デート2回目 彼と彼女と僕3
体が冷えたので、まずは温泉
その後、食事という流れにして、館内着でのんびりしたいということで
和室を一室借りて、部屋食とした
フレンチとかは無理だけど
鍋なら大丈夫との説明で、彼女が喜んだので鍋決定
和食好みなのか、それとも、鍋好きなのか不明だけど
好みがはっきりしてて、テンポよくいろんなことがきまっていく
ゆっくりどうぞなんて、言われたら2時間ぐらい出で来ないぞ、と
笑いながら脅されたので
1時間ぐらいで、風呂に入って、食事して、その後また入ろうという話に
彼女は、垢擦りやエステにも興味津々で
スタッフから、説明を受けてた
ついでにしてみたら?の案に食事後、メニューみながら考えることに
なんか、いろんな体験ができておもしろいな
今までの人とくらべちゃだめなんだろうけど
ついつい比べちゃう
それしか判断材料ないしね・・・
あとは、友達の話とか
女の子、もしくは人が、こんなに、女おんなしてないのは
珍しいかも
ちょっとハスキーな声で、強めの口調
砂糖菓子みたいな甘く高い声の子たちと違う
作り声っていうのかな?それとも、それが地声なのかな
可愛いと思う時と、ちょっと引くときがあるけど
女の人ってそんなものだとおもってた
親ですら、電話でる時は1オクターブ上の声で
はい、もしもし~うふふ~だしね
女の人もいろいろいるってことかなぁ
のんびりと浸かってると、鹿島さんが同じ湯船に入ってきた
う、引き締まってる
「ん?」
じっとみつめてると、鹿島さんにばれた
「見ほれるほどいい男だろ?」
笑いながら近づいてくる
「否定できないのが、残念なぐらいですよ」
格好いいのは、確かだし
引き締まった肉体が羨ましい
「スポーツとかされてるんですか?」
「敬語、いらないぜ?」
ぽかんとした顔の後、笑いながら鹿島さんが言う
でも、年上だしね
「いいって」
僕が何かを言う前に手を振りながら笑う
うう、先手必勝ってやつかな
「さっき彼女をませてた時、彼女凄かったな」
くっくっくと笑う
笑う振動で水面が揺れる
「え?何か合ったんですか?」
滑る路面と、鹿島さんと回りの客としか見てなかった
「あれ?見てなかったんだ
彼女、一人で座ってたじゃん
若干、疲れてたのかいつもより・・・」
「いつもより?」
「大人しかったんだよ」
苦笑しながら、鹿島さんが話を進める
「そしてら、彼女ナンパされちゃったんだよね~」
「ええええ?!」
寝不足ですね・・・明日は、不明です・・・ではお休み