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ちょっとした陰謀論

作者: あかさたな

 陰謀論って知ってますか?

 知らない人などいないと思いますが、簡単に説明すると、んなわけないことです。

 んなわけないのですが、なんか面白いんですよね。

 機関の陰謀がどうとか、審判の日がどうとか。機械が人間を地球に有害と判断してどうとか。

 そこで考えたわけです。自分も陰謀論を作ろうと。陰謀論を作るって表現あってんのかわかんないんですが。

 そこで、テーマを決めました。今書いている小説家になろうと言えば、異世界転生! という理屈で異世界の陰謀論です。

 親分、コイツアホなこと言ってますで! みたいな感じで楽しんでいただければ幸いです。




 なろう系といえば、馬鹿にされやすい傾向にあります。理由は矛盾点の多い物語や、じゃがいもがそのままの言語であるところなどがあげられます。こんなこといってもしょうがない気がしますが。

 しかし考えます。基本的に中世ヨーロッパをベースにしているのに日本語で通じるのか?

 通じるとして、なぜそのままの言語で存在しているのか?

 なんとこう考えれば理屈があいます。

 なろう系は異世界から来た者が書いたものであると。

 今からその理由を説明します。


 その前に注意書きを。

 もし異世界があった場合、異世界からすれば私たちの世界こそが異世界なわけです。

 しかし私は今回、私たちの世界こそが元の世界として話を進めます。

 また、異世界は現実世界に魔法などを追加したものとかんがえています。


 昔は男尊女卑がとんでもなかったと聞きます。理由はGoogle先生に訊いても出なかったんで知りません。

 もし昔の人々が異世界へ転移したとします。

 異世界というのは魔法が使えます。そんなところで、男性の持つ女性に対して有利な点というのは消し飛んだと考えていいでしょう。

 そんな社会で、もし女性が男性に対して殺意を抱いても、なんの不思議もないのではないでしょうか。

 そして、そこでは男性は子孫を残すための道具として扱われます。

 さらに、新しい宗教が生まれてもなんの不思議もありません。そこで男性は神の生贄として捧げられるわけです。

 新しく生まれた子どもたちはこのような教えを受け、この通りに育ちます。


 この理論はすぐ女性キャラが惚れることに繋がります。

 あなたがなろう系を馬鹿にしていたとします。あなたは死に、異世界転生します。そこで大量の女性が迫ってくるわけです。

 そこであなたは、こう考えるはずです。まあこんなもんかと。

 つまり異世界人がなろう系を書く理由、それはこの状況に違和感を持たせないためなのです。

 しかし騙されてはいけません。それは子孫を残すためであり、あなたには一切の恋愛感情を抱いていないのです。


 この理論は異世界と言語がつながっていることともつながります。転生しているのがもともとこちらの人間なのだから、呼称や言語が一致するのは当然のことなのです。


 また、異世界に転生した場合、自分が最強だという間違った認識を植え付けることにも成功しています。

 最強だと思っている間は、自分が生贄になることなど露ほども思わないのです。


 そしてなぜ中世ヨーロッパなのか、それはかなり難しいのですが、ついに閃きました。ある程度元の世界と違っていなければおかしいのだと。

 考えてみてください。あなたが異世界転生したとして、なろう系と全く一緒ならば、逆に不信感を覚えるではないでしょうか。

 そういう点では、この中世ヨーロッパという設定はないものとして考えた方が良いのかも知れません。


 そしてこの理論、異世界転生さえ流行らせればいいわけです。そうすればさまざまな人が書き、大量の作品が生まれるわけです。

 そしてとれだけ面白かろうが面白くなかろうが、主人公に女性キャラがすぐに惚れることと、主人公が最強でさえあればいいのです。



 さてどうでしたでしょうか。所々論理の飛躍が目立ちまくりますね、宗教のとこ飛躍ってレベルじゃないでしょあれ。

 本屋で陰謀論めいた本を見て書こうとおもったんですが、いやはや想像力のなさを思い知らされました。

 私も関さんに一歩でも近づくことができたでしょうか。

 それでは。

別になろう系が嫌いなわけではないです。

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