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どうなっちゃうんおおお

 学校の帰り、俺はまた疲れた体を冷たく気持ちのよい壁に預け、まるでゆりかごのように電車に揺られていた。そこでふと思い出す。昨日のあの子はなんだったのだろうかと、俺の前に立ち、視線を向けてきたあの彼女。あの時俺は、俺の顔に何かついていたのだろうか。何か変なことしたかなと自問自答した末、彼女が自分に気があるのではないかと結論を出した。それは可能性であって事実ではないが、真相は彼女しかわからない。かといって答え合わせをする術もないので俺は俺にとって都合のいい形で記憶をした。ただ、気がかりなことは、なぜ俺があそこまで反応してしまったかということだ。視線を感じ、その線を辿ったのち目があってしまった、たったそれだけで。女性に対しての良い思い出はなく学校でも関わりはほぼない。可愛いは正義なのだろうか?いや違う。可愛いだけでは騙される俺ではない。けれど、俺は動揺をした。やはり彼女に不思議な力が...と思ったが俺はそんな不毛な考えはやめた。たまにはこんな日があってもいいと思う今日この頃であった。

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