わたくしは・・・
読んでくださり、ありがとうございます٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
よろしくお願いします!
「何だ?選ばれないとでも思っているのか?なら、本当にきいてみよう」
「そんな、試すような真似はおやめください」
「いや、是非ききたいじゃないか。クラリッサ嬢」
いきなりの展開にわたしが息をのんでいると、王太子殿下がにやりと笑ってこちらを見てきた。
「は、はい」
「答えてもらえるだろうか」
「わたくしは、彼・・・ロバート様と結婚したいです」
何かを考える前につるりと口から答えが滑り出ていた。はっとして、口元を押さえる。恥ずかしくて、頬が熱い。多分、赤くなっている。
「はは・・・。どうやら、お邪魔虫らしい。スウェルブ公爵、私はこれで失礼するよ。今日は急にきてしまって、申し訳ない」
「いえ、とんでもございません。むしろ、娘が口を滑らせまして、申し訳ございません」
「はははっ、謝るのには及ばないよ。こちらこそ、すまなかったね」
お父様が王太子殿下を送り出して、わたしたちを見て、穏やかな声で言った。
「二人とも、よく話し合いなさい。それから、ロバートくん。今夜、良ければ一緒に夕食をとらないか。もちろん、返事はあとできこう」
お父様はそれだけ言うと、あとは若い二人で〜と言ってはははっと豪快に笑いながら部屋を出て行った。なんか、少し拍子抜けだ。
わたしは、少し上目で彼・・・ロバート様を見上げて、立ち尽くしているロバート様に提案した。
「ロバート様・・・。ここでは何ですから、庭園に出ませんか。ちょうど良い塩梅の気温だと思うんです」
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まだ、続きます!
本当に、終わります・・・!
投稿は不定期に行いますが、頑張るので、読んでくださると嬉しいですᕦ(ò_óˇ)ᕤ