母の爆弾発言と微妙に凍る食卓
短めです!
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「クラリッサ。今日はロバートくんとのお茶会だからね」
お父様に朝食の場で言われ、わたしは頷いた。
「はい、分かっておりますわ、お父様」
「またあのようなお転婆はしないでくれよ」
「うっ・・・。それも分かっております・・・」
ぐっと言葉につまるわたしを見て、お母様が呆れたように呟いた。
「全く・・・。誰に似たのかしらね、この子は・・・」
食卓が一気に沈黙に満ちた。おしゃべりなお兄様ですら、しゃべらない。
「ん?なぜ皆何も言わないのよ?」
・・・一番お転婆なお母様がそれ言う—————!?
領地の川に自ら入っていって、ドレスを台無しにしたお母様が!?
雨の次の日に泥だらけの地面を見て、きゃあ!楽しそうね、クラリッサ、ヘンリー(お兄様)、一緒に転がりましょうよ!と言ってまさかの公爵夫人が自分からドレスを泥だらけにしたお母様が!?
お父様とお兄様が微妙な顔をしているのはきっとわたしと同じ想像をしているに違いない。
「い、いや、何もないよ、オリヴィア」
「そうですよ、お母様」
「うんうん、間違いありません、母上」
フォローするお父様に慌てて兄妹で追随する。慌てている家族を見て、お母様は手をあごに当てて呟いた。
「みんな、変ねえ」
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