東屋にいきませんか
読んでくださり、ありがとうございます٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
よろしくお願いします!
「ロバート様・・・。ここでは何ですから、庭園に出ませんか。ちょうど良い塩梅の気温だと思うんです」
今は夕方だ。まだ秋に入ったばかりの今はそれほど寒くないだろう。
「あ、ああ。そうだな。では、行きましょうか」
「はい」
短く頷いて、傍にいたメイドが用意してくれていたショールを羽織る。
ロバート様のエスコートで庭園に出ると、美しい薔薇や百合、綺麗なかすみ草など、いろいろな花が咲いている。
「美しいですね・・・」
「え、ええ」
ロバート様は内心ではまだ緊張していそうだ。ちらと見てから、わたしはわざと止まった。
「ど、どうされましたか?もしかして、足をお怪我されているのですか!?」
焦ったようにわたしに怪我の有無を尋ねてくれる。わたしは微笑んで、いいえ、と首を振った。
「先ほど言ったことですが。———きちんと考えていった訳ではありません。口が滑ってしまったんです。でも、わたしが口を滑らすときって、たいてい本心を言っているんですよ」
そこまで言って、言葉をきる。ロバート様は少し目を瞠って、言葉を探すように視線を泳がしている。
「———ありがとう。私も、伝えたいことがあります。良いですか?」
「もちろんです。あそこの東屋に行きませんか?」
「良いですね」
少し緊張したように微笑んで、またわたしに手を差し伸べてくれる。ゆっくりと、でも確実に東屋に向
かう。ついてから、向かい合うようにして座った。
「それで・・・?」
「この前から思っていたんですが、貴女と話していると、同じ空間にいるだけで心が和やかになるし、穏やかになるんです。
貴女とこれからも一緒にいたい。そう思います。これは、家の利益関係なく、貴女といたいと思ってるんです。利益がなくても、貴女と一緒にいたい、これからの人生を過ごしたい。
もし、貴女も、僕と一緒に過ごしたいと少しでも思っているんなら、この手をとっていただけないだろうか」
そう言って、わずかに震えた手をさしだしてくる。わたしは迷わずその手をとった。ロバート様が目を見開いている。わたしは微笑みかけた。
「嬉しいです。これからも、どうか末永くよろしくお願い致します」
引き続き、読んでくださり、ありがとうございます٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
次回、最終話になります・・・!
投稿は不定期に行いますが、頑張るので、読んでくださると嬉しいですᕦ(ò_óˇ)ᕤ




