第7話 真実への道~(中編2)~
どうも、いも犬です
これからもがんばるぞー(((おー)))
恵美視点
あの後私もすぐに警察署の捜査室に向かいました。
「あの、昨日電話した四季 恵美ですが…」
「あ、はい少しお待ちください」
あと少しで手がかりが掴める。実はここ一週間の電話により少し犯人について極秘で教えてくれるとの
連絡が入った *光輝はしらない*
「はい、四季 恵美さんですね。どうぞ、中に入ってください」
数分して警備員さんが戻ってきてそう指示してきた
「失礼します。こんにちわ、今回はお忙しい中私の為に時間を割いていただき誠にありがとうございます」
「いえ、貴方の熱意には負けました。まさか、一日に800本も電話されるとは……もうしないで下さいね」
挨拶と同時に刑事が苦笑しながら礼をしてくる
「まさか、いくら電波を変えても電話が掛かってくるので。正直驚きましたよ」
ははは。と周りの者も笑う
「では、私達の知る限りの情報を提供しましょう。他言に無用です。また、貴方が調べた事もできれば教
えていただきたい」
いいですか?と聞いてくる。もちろん断る事はしない
「はい、すべてお話します」
では、と部下にいくつか資料を持たせて来させ話し始める
「事件は三ヶ月前の夜、ここから47キロ離れた港で起こりました
事件
当時23歳 住所不明 高田 剛さんが早朝3時漁から帰ってきた漁師に遺体を
発見しました。状態は酷く全身何かに刺された後があり死因は刺された時のショック死と判断されまし
た。また、それから3週間の間に4人殺害されました。当時はただの通り魔と判断されたが捜査官の
調べによりある共通点が発見されました。」
恵美「共通点。それは、ニュースで言っていた右肩に数字があったと言うものですか?」
すると刑事が苦い顔をする
「それには一つ問題があったんです」
問題?
「はい、確かに捜査官の調べにより共通点。数字が見つかりました 服の右肩の刺繍に 」
それじゃあ、思い出す彼が行くときに来ていた服の右肩 1
見誤った
「続けざます。それで貴方の友人が殺される日まで12~2までの刺繍をした者が殺されました。
そしてお恥ずかしい限りですが」
刑事が罰の悪そうな顔をする
「個々までしか。我々もわかっておりません」
頭を下げてくる
「い、いえ。こちらこそ、刺繍の件がわかっただけでもいいです」
そう言ってもらうと助かりますと。二人とも席に座る
「では、こちらもあまりないですが」
と袋を出す。刑事がおや、とした顔をしたがすぐに気づいたらしい
「まさか、犯人の使ったと思われる刃物の……カケラですか?」*光輝はしらない*
その通りです、と差し出す。ついでに
「これが、殺された遺族の方が見つけたものです」
そう言って袋を差し出す。周りの刑事の驚く声が聞こえる
「映像と……髪! まさか!」
刑事が叫ぶ
「はい。犯人と思われる人物が映った映像と、髪です」
さすがにみんな驚いたらしい、あいた口が塞がらない様だ
「ありがとう。これで大きく捜査が進みます」
刑事が喜ぶ その目を見て恵美は気づいた
「刑事さん貴方も」
証拠の確認の準備で慌てだした部屋でそう聞く
「ええ、息子が」
その目には悲しみが見て取れた
「今日はここで失礼します」
そう言って席を立つ 腕時計を見ると時間までもう間もない
「はい。今回はありがとうございます、次はきっと良い報告をしたいと思います」
そう良い 部屋の皆が敬礼する
そして部屋を出、光輝の元へ急いだ
恵美視点終了
「モウスグダ………モウスグデ
タベレル 」
歯車が動き出す
ここまできたー
次回 第8話 真実~(後編)~
お楽しみに
読んでいただけると幸いです
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