最強の殺戮の神城物語スタートッ!!
くそぉ、異世界に来てまでまだいじめられるのか……。
いや、まてよ……。異世界にトリップしたってことは!!
「くくくっ……今まで俺を馬鹿にした報いを受けろ!!!」
俺は手に精一杯の力を込めて、放った。
「くらえ!ゴッドドラゴンエクストリームショットッ!!!」
俺がそう言った瞬間、拳が光り、ウザイ奴等が一斉に吹っ飛んだ。
「ぐあああああ!?」
「……やった!やったぞ!!これで俺は無敵だ!!!」
「ぐ……ぐあぁ……ぐあああああ!!」
「な、何!?なんだ、こいつら!?」
倒れたと思った奴等が、なぜか起き上がった。
『危険です!そいつらは魔王ウィルスに犯され、ゾンビ化しました!早く逃げましょう!』
「はぁ?俺が倒すよ!!……ゴッドドラゴンエクストリームショット!!!」
どぐわああああああああああああああんん!!!!
ぶわーーんがりゃっしゃーーーーーーーーーーーん!!!!!!
ゾンビ共は跡形もなく散り去った。
『殺戮の神城様……かっこいいです!』
「だろ?この無敵最強の俺、神城龍也に不可能は無いわけ」
「……あ、あの」
「あ?まだ生き残りがいたのか」
「ち、違います!俺はゾンビじゃねぇ!!」
良く見ると俺をいじめていたウザイ奴等の1人だった。
確か名前は……松井亮一。暴走族の一味で、クラスでも浮いてたっけ。
「何の用だ?」
「お、俺もついていっていいすか?」
なんだこいつ……腰が低いな。
「まぁいい。ただし俺に逆らったら……わかってるな?」
「は、はいぃ!!」
ふっ……気分がいいな。
さて、ここから俺様の最強物語が始まるッ……!