「猫の手も借りたい」
掲載日:2026/09/27
「猫の手も借りたい」という慣用句は、非常に忙しく人手が足りず、誰でもいいから手伝ってほしい状態のことを指す。
意味の由来は猫の足(手)はネズミを捕る以外に何の役にも立たないが、そんな役に立たないものでも借りたいほど忙しい、という意味から来ているという。
どんな人や手段でもいいから、とにかく助けが欲しい切迫した状況を表す。
しかし、実際にはけっこう役に立っていることの方が多い。ネズミ捕りが得意な彼らは古くから、穀物や養蚕に用いるカイコ、経典などの文書を食害から守ってきた。人間にとって大切な物を守る番人のような存在だった。
医学の発展にも貢献している。猫のウイルスに関する研究が、生命の仕組みや、がんが発生するメカニズムの解明に寄与している。ウイルス学者の宮沢孝幸さんが近著「猫が世界を救う」で紹介した。、
夏目漱石の小説『吾輩は猫である』では名前のない一匹の雄猫の視点から、主人である中学の英語教師・珍野苦沙弥や、そこに集まる変わり者たちの日常を皮肉とユーモア交え紹介している。
猫の小ネタを交えた小説はとても面白かった。やはり、猫はやはり私たちにいなくてはならない存在だった。




