第七話 援護戦
駄目文ですが、読んでくださり感謝します。
最近、短い...
「急いで中に入ってください!」
明はいち早く襲撃に気づき、指示を出す。
皆が指示通りに動き始めると共に...
「ガァァァ!」
木の実が胎児へと変貌し、襲い掛かってくる。
「どうやら、コレが原因のようですね」
襲い掛かってくる胎児を的確に切り殺す。
しかし、数が多い。
明は歯噛みした。
「もう少し警戒を強めておくべきでした」
しかしもう遅い。
指示を適確にこなし、各自の判断で敵を倒していく兵が居ることに感謝する。
普通の兵士達には出来ない動きだ。
「増援が来るまで光輝達に頑張ってもらいましょう」
そう思い、念話で指示を出す。
千代は焦っていた。
それは今にも味方の兵がやられそうだとか、自分が危険な状況だからという物ではない。
「なんで反応がないのよ、あのバカ」
念話を飛ばしても返事が返ってこない事にだ。
敵が強くないぶん余計に心配になる。
「あ、メイちゃん!」
走ってる中で、兵士の護衛をしているメイに会った。
少し安堵する。
メイは光輝と同調している為、必然的に何かあれば影響が来る。
見た所何も変化はない。
「ねぇ、メイちゃん。光輝は?」
「え~と、あっち!」
元気よく森の向こうを指した。
あまり離れていない事に安堵し再び駆けようとした時...
スゥ…
メイの姿が消える。
その事に兵士が動揺する。
メイが消えた。
「っ! 光輝!?」
普通に召喚されたのなら地面に紋章が現れ消える。
しかし、メイは忽然と消えた。
とりあえず、兵士には戻るよう指示し、自分は光輝の方へと駆けた。
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