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私は周りと違う  作者: 無気力な猫様
1/1

#第1章 偏見

「だからね!杏も早く彼氏作った方が良いと思うの」

今私の目の前で男の良さを語るのは中学の時からの友人、南 彩夏である

彼女は私が年齢イコール彼氏いない歴と言うのを心配してこうして男の良さを説明しているのだ

私はそんな彼女の言葉をうんうんと頷きながら軽く流す

南彩夏も私が全く話を聞いていない事には気付いているのだろう

小さくため息をついてテーブルに置かれたケーキを食べ始めた


「正直さ…何で女は男と男は女とって決まってるんだろ?」


これは私の本音

ずっとそう思っていた、女が女を好きになってはいけないのか、男が男を好きになってはいけないのか

好きになったら性別なんて関係無いんじゃないか


「え、何言ってんの杏…男が男と付き合ってたら気持ち悪いじゃん女同士もそうだよ」


彼女は口に運ぶ途中のケーキを皿に戻し

こちらを見てはっきりと言った

そう、彼女にとって同性の恋愛は気持ち悪いものと言う考えなのだ

一部の女性には腐女子と言われ男性同士の恋愛を好む人もいると聞いたが彼女はそうでは無かった様だ


「気持ち悪い…かぁ…」

「そうだよ気持ち悪いよ、だってこの世には2つの性別しかいないんだよ?」

「2つの性別しかないからこそ同性を好きになる可能性もあるんじゃないかな」


私の言葉に彼女は黙ってしまった

確かにそうだと思ったのかもしれない

だが彼女は不満そうな不愉快そうな表情で皿に戻したケーキを見ていた


「ごめん、あんまり気にしないで」


そう私が告げると彼女はケーキを食べ始めた

私も珈琲を一口飲み心を落ち着かせた

暫くの間私たちに無言の空間が出来た後

ゴーンゴーンと喫茶店の時計が17時を知らせた


「あっ、ごめん!杏…私この後ゆうくんと約束があるだ…」


彼女は顔の前で両手を合わせ申し訳なさそうに用事がある事を言った

既に冷めてしまっている珈琲を一気に飲み干しテーブルの上に1.000円札を2枚置き彼女は出て行ってしまった

気まづかったのかもしれない

お互い長い付き合いではあるが嗚呼やって少し口論になったのは初めてだからだろう

明日彼女に謝らなければならない、そう思いながら私は冷めきってしまった珈琲を飲み干して喫茶店を出た


和泉 杏 IZUMI ANZU(23) 不明

165cm O型 南 彩夏の幼馴染

飲食店の正社員 彼氏いない歴=年齢


南 彩夏 MINAMI AYAKA(23) ノンケ

160cm A型 和泉 杏の幼馴染

実家の花屋で働く 恋に恋する乙女 新しい彼氏と交際6ヶ月

LGBTQ(X)への偏見がある

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