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どきどきの発言

読んでくださり、ありがとうございます٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

よろしくお願いします!

「失礼致します、クラリッサです」


 応接室に彼と一緒に入ると、お父様と見知らぬ男性が向かい合って談笑していた。


きっと王太子殿下だ。その後ろには側近らしき文官の制服をきた男性が立っている。王太子殿下はわたしをみると、笑顔を浮かべたまま立ち上がった。


「スウェルブ公爵令嬢。初めまして、だよね。私はレオナルド・エルゲートです」


「お初にお目にかかります、王太子殿下。わたくしは、クラリッサ・スウェルブと申します」


「あれ、ロバートもきてたの?ああ、そうか。婚約者とのお茶会を楽しんでいたんだ?済まないね、お邪魔をしてしまった」


 申し訳なさそうに王太子殿下が眉を下げる。


「いえ、お気になさらないでください、殿下。お久しぶりですね」


 彼がにこやかに話し始める。やっぱり従兄弟だけあって仲はいいみたいだ。わたしがそれをほうほうの体で見ていると、お父様からこそっと話しかけられた。


「済まなかったな、邪魔をしてしまって」


「いえ・・・。驚きましたけれど、何故、こんな急に?」


「どうやら、クラリッサと婚約を結びたかったようだよ。うちはロバートくんと婚約していることを秘密

にしているだろう?だからね」


「あら・・・。わたくしと王太子殿下が・・・?他にも良い方がいらっしゃるのでは?わたくしに決めた理由は何でしょうね」


「さあ・・・」


 お父様も不思議そうにしている。


「どうした?」


 王太子殿下と彼がこちらを見ている。


「いえ、娘に話をしておりましたのです」


「ああ、私の妃に、という話か?」


 そんな直截に!?わたしが内心驚いていると、彼が驚きを禁じ得ない様子で王太子殿下を見た。


「どういうことですか、殿下。彼女は私の婚約者ですよ?」


「ああ、知らなかったんだよ。ほら、情報を秘匿しているじゃないか」


 王太子殿下がそういうと、彼は少し焦ったようにああ、と頷いた。


「そうでしたね・・・」


「もちろん、クラリッサ嬢が私を選んでくれるのなら、是が非でも我が妃になってもらうが」


 そういうと、彼はびっくりしたように目を見開いた。


「嘘でしょう?」


「何だ?選ばれないとでも思っているのか?なら、本当にきいてみよう」

引き続き、読んでくださり、ありがとうございます٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

まだ、続きます!

今日中に完成する・・・気がします!

投稿は不定期に行いますが、頑張るので、読んでくださると嬉しいですᕦ(ò_óˇ)ᕤ

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