電車の中でくじ引きを2回目
本日分ですー
「こんばんは」
にこりと、笑って彼女は向かい合わせの席に座る
最近3人で座ることが多いので、先に来た人が開いてる席があれば
確保してそこで、談笑することが多くなった
やっぱり、聞き手に回ることが多いけど
彼女の話を聞くこともできるし、鹿島さんの面白い話や
会話術も聞くこともできる
そういう意味では、楽しい
普通に、友達関係になってる気もしないけど、
それも含めて楽しい関係でいいと思う
今度の日曜に時間がとれそうとのことで、くじ引き
今回のくじ作りは僕だったので
わざわざつくってきました、あみだくじ
会社の昼休みにつくってたら、
先輩たちがいろいろ書き込んでカラフル
出すのが恥ずかしいような、ちょっと楽しみな感じだ
「早速だけど、くじ引きする?」
鹿島さんが、テンポよく会話を始めてくれた
「あ、今回は、あみだくじにしてみました
鹿島さんと花織りさんが、線を引っ張って
最終的に僕がどこか、選ぶって形でどうですか?」
なんでも、いいよと言ってくれたけど、一応提案
がさがさと、紙を広げると
二人して爆笑
「君は、会社で何やってんだか」
くつくつと笑う彼女
そりゃ、社名入り応援だもん
期待の新人作あみだくじここに登場!
さて、運命の分かれ道
とか、どこの番組のあおり文句なんだか、というのを
カラーペンで書き殴ってる
「昼休みに、つくってたら
先輩たちが、興味津々で、書き込んでいくんですよ
おもしろいでしょ」
うん、僕がみても面白い
「へぇ、吹田の営業か~」
笑いが収まったのが、鹿島さんも話に参戦
「ほんと、新人なんですけどね」
新卒新人、使えません・・・
「ま、いい先輩に囲まれてるじゃん
こういう遊びができる人ってのは、
仕事もできるからな」
たしかに、僕をからかって遊ぶ先輩達は、成績優秀
なんで、僕が営業一課に入れたのやらと
不安に成るぐらい、仕事のできる人に囲まれてる
でも、二課に配属されなくてよかった
「よくわかりますね~」
「遊びってのは、余力があるという証拠
休憩の短時間でできるってことはそれだけの知識もあり
かつ、センスがある」
彼女は、線を足しながら、答える
鹿島さんも、ひょいひょいと線を加えつつ
これいいなぁと、指しながら笑ってる
「できたぞ」
同時に、ペンを放してこちらにむく
「あ、はい、じゃぁ」
あみだっくじーひーてたのしい~とぶつぶつと歌いながら引いてると
鹿島さんが吹き出す
笑い上戸だなぁ
「じゃじゃーん、結果は」
ぱらりと畳んでる場所を開く
「実は、僕もしらないんですよ~」
先輩たちの横暴により、僕もどこに何があるのかは不明
「えーと、3人で仲良くいってこい!」
って・・・ええええ?!
「なかなか、上手の先輩たちだな
ここまで、させておきながら、3人でいけとの指示」
彼女も彼も笑ってる
「じゃ、スケートでもいきませんか?
車出しますよ、あと、そこの温泉でもどうですか?」
スケートと聞いて、彼女はう゛ーんと乗り気じゃない顔だったけど
その後の温泉ときいて、ちょっと嬉しそう
「混浴じゃないのが残念ですが
仕事の疲れを癒すのは、温泉ってことで
デートの名目でスケートってことにしてください」
最近、山の中腹に温泉施設ができて、
冬の間だけ、スケートができる
うーん、リサーチ早いなぁ
「僕は、それでいいですよ
前、そこに言った先輩から、食事も美味しかったって
聞いてるまで、どうですか?」
バックアップ発言
これでも、僕、スケートは得意なんです
他は、まぁまぁ・・・ということにしてください
そんなこんなで2回目のデートはスケートという名の温泉三昧に決定
楽しみだなぁ
明日は、こちらは、休みになるかもしれません、ご了承ください




