番外編3
やっと書けた
「この戦いってさ」
ん?
「まだ説明されてない技とか出てるけど…」
ああ、説明するより楽だし。
「…」
「さて始まりました! 一体どうなるのか!?」
徹が準備をしながら言う。
「では、何時でもきてください」
明はいつも通りだが…へ?
体が光ったと同時に、
「さあ来い! 『英雄』よ!!」
………だれ?
「あれは、人格の一人だ」
説明すると同時に徹が駆け出す。
「はっ!」
「我に肉弾戦か?」
一振り一振りで次元が裂けるほどの攻撃をそのまま受けている。
・・・。
「あれ、勝てるのか?」
途中で姫乃も参戦するが…
「きゃあ!」
剣を掴まれ投げ飛ばされる。
「温いわ!」
「がぁ!?」
叫んだだけで徹が吹き飛ぶ。
…勝てないだろ?
「やー!」
「ぬう!」
かわいい声でいつの間にかユイが後ろから攻撃を仕掛ける…
「覇者か?」
攻撃をかわしながら聞く。
「そうだよ~」
ユイはまだ余裕そうだ…つよ!
「なら、こっちも」
石は灰色…これにより覇王化。
んでもって、
「属性装備」
右の剣は炎で力を挙げ、
左の剣は風で切れ味を、
マントは闇で、魔法吸収、
鎧は土で、攻撃無力化、
鎧を水で覆い、魔法攻撃無力化、
周りには光で錯覚を、
雷は周りの敵を攻撃…。
「いくぞ!」
押されている明の背後に回り切り込む。
「ぬぐぅ…覇王化だと!?」
なぜか驚いている。
明が攻撃してくるがほとんどは錯覚…
気づいて魔法で消そうとするが、マントが吸収。
隙を見てユイと共に攻撃をするが避けられる。
だが…
「ぐぅ!」
下がれば姫乃が攻撃、また雷が襲う。
「くっ…デルヒィング!」
全体魔法を唱えるが…
ユイは無傷。姫乃は下がり、俺は無力化…
「今だ!」
徹が叫ぶと共に皆その場を下がる。
恵美が明を結界に閉じ込め…上のみ解除、
その中に徹が…
「全力魔法!」
今ある魔力すべてをぶつける
ピシピシ…
結界にヒビが入るが…
「これで一撃はいったでしょ?」
一撃どころか…死ぬよ?
煙の上がる結界を見ていると…
ヒュン! 上から、
「ここまでとは」
無傷の明が飛んできた。
「おいおいマジかよ? 魔力今カラだぜ?」
皆すぐに構えるが…
「ああ、もう良いですよ」
明が袖を上げる…
「…少し焦げてる?」
確かに焦げてるが…
「ありえねーって」
まあそうだな。
こうして、戦いは終了。
改めて明の強さを知った。
ついでに…
「なあ明、あの人格どれ位強いんだ?」
「人格の中では6番目ですね」
…そうか。
明つよす!
「そうですか?」
「ああそうだよ」
第三章では3番目出ますね
「まじか…見てみたいな」
いいけど………死ぬよ?
「……は?」
「あれは…危険ですしね」
まあ、次回で第三章開始します。
第三章 第1話 出会い
です。
よろしくお願いします(^0^)b
呼んでいただいてる人に感謝します。