第4.5話 ~それぞれの気持ち~
まさかの4.5w
「何でだよ!」
まああれだよ。お前以外の視点なかったし、いきなり入れるのも・・・ね?
「・・・」
~忠志視点~
「あ」
光が何かを付けたようだ。
自分の作業をいったん中止し光に近寄る……見つけたのは
「約束のお守りか」
「……忠志さん」
言いたい事は解る。だから、だからこそ今は。
「思いっきり泣け」
「~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!」
そのまましばらく、光の泣き声が響いた。
~忠志視点終了~
~佐知代視点~
・・・・・・・
あの電話から結構時間がたった。
「もしもし、逗留時 明君の保護者の方でしょうか?」
「はい、引き取り人の四季 佐知代です。……あの、何か?」
ぞわり。いやな感じがする
「………。はい、確認できました。四季 佐知代さんですね……ただいま逗留時明君と思われる人物の」
遺体が発見されました
……………。
後は余り記憶がない、気づいたら二人は現場に、娘の恵美と共に後から来た警察と一緒に搬送予定の
病院に着いていた。
「………」
恵美はあれから一言も発していない。無理もない、生まれた頃から一緒にいた人物。それも自分の思い
人となるとかなり来るだろう。
「遺体が搬送されました。来てください」
ッ! 来た。一緒に現場いった二人もついて来ている。
二人の表情から察した。どうやら恵美も気づいたらしい
恵美を……娘を支えなきゃ。
~佐知代視点終了~
~恵美視点~
あの後私とお母さんは警察と一緒に病院に行った。
「…………」
長い、今迄で一番長く……そして早い
二日前の元気な彼の姿を思い出す。
「では、いってきます」
いつも通りの会話、いつも通りの風景。二日後には何時もみたいに帰ってきて……
「今、帰りました」
そして
「「「「おかえりなさい」」」」
て、
・
・・
・・・
どうして?
しばらくして長い時間が終わった。
一緒に来た人物を見てわかった。
ソウナンダ……
~恵美視点終了~
~約束のお守り~
昔忠志が古い友人である神主に特別に作って貰ったお守り
お守りには意味があり
約束の内容を、必ず守るようになる
幾多の苦難を乗り越えれば、約束は果たされる
持っている限り、約束を忘れない
必ず約束は叶う、
と、言うもの
すいません。どうしても書きたかったんです。
「これで書きやすくなったのか?」
うん、多少はね
では、次回5話で会いましょう
読んでいただけると幸いです
感想待ってます(T_T)