Episode107新宿本部
「とりあえずここか?」
小路と須永が新宿に着いてまず来たのは前に美残津が麻薬の取引所にしていた場所だ
「……………」
須永本人はいたって真面目に調査をしているが小路には不愛想な奴と思われていないか内心心配になっている。
(なんか話した方がいいのかな?そもそもこの人っていったい何なんだ?)
小路は渋谷との抗争の日からいるものの、一度も話したことがないうえ戦闘スタイル以外の情報を知らない。そもそも髪が水色なこともさっきになって気づいたくらいだ
「こっ…」
手掛かりになりそうなものが見つかったもののどう呼べばいいのかもわからない。そもそもこいつどのタイミングで入ってどんな理由で戦ってるんだ?
だが一応自分たちは不良だから取りあえずは呼び捨てでいいだろう。
「こっ小路くん…これ…」
いつもの癖でやってしまった…と内心思ったものの
「ふっw…なんだよその呼び方、そんな呼ばれかたしたのなんて久しぶりだな…」
少し過去を匂わせる発言をしたので須永は会話を切り開こうとする
「小路は…渋谷に来る前何してたの?」
「俺?うーん…正直最上とむかつくやつ片っ端から潰して回ってたんだよな…」
最上…あのアホで有名な最上無頼のことだろう…根の性格は仲間のことを思ってはいることは分かる
実言うと小路もあまり須永のことをわかっていない。
「須永は…」
すると会話を遮り何者かが入ってくる
「おっ誰かいんじゃーん」
ロン毛の黒髪の男が大量の構成員を連れている
「鳥羽っ…!」
「鳥羽!?誰だ?」
「おっ王流の…」
魂怒流の下部組織の中でも精鋭が集められた集団王流。そんな王流の幹部鳥羽連がここに現れた




