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しるし3(詩集)

嘆くなら

作者: さゆみ



ときめき色

果てなき色

フェアリーテールカラー

アプリコットフィズカラー

空の色の話


拘束されている塔の窓から

覗いてしまうのは

いつも右方向

遠くに工場があって

煙突から白い煙りを吐き出している

一つ、ひとつ

生きている

生きているから

キラキラして

自由で


そう自由

自由の定義なんてわからない

でも

宇宙(そら)をさまよっている星が自由なら

この地球(ほし)に降りたった私たちは既に自由ではない

護られている

その中で

閉ざされた塔の中から

幾度となく脱出を試みる

いつの間にか鎖も解け

追っ手は消え

でもきっと振り返って


羽根は痛む

でもなくならない

私たちは守られている

私たちは守っている

だから笑える

だから泣けてくる

宇宙をさまよっている星から見たら

私たちはキラキラしてる









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― 新着の感想 ―
[良い点] 綺麗でした……。妖精が塔で捕まっているのかなって思いました [一言] 他のも読ませていただきます!!
[良い点] ∀・)すごく壮大な世界観で綴られていますね。すごく綺麗。それでいて視覚の変化がとり入れられてる感じがあって感傷的にも鑑賞に浸りました。 [一言] ∀・)素敵な作品でした。詩って面白いですね…
[良い点] はじめまして、つばめと申します。 とても素晴らしい作品です。
2017/01/27 10:20 退会済み
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