に発見された〝獣の力を持つ人間〟の事を指して言う言葉。
その後自然交配や人工交配等によって急速に世界に広まっていった。
発見直後は獣人等と言われていたが、いつしか誰が読んだがケモビト(ケモノ+ヒト=ケモビト)と略されるようになった。
ケモノ譲りの高い身体能力を持つケモビトは社会においてなくてはならないものになった半面ヒトからの風当たりは強いものになってしまっていた。そして誕生からニ百年という歳月は、ヒトとケモビトの間に見えない壁を作ってしまっている。
そのためこういった人種間での犯罪や事件が後を絶たず、一種の社会現象化している側面もある。
ケモビトは、その体躯に関わらずベースとなった生物で一応カテゴリー分けがされており犬や猫など(大型犬小型犬に関わらず)はカテゴリーS。
少し大きくなってカンガルー等の生物がカテゴリーMそして象などと言った超大型生物をカテゴリーLと分類している。
ケモビトとはいえ、姿形はヒトでありその能力を使う時に耳や爪等の特徴的な部分が現れる。
その状態を〝ハーフリンク〟と言う。何も使わずにケモビトが能力を使用できるのはここまでが限界であり、より効率よく更に能力を引き出すためには専用に開発されたデバイス〝ビースト〟を使用する。
デバイス〝ビースト(BEAST 〝BEasting Abilityopen Structureprogramming Trancefoamdevice〟)ケモビトの能力展開による形態変化するデバイス〟
ケモビトが能力を安定的にかつ効率的に使うために作られたデバイスで、待機状態ではただの直径五センチほどの小さな球体でしかない。
このデバイスは、持ち主のケモビトのベースとなった生物を装着と同時にくみ取って、持ち主によって様々な形に変形したり能力の増幅デバイスとして機能する。そのため一
人一人それぞれたとえ同系統のケモビトであっても全く同じものは存在しない。武器として形をなす物を〝アクティブ型〟形を成さず増幅デバイスとして機能する物を〝ブーステッド型〟と言う。特に呼称が決まっているわけではないが、各々が勝手に名前を付けている。(付けていない人も多い)
本来、かなり武器の色が濃いデバイスであるが、ケモビトがその能力を誤って暴走する危険性もあることなどからそれを抑制するデバイスとして普及している。
学生など未成年にはシステムにリミッターがかけられた物が一般的に能力を適切な判断力で使用できるとされる中学の卒業時に渡されており、
高校入学時点であらかたビーストは持ち主のベースとなった生物の能力を把握しそれに準じた形や能力を持ち主に授けている。
またこのデバイスによる事故や事件を未然に防ぐために、デバイスが攻撃対象をケモビト以外と認識すると、自動的に待機状態に戻るヒトの保護機能が組み込まれている。
しかし、物によっては不正に取り外されているものも存在している。
~闘争本能~
ケモビトが〝ビースト〟を使用する際に消費する〝気力〟の事でいわばエネルギー。ケモビトが持つその本能に呼応して〝ビースト〟はその能力を行使し形を変化させたりそのデバイスを間に挟むことで〝闘争本能〟を具現化して打ちだしたりそれを纏うことで身を守る事もできる。
〝ビースト〟はこの本能を波長として読み取り、それをデータ化し情報を固定化して具現化させる。
当然個体差があり、この本能の量が〝ビースト〟の使用時間に比例する。
一般的に、巨大な〝ビースト〟であればあるほど一回当たりに消費する〝闘争本能〟は大きくなる。
ケモビト研究会
奏音が立ち上げたサークル。
部活動の主な物は、所謂なんでも屋みたいなもので、ヒトケモビト関わらず相談に乗りそれを解決するという物。
部活動理念は〝ヒトとケモビトの調和!〟とかなり「ざっくりして」更に、かなり「くくりが大きい」が奏音曰く、「ヒトやケモビトの相談にのってそれを解決すればそれだけケモビトの見方や評価も変わってくるでしょ?」とのこと。
ISの二次創作を書かせていただいていますしるくと申します。
今回新たにオリジナル小説を書こうと思いまして、予備知識的な物を書かせていただきました。
皆さんどうぞよろしくお願いします!