表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/59

アーティカル第一章 第1話 始まり


よろしくお願いします。


いよいよ開始です。





 二人の青年が木刀を持ち向かい合っている。

 もちろん真剣ではないが…感じられる空気からただの遊びではない事は分かる。


「いくぞ、あきら

「いつでも、こう


 次の瞬間には二人の距離はゼロとなり、激しい攻め合いになる。

 その中で、明と呼ばれた青年の方がやや優位だ。

 次第に光も押されてくる。


「く、なんのぉぉ!!」

「ハッ!」


 肩に一撃を喰らいながらも光が木刀を振るが避けられ、距離をとられる。

 光も一旦距離を置き方の具合を調べ、問題ない無いのを確認し構える。

 ……二人の緊張が限界までたかった瞬間。


こうくん、明くん、ごはんだよ~」


 遠くから聞こえてきた暢気な声に、緊張が緩む。


「あ、はい。今行きます」


 声の主の方へと意識の向いた明にその隙を逃さず光が攻撃をするが…

 明はそれを軽々と避け、木刀を振るう。


「甘いですね。もっと殺気を鋭く」


「なッ!」


 一瞬にして木刀を上に跳ね除け、獲物を失った光に打撃を与える。

 打撃による衝撃と痛みに耐え切れず光はその場に倒れる。


「だいぶ良くなりましたよ」


 顔を顰めている光に落ちてきた木刀を手に取り、片付けながら言う。


「うがー、次こそ一本取る」


 起き上がり土を落としながら言う。


「もー、二人とも、ご飯冷めちゃうよー」


 わかったわかったといいながら光も家に入る。






これからもよろしくお願いします


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ