表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
正夢に追われて  作者: ほしのみらい
12/16

第二章第六話

 バイトが終わって、凛からのLINEの受信を見た雪村。内容を確認した。

 

 (また起こっちゃったんだ……。何とも複雑な心境。)


 (バイト終わってこれから帰る。)

(おつ。夕方のニュース番組は大変な事になってたよ。)


 (帰り、気を付けて。)

(戻ったらTVとネット、確認するよ。)


 アパートに帰ってきた雪村は、自転車置き場に自転車を急いで置くと、部屋に小走りに戻った。


 ベッドに寄りかかり、TVを点けて、国営放送のニュースを映す。別の内容のニュース報道を横目で見ながら、スマホのニュースアプリを開いた。


 「元々暴落の気配が有った銘柄だった?芸能人Tは、それを買わされたのかな?全財産を投じたらしいのかぁ……。SNSでもトレンド1位だし。大騒ぎだね。夕方の臨時ニュースが想像つくよ。」


 呟きながら凛にLINEを送った。


 (アパートに戻って確認した。可哀想な話だけど、夢と同じ事になってる。)

(今はTVよりネットが騒がしい。)

(うん。SNSのトレンド1位になってる。)


 (Tに興味は無いから、私には関係無い。深く考え過ぎない様にしとく。)

(あぁ、凛の言う通り。気にしてたら頭おかしくなるって。)


 (7月末までに何度か夢見るんだろうね雪村は。)


 (分からない。見ない時は全然見ないから。)


 (ふうん、そうなんだ。)


 (やっぱり凛に話さない方が良かったかなとか、最近思う。ノートの内容を気にしないでいた方がいいよ。)

(別に気にしないから大丈夫。でもノートのチェックはするよ。)


 (うん、チェックだけね。凛が考え過ぎない程度でいいよ。大した出来事ではないんだしさ。)


 (今日はもう風呂入って寝るー。おやすみぃ。)


 (うん、おやすみ。)


 


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ