第6話 真実への道~(中編)~
ん~?
「どうした?」
いや、この小説面白いのかな~と
「まあ、お前次第だぜ」
う~ん…
???視点
薄暗い中で二人の人がいる。
一人は全身を黒いコートで隠し
もう一人は何故か顔が見えない
「 様。 準備ができました」
黒いコートの者が膝をつきながら言う。声からして女のようだ
「すぐにでも行けます。また……やはり 様の言う通りになりました」
「わかりました。彼女が来次第行きましょう」
どうやら顔が見えない者は男のようだ
「お~い」
一人の女がかなり遠くからから駆けてくる
「待った?」
あれだけ走ってきたのに息切れひとつしてない
「いいえ、今準備ができた所です」
「 様。今回はよろしくお願いします」
「もおー。固い!ろーちゃん」
「ですが…」
「(苦笑)それでどうでした?」
男が心配そうに、また嬉しそうに聞く
「うん、貴方の心配した通りになったよ♪」
「そうですか。…………覚悟が必要なようですね」
一瞬嬉しそうに笑ったがすぐに辛そうな声になる
「…失礼ですが」
ろーちゃんと呼ばれた女が手を上げる
「はい」
「では。失礼します、やはり……今回は私一人でいいかと」
心配そうに言う
「だってさ。どうするの?」
「いいえ。覚悟は決めました、それに 今回 彼 が絡んでますね?」
「「!?」」
二人が驚く
「!?、何のために!!」
「落ち着いて、ろーちゃん。たぶん だね」
何故かその言葉だけは聞き取れなかった
「まさか! のために??」
「はい。だからこそ今回は私も行きます・・・・それに」
約束ですから、と男は言った。
「!ッ どうやら……出てきたようです。目当ての者とは違うようですが」
「恐らく捨て駒でしょう、私を呼び出すための」
二人も否定はしない、それが目的だと確信しているからだ
「では行きます…新しき英雄のために!」
「「はい!」」
そしてそこから消えた
???視点終了
光輝視点
久しぶりにここに来た。おじ、香良洲 訊の家。いや、道場
「あの人なら知ってるはずだ」
因みにここまでに来るのに光輝はかなり時間がかかった。理由は
「おお~久しぶりじゃのぅ。光輝や」
「久しぶりです。師匠、いや…訊さん」
「ほほほ、こんな山奥に良く来たのぅ。ジィさん嬉しいぞ♪」
そう、ここはかなり山奥
して、何のようじゃと聞いてくる
「今回は修行ではなく「明の秘密、またなぜ殺されたかが知りたいんじゃろ」ッ!…その通りです。教えていただけないでしょう「だめじゃ」なぜ!」
「世の中には不思議が数多くある。そして、一つ一つに知る為の資格、覚悟、調べ方がある。今回の
明の秘密はまだお前に資格がないため。また、聞くのではなく自分で調べるものじゃ」
「しかし!しかし。なにも、もう何もヒントが。証拠がないのです」
「うむ、ではお前はどこまで推測しておる?」
今自分が感づいていること。
明は何か秘密を知っており、また俺らとは違う世界に住んでいる。
今回はその中で何が問題が起こりその騒動の中で殺された。
「して、その騒動とは?」
これしかない
「最近ニュースで話題の 殺人鬼 」
・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ふ、ふははははははは」
突然笑い出した
「よかろう。そこまで解っておるのなら ヒントをくれてやろう」
「ヒント?」
訊さんは嬉しそうに言う
「うむ、いいか?一度しか言わんぞ、聞けよ」
人が殺された夜、それははどんな夜じゃ?
「!!!!???」
それは。
「ではな、光輝♪。また。後で会おう」
忙しいのでな。と訊さんは消えた
まさか、こんなに簡単な事を見落とすなんて。
「ありがとうございます」
消えた方向に頭を下げる
再び上げたその時には、これから何をするか。それだけで頭がいっぱいだった
だから気がつかない
「・・・・・・」
影から彼女が見ていたことに
光輝視点終了
また、歯車が少し動いた
どもーいも犬です!
やっとここまで来た
「彼女って誰だよ」
秘密で
次回 第7話 真実~(中編2)~
「おい!2て」
だってまだめぐちゃんきてないじゃん
「お前がめぐちゃん言うな!」
読んでいただけると幸いです






