表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
544/566

544.【番外編】王家騒動 6

ララ:メリッサはソウル王子に相当惚れ込んでます。


ノン:…知ってますわ。目をみれば分かりますから。ソウルは、幸せ者だと思ってます。私が孫達に会いにウェスターナル領に行けばいつも仲良く出迎えてくれますし。ああ、カルア王女様夫婦もですわね。あの夫婦もとても仲良くしています。子ども達もみな向上心のある明るいとてもいい子達です。

婚約相手に申し分ないといえばそうなのですが、孫のソメドックはソウルによく似ています。異父兄にそっくりの甥っ子と婚約したくない気持ちは理解出来ます。

さらに、血が濃すぎるのは問題ありですわ。

国家のためにどうしても必要な場合を除き、近親婚は極力避けるべきです。


ララ:同意致します。四星以上ならば皆どこかしらの血縁、縁戚関係ですが、出来る限り縁遠い相手が望ましいと思います。


ノン:去年もリリーの婚約者にサザリーナンダの嫡男はどうかと言ったのに…。フィアレアラが公爵家の嫡男は自領に帰るから駄目だなんて言うから困るのですわ。

 

リマ:そうですわね。確かに、甥っ子が婚約者を決める前に確認致しましたわ。元々は甥っ子がリリーレアラ王女様の第一婚約者候補でしたから。


フィ:…。


リマ:公爵家分家筋でしたら、四星男性はたくさんいます。特に北は多いですし、東には王女様と年齢の合う分家五星もいます。侯爵家本家筋の次男以下や侯爵家分家筋の者を本家の嫡男にすげ替える方法もありますが、少し厳しいかと。


妃全員:…。[←フィアレアラをあなたが悪い、という目でじっと見る]


フィ:分かりました。私が全部悪いのです。私が責任取ります。


妃全員:…。[←本当に任せて大丈夫かしら?口下手、鈍ちんのこの人に、という目でフィアレアラをじっと見る]


フィ:何か?何か問題がありますか?


妃全員:…。[←フィアレアラが誰かを説得出来るとは思えない、という目でじっと見る]


ララ:えっと…、その…、私、ソウル王子に説得してもらうのはどうかしら、と思いますわ。リリー王女様は、私たちの顔を見たくないと言ってましたから。きっと今パニックになっているのです。下手に親の私たちが刺激するよりも異父兄にお任せしてもよいかと。


リマ:いい考えに思いますわ。親となり子でもあるお優しいソウル王子様ならばきっとご両親のお気持ちを代弁してくださいますわ。


ノン:…そうね。リリーは、今、私の話なんて聞いてくれなさそうだからソウルに任せようかしら。


フィ:…。みんながそう言うならば…。実はリリーになんて言えばいいのか分からなかったからちょうどよかったです。


妃全員:…。[←なんて言えばいいのか分からなかったんか〜い。やっぱりと言えばやっぱりね。ああ、やっぱりフィアレアラ(皇女(様))に任せなくてよかった、という目でじっと見る]


フィ:私、帝国に行って来ますね。お迎えには少し早い時間ですが、従妹殿皇帝陛下にリリーだけでなく子ども達が留学してよいか聞いてきます。

後、実は…、父上がラリー以外の孫達にも会いたい、会わせてほしいと言っていたのです。そのことも含めて相談してみます。

将来、帝国と王国の子孫が被ることを防ぐためにもやはり私のことを秘密にしておくのはよくありませんから。フィオナの時代のように交流を深めるのがよいと思います。


ノン:はい。実は気になっていたのです。帝国のフィアレアラのお父上様に、スーラ様以外の私達妃達が何のご挨拶もなしでいることを。


フィ:それは気にしなくていいのです。私が会わせるつもりはないと父上に言ってますから。

ああ、もし、色々相談するならば、時間がかかりそうですね。先にウェスターナルに行きましょうか?ははっ、今時間、ソメドックは魔法の練習中ですね。ちょうどいい。クノン、行きましょうか。


ララ、リマ:…。[←返事する間もなく消えたわ。せめて何かしら連絡を入れてからでもよかったのでは、と同じことを思いながらお互いに相手を見る]


フィ:ただいま〜。では、私、帝国に戻ります。


ララ、リマ:…。[←ってもう帰ってきて、行ってしまったわ。早すぎ…。]

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ