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かみさま、殺してきました「テヘ♡」  作者: なぁ~やん♡
1.心はもう耐えられないの
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斬之心(2)

さいごに死んじゃうひとだぁーれだ!

旅が出発する。


同時に始発になる3つのグループ。


あるグループは謎めいている。あるグループは謝るために。あるグループは罠にかけられている。

「ねぇ、つかれないのね?」

『ボクをなめるなよ。』

疲れない。少年は疲れたことなんてないと。そう言った。

「ねぇ、セルステア・・・どうして、あいつが嫌いなの?」

『ううん?ただ単に、嫌いなんだぁ~。君の名前、使えそうだから・・・君たちの生活が、利用できそうだから、ボクはここを選んだ。』

「え・・・?」

初めて聞いた。何も恨みなんてなかったこと。

『ボクは、あいつの残酷さが嫌いだ。両親を殺された痛みはまだのこる。だから、キミとあいつが楽しんで生活するのを見ていられなかった。』

あぁ、やっぱり恨み、あったんじゃない。


でも、それも実際には違った。少年は思わず口が滑り、言ってしまった。ただそれだけ。うまいこと理由探して、塞いだ。


【なぁ・・・あいつ、きっとクリスタルを傷つけない?】

《・・・オレに止める権利はない。》

【じゃあ、お前は生活しない?】

《い、いえ・・・?》

【なら、権利はある。人間だから、チャレンジができる。此処はそんなに厳しくないだろう?】

《えぇ・・・。》

【なら、お前が止めろ】

《やだね。クリスタルにはまだ、会っちゃいけない。》

【・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そうか。】


{ねぇ、どこまで行くの?}

「うっせーな!黙って師匠についていきな!」

{はぁ?}

ギャーギャー!!!

「はい静かにぃ!鎮めて!このモニターを見ると、まだほど遠い!」

〔静かにしなきゃ!〕

「{はぁーい}」

「〔走るよ・・・?〕」

{ギャー!}

「やめなさい!」



進歩は一緒。でも、グループや、探すものは違う。三グループそれぞれお互いを探し、出会うとき・・・。


「ここで寝る?もう五時じゃん。」

『そうだね。おなかすいてる?』

「めっちゃ」

少年と少女はテントを立て、寝袋を用意して、ドライフルーツとジュースを出した。

『お茶にしろよ・・・』

「美味しいじゃんか~。」

『・・・まあね』

「やっぱり好きなんじゃないの?ジュース」

『う・・・うるさいなぁ』

少年の顔が赤くなった。

「ねぇ、セルステア?」

『んだよ・・・』

「私、歌が得意なんだ!セルステアは?」

『え。。。。演技』

「えぇ!?すごいね!やってやってぇ!」

『そんなの台本すぐに準備できないし、キミのほうが簡単にできるからはいどうぞ!!!』

「セルステア!」『やりなよ・・・』「わかったよぅ」


少女は歌った。これまでにもない歌声で。人を泣かせるような。人をその世界に連れ込むような・・・そんな歌い方。少女はこれまで・・・ううん?いままでずっとよりも、成長した。だから、感謝するという気持ちだけが、少女の中では強らいだ。

{}〔〕「」←師匠「」←姉

なんだよぉ~^-^。

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