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Episode54マッスル
それぞれの殴り合いが始まった
「じゃあやろうか!」
伊丹は金田一の腹を狙い殴った
「ぐぐぐ…まだ耐えれるぜ…」
「はぁ!」
金田一の回し蹴りを伊丹は顔に食らったあとに髪を掴まれるが抜け出し
「顔に食らったら痛いかもよ!」
顔に拳を打ち込む
「…」
金田一は思った
「お前格闘技なんかやってる?」
「なんも」
「その筋肉でなんにもやってない、か…」
伊丹はボディービルのチャンピオンだが戦闘は筋肉だけではない
「ここはいてぇーぞ」
金田一は目を狙ってストレートを放ち
「うご!!」
怯んだ空きに距離をおき
「おら!」
遠くからジャンプからの飛び蹴りで伊丹を吹き飛ばした
「なんだよ…それ…」
「ライダーキックだ特撮ちゃんと見ろ」
隠れオタク金田一、ここで初めて喧嘩にその趣味を生かすことができた
そして戦闘は筋肉だけではなく
技術も重要となってくる…
「さて、援軍にでもいくか…」
がしかし
「まだ…だ」
「ん?」
「まだだっつってんだよ!」
伊丹はもうスピードでこちらに向かい強烈なパンチを放つ
「おっと!」
金田一はそれを避けるが
バギッ!
伊丹が強いのか、壁が脆いのかわからないが。近くの壁にひびが入る
「コイツはヤバそうだ…」
金田一は久しぶりに喧嘩で恐怖を覚えた…




