表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/31

デート2回目 彼と彼女と僕5

温泉にいきたいーっそう思いませんか?

意外と長風呂しちゃったらしく、借りた部屋に戻ると

彼女と食事を運んできたスタッフが、笑いながら鍋の準備をしてた


「おかえり」

そう言って出迎えてくれた彼女の片手にはビールの入ったグラス

早い・・・


「車できてて悪いとおもったが、先貰ったぞ」

くすりと、グラスをゆらしながら


「・・・・そりゃないっすよ~」

鹿島さんが、悲痛な声をあげながら、グラスを取り上げる


「飲酒運転は、リスクが高いぞ~」

くすくす笑う彼女

「8時間から12時間たてば、大抵の人は抜けるが

 んー、今から考えると、8時か12時か・・・」

流石に、帰宅時間が遅くなりすぎる


カラフルなメニューと別に三角ポップの広告が目に入った


「か・・・鹿島さん寂しいかもしれませんが、

 ここはノンアルコールビールとか飲んでみますか?」


広告を手に取り持ち上げる

「お、それいいな

 こんな機会もなきゃ滅多に飲めないしな」


通常、車出勤じゃないから、呑み会ならがっつりビールなどアルコール摂取

こういう機会がないと、呑めない、話のネタになる


「僕も付き合いますよ」

そう言ってどうしますか?と、にこにこ笑いながらまっていた

スタッフの人が、説明してくれる


「他の方には出してないんですけど

 サンプルでどうぞ~って業者さんがもってきたんがあるんで

 飲み比べされます?」


「「是非」」

二人声をそろえて飲み比べ注文


「お客さんはどうされます?」

振り返って彼女に問うと、ビールに目を向け

「これ飲み終わってから考えるよ」

と、グラスを振った


くつくつといい音を立てながら鍋が煮え始める

蟹鍋も食べたかったけど、食べにくいと駄目だからと、

今日は、鳥鍋

コラーゲンたっぷりで女性に人気!とか、先輩が言ってたし

彼女も鳥は好きとのことで、それに決定


グラスを片手に、ひょいひょいと具材を投入していく

もしや鍋奉行?


そう思ったのは僕ひとりじゃなかったらしく

鹿島さんが吹き出した


「どうせなら、美味しく食べたいだろ?」

照れ顔なのか、それとも少し酔ったのか赤くなった彼女は

僕らが何を考えたのか理解したようで

何も言ってない僕らに異議申し立てした


それを皮切りに爆笑

仕舞いには彼女も笑い出して、鍋談義

ノンアルコールビールの飲み比べにも参加して

もう一度お風呂にはいって

わいわい楽しく2回目のデート終了

そして、美味しいものがたべたーい、そう思います

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ