表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/6

第五話 突入

「彼は?野田だ。なぜ来ない?」Dは、イライラしていた。今までは、野田の情報で研究所のSAT隊やSEALsの作戦の裏をかけた。が、野田がいないと状況は一変する。武器があるといっても、訓練された特殊部隊相手では、かなわないかもしれない。ただ、野田を待つだけだった。

と、ヘリの音が聞こえた。急いで三階に向かった。Fは、窓の所で死んでいた。周りの壁に血が飛び散っている。マズい。狙撃ライフルを扱えたのは、Fだけだった。もうこうなったら。Dは、階段を降りながら叫んだ。

「作業中止!みんなさっきの体制で迎え撃て!」


佐藤は自分の武器の確認をした。他のみんなもそうしている。14時20分だ。清水が作戦開始の合図を出した。さっき狙撃ライフルを持っていたテロリストを射殺した、君沢がヘリから降りてきた。「よし、配置に並べ。」

清水の言葉に皆が返事をする。


遠藤と高原は、しゃがみながら裏口に着いた。

「遠藤、裏口に到着しました。」

『みんなよく聞け。テロリスト全員射殺になった。発砲を許可する。』清水が言った。向田、安藤、松田は屋上にロープで登った。そして、ロープを東側の方に結わえ、降り始めた。小野寺、佐藤、江口、君沢はM4A1を手に、正面玄関に壁づたいに近付いて行った。14時23分

『突入!』皆一斉に研究所に突入した。

高原は慎重にドアを開け、銃を構えた。遠藤が周囲を警戒しながら、高原の後に続いた。トイレがあった。高原は遠藤に合図を送り、銃を構えた。遠藤が中に入り、銃を色々な方向に向けて、安全を確認した。トイレを出て、自販機の陰に出た。テロリストがAKで撃ってきた。自販機から火花が散る。高原は銃を撃った。上半身を出していたテロリストは、血を飛び散らせた。もう一人のテロリストが、ソファーの陰から撃ってきた。高原は隠れた。そして、テロリストが弾倉を変えている時に飛び出して撃った。真っ白なソファーに血がかかった。遠藤が、飛び出してきたテロリストを撃ち殺した。


向田は、窓から侵入した後、安全を確認し、ドアからきたテロリストを松田と撃った。テロリストの胸から大量の鮮血が吹き出す。安藤が入ってきて、二人と部屋を出た。廊下のテロリストを安藤が射殺し、松田は次の部屋に向田と突入した。銃撃戦の音が部屋に鳴り響き、テロリストがドサッと倒れた。吹き抜けの反対側からテロリストがウージーを撃ってきた。三人共しゃがみ、反対側に向けて撃った。テロリストから、派手に血しぶきが舞い、後ろの壁に血を付着させた。


佐藤は柱の陰から撃っていた。さっき江口達がテロリストを二人射殺してから、しぶとく抵抗している。佐藤は弾倉を変え、デスクの陰に移動し、冷水機の所のテロリストを撃った。テロリストの体をM4A1の弾が貫き、冷水機に血の池をつくった。

もう一人が、激しく抵抗している。相手はM-16なので、下手に動くと自分が殺されてしまう。君沢は、江口に合図を送った。江口は承知した。君沢はピンを抜き「グレネード!」と叫んだ。小野寺らが引っ込む。君沢は手榴弾を投げた。手榴弾がテロリストの近くで爆発する。テロリストが倒れた。君沢は銃を構えて、テロリストに近付いた。君沢はテロリストに向かって撃った。一発で命中し、テロリストね頭から血と脳みそが飛び散った。君沢は無線に言った、

「一階ロビー、四人射殺。」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ