第9話 真実への道~(後編2)~
今回は長い
がんばりました。
間違いなどがあったら教えてください
では、どうぞ。
光輝視点
状況は最悪。
さっきから何とか感のみで奴の剣劇をかわしている
「ケケケ、サイショノイセイハドウシタノカナァァ」
ニタァ、と見るだけで体が凍るような笑みをする
「お前がつえぇんだ、よっと!」
何とかかわしてるがジリ戦だ。このまま行けば結果は俺の負け、きつい
だが、
「俺が負けたら、明に顔向け。もとい恵美や、二人に怒られるし……負けない!」
「ケケ、コウコナクチャ。デモモウオワリダナァ」
一気に詰め寄ってくる……ここだ!
「はぁっ!」
チャンスは一瞬…、これに賭ける
刀を投げつけそのまま
「モラッタ♪」
ザクッ! 斬られたのは
「………」
「……………ナゼダ?」
………。
「ナゼダ…ナゼカタナガアル?……ナゼ!」
人の方だ。
「無双流5式 糸黄泉」
相手をギリギリまでひき付け刀などといった得物を投げ注意をそらし刀に付けた糸で敵の得物を逸らし
その力で糸が連動し背後から相手の心の横、致命傷をつく技
タイミング。また、加減の違いで自らの命を危険にさらす技……諸刃の剣
「成功してよかった~」
その場にへたり込む今後一切経験したくないな
相手も迂闊に動けないはずだ。あとは恵美が警察をつれてくるのを・・・な!
「ケケ、ケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケ
ケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケーーーーーー」
「嘘だろおい。本当に 人か? 」
突然叫びだし起き上がった良く見ると
「傷が無い!いや、どんどん塞がっていく!?」
叫びが小さくなるにつれて傷が塞がっていく。
ははっ………とんだ化物だ
驚くのはまだ早かった
「久しぶり………久しぶりだ!ははは、はははははは」
光輝「んだよ。普通に話せるのかよ」
驚きつつも警戒は解かない。 気を抜いたら………殺される
「今日は気分がいい。いい、いいぞ。今まで殺してきた奴らはみんな弱かった」
嬉しそうに、さっきより寒気をそそられる笑みを向けてくる
「弱かった?」
おかしい?他の奴はともかく明、あいつは違う筈だ
「ああ、最後に殺した者も少し骨があったが…所詮屑のリーダーだったよ」
心底残念そうに、そして落胆して話す
「貴様…」
刀を握る手に力が入る
怒りが沸いて怒っている俺を見て奴は楽しそうに続ける。
「今回は特別気がよい…………よって」
手を上げる何かと怪訝に見ていると
………そんなばかな。
「本気で殺してやる」
化物の周りに火が浮かぶそれはどんどん大きくなり
「なんだこれは?」
車一台ほど大きくなる
これは。 死んだかな……すまない明 恵美 佐知代さん 忠志さんそして・・『 』!
化物は満足そうに炎を見やり口を開く
「一つ聞く、仲間にならんか?」
ふっ。そんなの決まってんだろ……
「ならねえよ。化物」
さあ、あとは。この刀で最後まで抵抗してやるぜ!
「そうか。では、安心して逝くがよい」
一瞬残念な顔をしたがすぐに笑みになる
「死ね!」
手を下ろし、同時に炎の塊が迫ってくる
「ぶった切ってやるぜ!」
もちろんそんな事は無理だろうだが。あきらめん!!
向かってくる炎の塊を見据え、覚悟を決める
そして。
「良くぞ言った!」
目の前に突如黒いコートを被った者が出てき、
炎の塊を斬り飛ばした
「ナイスタイミングですよ」
同時に聴きなれた声がする
後ろを振り向くと…… 友 がいた。
光輝視点終了
明視点
何とか間に合いましたか。一時はどうなるかと
あの後急いで泣きついて離れない恵美さんを説得し此処に来ましたが
「光くん!」
恵美さんがすぐに光に駆け寄り
恵美「光くん、生きてた。明くん死んでなかった!!」
光の手を引っ張りながら来る
「明お前!生きてたのか!?」
「後でまた説明します」
そう言い戦っている彼女に目をやる
二人とも聞きたそうだが渋々了解したようだ
勝敗は勝ちですか。目をやると同時に敵を切り消え去るところだった
「ただいま戻りました」
すぐに此処に戻り膝をつく
此処からが踏ん張りどころですね。
二人に向き合い覚悟を決める
「今から二人には付いてきてもらいます」
そう言いゲートを開いた
明視点終了
また、一つの『 』が生まれる
どうも、長かった
「おめでとうございます」
ありがとう(^0^)b
次は大変だぞ明。
「はい。準備もできています」
次回 第10話 試練
お楽しみに
これを読んでいただいてくれる人に感謝します!
感想待ってます