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プロローグ

拙いです。すいません。

あと方言に関しては素人なのと読みやすさで書いてます。


俺はあの時、大学二年生

秋田の田舎で生まれ育ち、大学は念願の東京の私立。

一人暮らしにも慣れ、講義受けたり、バイトしたり、サークルに行く。どこにだっている普通の大学生だ。


俺の事なんかどうでもいい、それよりあの夏休みだ。あの夏休みの事は今でも夢だと思う。

信じてくれなくても構わない。

ただ誰かに話さずにはいられないんだ。


俺はどうしても田舎暮らしが嫌で、大学は絶対東京と決めていた。実家は農家だったが、奨学金でもなんでも借りてやればなんとかなると思ってたし、実際なんとかなっている。夢の東京一人暮らし、サークルは飲み会メインのバスケサークル、友達もできて、あと足りないのは彼女だけ、、


すまんな、また自分語りになってしまった。

あの夏に戻ろう。


『二十歳の誕生日くらい帰ってくんだべ?』


母親からのメールが入る。LINEどころかスマホすら持つ気はないらしい。なんとか携帯は持ってるみたいだが、メールと電話、カメラくらいしか使わない。


『帰ってもいいけど、飛行機代くらいは欲しい』


方言が嫌いな俺は、絶対方言なんか使わないと決めてる。二十歳の誕生日くらいは豪勢かいいものくれるだろうと帰ることにした。これが始まりだった。


「夏だけど、やっぱこっちは涼しく感じんな」


秋田空港に降りて、母親の車を待つ。すると丁度母親がやって来た。


「連絡もよごさねえで、元気しとったべか?」


「まあ、それなりに」


飛行機で疲れていた俺はそのまま車で眠ってしまった。


「ほら、起きて着いたよ」


起こされるとそこは一年半ぶりの実家だった。

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