ラーメンがとにかく大好きな男ラーメン日記-妄想ありー
ラーメンが食べたい。無性にラーメンが食べたい。会社の製品が納期までに間に合った。無事残業一時間で終わった。どこでもいい、ラーメンが食べたい。私が向かったのは、車で20分位のO市にある。まぜそばとつけめんが美味しい店だ。予算は800円~1200円位、駐車場は8台位停めれる。土日は5~6人位待ちがザラだが、平日の夜なら大丈夫。そんなに待たずにテーブル席に通された。さて、何を頼むか、食券機の前でしばし考える。鍋焼スープまぜそば、いかん売り切れてる。
限定の鍋焼ゴーヤ辛まぜそばがあった。これにしよう。席数はカウンター6席程度、テーブル三席程度。こじんまりとしたラーメン屋だ。スマホのチェックをしながらまぜそばを待つ。
「お待たせ致しました」
やばい、ラーメンがぐっつぐつしている。具で満載で麺が見えない(笑)
熱々でメガネも曇るくらいだが、今が一番いいタイミング日本一熱いと言われているまぜそばを、麺をひっくり返すように持ち上げ、熱いうちに食え。ずぞっ、ずぞぞぞぞー。太麺で固めの麺を一気に啜る。結構食べ応えのある麺だ。ちなみに取り皿ももらえるが、私はそのまま食べている。暑さと辛さで苦戦したが、半分まで食べ終えた。ゴーヤ、豚バラ肉、キクラゲが入っている。スープが醤油ベースの五香粉で味付けしてあり、他の店では味わえない旨味がある。スープと麺がこれでもかと絡みきっている。ゴーヤも豚バラ肉もスープとの相性が抜群だ。かなり熱くて口の中の皮はめくれているが、まぁいいだろう。ちなみに1.5倍盛の注文だ。まだまだ麺はある。麺は全て食べまくり、具材とスープだけにしなくては。相変わらず何もかも熱いが、ほぼ食い切った。ここで、追い飯を投入する。ネギがちょっと乗った。追い飯用のご飯だ、普通のご飯とどう違うのかは謎だ。店主に聞きづらい。このご飯をスープと均等に混ぜ切って、とてもうまそうなおじやが出来上がる。スープを残さずに食べれるように考えられているのが、まぜそばなんだろうか?
熱々のうちに食べきったが、まだ終わらない。チーズケーキがあるらしいので、それを頂く。どんだけ食べるんだと言われても仕方がない。食の欲望は果てしないのだ。
「お待たせいたしました。チーズケーキです」
りんごのチーズケーキ、ぱくっ。
熱々の地獄から急に清涼感のある涼しさと優しい甘みに包まれる。いやラーメンはうまかったけど!すごくなめらかで、鍋焼の後は口をさっぱりさせるものがあると丁度いいと思った瞬間だった。
お会計をして店を出る。満足感しか残らない。