2人の仮想戦士
初投稿です!紫呉つぐも しぐれつぐもと申します!
初めての小説なのでおかしい所があると思いますが暖かい目で見てやってくださいm(_ _)m
エピローグ
人間には始まりがある。
人間には終わりがある。
人間に始まりと終わりがあるように、この世界にも始まりと終わりがあり、常に終わりに向かっている。
しかし、この世界は何があっても終わることは無い。
なぜなら・・・
「...また始まるのか」
一章 終わらない世界
「おーい!生きてるかー?」
物凄く大きな声で少女に叫びかけて必死に起こそうとしてる彼の名はシロン。
「...ふぇ?もう朝?夜じゃないの?」
朝と夜を間違える程寝惚けている彼女の名は、クロン、シロンとクロンは名前こそ似てるものの、血は繋がっていない、そもそもどこに住んでいたのかすらこの二人は知らないのだ。
「さーて...今日も行くか!」
「えー...」
何故か今日は、クロンは行くのを嫌がる。
「だって私はあのゲームをやるのには向いてないし」
彼らが行こうとしてるのは、ゲームの世界、つまり仮想空間。(またの名を仮想世界)
仮想空間とは、現実には存在しないコンピュータ上に構築された現実を模した世界の事である。
例えば
「end&start」
このゲームは、クエストなどをこなし、銃や剣などの武器を使い戦っていくサバイバルだ。
一見普通のゲームなのだがこのゲームには他のゲームにはない唯一の特徴があった。それは、始まると同時に終わりに向かって行くということ、何を言ってるかわからないと思うが他のゲームにはログアウトのボタンがあり、そのボタンを押すことによってログアウトしゲームを終了させることが出来るのだが、このゲームはログアウトボタンはない。
時間が経つとその時点でそのデータが記録され強制的に現実に戻される。
「時間制だからマイペースな私には向かないんだよねえ」
「まあ時間制なのは作った人が定めたルールだから俺らがどうこう言ったところで変わらないんだよね〜」
「てことで始めようぜ!」
「しょうがないなあ」
このゲームのはじめ方は簡単
『スタート!』
二人は吸い込まれていった。
どうでしたでしょうか?
今回はまだまだ序盤なのでどんどん物語は続いていきます!お楽しみに〜
次回投稿 6月10日 21時予定
※投稿遅れる可能性あり