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暗行白童  作者: 因幡猫
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剣豪異端老活劇


粗暴な風は、儂を薙ぐ。

雑な髪が煩わしき。

眼下に広がるは且つての栄華。


滅び、跡形もなく。


誰か、知るものは居るか。

居るならば、教えてほしい。


儂が此処に居る意味ぞ。

眼に広がる地獄こそ。

儂がこの姿で居る事ぞ。

以前の姿では不便かと。


ならば、ならば


何故儂は、この「箱」に

涙せねばならなかった。

どうか、教えてほしい。


心は捨てるか。

温情は邪魔か。

躊躇は死か。

人としての楔は、振りほどく所存。


何時時がかかろうと

儂はお前を探し出す。


ー大切なものを奪った「仇」は、今何処に。

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