第1話 そうだ!キャラ変更しよう! (やり方はこれから考えるんだけどね。)
私は私が嫌いだ。周囲から見たら、ありがちな「優等生キャラ」なのだろうけど、その実、単にそれを必死に演じているだけで、本当の私はこんなでは無いから。
例えばと言えば定期テスト。学校では「テスト週間」と称して試験の1週間前からクラブ活動が無くなるけど、私は姑息にも「テスト週間」の更に1週間ほど前からテスト準備を始めている。「テスト週間」に入って周りの皆んながノートを読み返す時、私はテスト範囲をとりあえず復習し終えていて、残りの1週間は苦手な所について先生に質問してみたり(この辺りも「優等生」っぽさを増強する)、追加で勉強してたりしている。自然、定期テストの結果は「それなり」に良くなる。正体は「ちょっと」心掛けの良い、でもその実そんなに頭の良くない、自分的には生存本能の結果辿り着いた、ただそれだけの「優等生」だ。
だから、クラスでは良い方の成績も、悲しいかな、たまにアニメキャラの設定とかで出てくる、学年で「トップ」とかではないし、まして「全国模試でしばしば上位」とかではない。
というか、そんな人って本当にいるのだろうか?だって、全国模試で上位なら、東大とか京大とかの医学部にでも行くんでしょ?一応「地元の進学校」(といいつつ、都内にはそんな風に言われている学校はいくつもあるんだけど)に分類されているうちの高校でも、東大の理三への進学者なんて何年も前に居たかどうかという存在らしい。だからそもそも、所詮、「地元の公立高校」に入学している時点で、その「優等生」はキャラとして不完全なんだ。
大体、アニメを作っている「中の人」って、大学なり専門学校なりで勉強したりアニメ活動していた、尊敬すべき、眩しき、実に熱心な人ばかりみたいだけど、果たしてその中に、東大や京大の医学部出身の人は何人いるのだろうか?もし違うんだったら、安易に「全国模試でしばしば上位」なんてキャラ設定をしないで欲しい。なんなの?全国模試で上位に居ないと、アニメ見ちゃいけないっての?
「ウキィ!!!!!!!」
煮えた。またも煮えてしまった。どうも私は考え始めるとそれがてんで勝手な方向に暴走してしまい、仕舞いには自分の頭がボーッと成ってしまう。その暴走は私個人に疲労と虚しさだけを残し、影も形も消え失せてしまう。
閑話休題。
まとめます!まず私は、(1)今の「優等生とも言えない優等生」と言う自分のキャラクターが、とことん寒気がするほど嫌になりました。そこで、(2)もっと「本当の自分」というか、まあ前述の悲しいキャラクター演技のせいでもう既に何が「本当」なのかも「普通」なのかも、わからなくなってっているのだけれど、、、いや、自分の求めているのはそんなところではなくて、もっと素直なろう!要は、「疲れない状態」で生きたくて、実の所私はもうヘトヘトに疲れてしまっていて、それをなんとかしたくて、(3)ゲームで言えばキャラクター変更になるのかな?一旦、これまでのキャラクターを削除してというものあるのだろうけど、現実世界でそれをやるとJR中央線の職員の方々に多大なご迷惑をかけそうなので、そういう物騒な選択肢はやめて、「キャラ変更」的な感じで、なんとかうまいこと対応したいと。まあ、そんな風に考えているのです。