表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
かみさま、殺してきました「テヘ♡」  作者: なぁ~やん♡
4.オレ(ボク)達だって、頑張ってるんだよ。
17/32

主人公外(1)~坂ノ橋神奈の神殿~

『れいじ・・・、殺される準備は整ったか?』

「えぇ・・・とっくのとっくに整いましたよ・・・」

『未来を今お前に託そう・・・』

「・・・」

れいじは・・・不満そうだった。れいじは全部を円満に終わらせることを望んでいた。誰が死ぬことも嫌だった。

「オレは・・・誰も殺させない・・・」

『誰かが死ぬことは確定だ。』

「オレが・・・オレがクリスタルを突き飛ばします・・・」

『そういう・・・ことか』

「後の行動はすべて任せます。」

『セルステアはもう生きられないな。』「へ?」

れいじの顔が曇る。

『誰かが死ぬことは確定だ。3~5人はいなくなる。この戦いは血が吹きとぶ30年ぶりの戦いだ。』

「あぁ、ありましたね!」

30年前、まだこの世界に神はいないとき、「アクマの戦」があった。

だからもう、こんな戦いはしたくないと誓っていた・・・。


だが、それは戻ってきた。

罪もない純粋な少女の処に。

本当は嫌だったことなのに、またやらなければいけない。

神は

そんなに幸せではない。

神になり立ての私はもっと軽かった。

「なんとかなる!」

そればかりで、迷惑ばかりかけてきた。

だからもう私は

これは甘くはないと知った。

血を見たから。

残酷なことをしなくてはならなくなってしまったのだから。

カミサマという職業は

みんなが考えるように楽じゃない。

でも私は

この戦いで死ななければいけないと悟ってしまったから――――――。


「神奈様。今回死ななければいけない人たちをまとめましょう?」

『いや・・・まだいい。』

「そうですか・・・」


オレは・・・夢ばかり見てきた。

何もしないで寝転がって

迷惑ばかりかけてしまって。

謝りもしないで笑って。

オレは笑ってはいけないという運命を忘れて。

神奈様に出会って

本当のオレを知って・・・

だけどもうなんだって終わりだ

オレらは死ななければいけない

「大丈夫」

そうだ 大丈夫なんだ。

永遠にいなくなってしまえばなんだって見えないし感じないんだ

それはそれでいい選択なんだ・・・


「神奈様・・・!準備をしましょう!」

『あぁ!戦闘態勢!仮ドレス!』

「戦闘態勢!仮正装!!!」


・…………………………………………・………………………………・………………………


この戦いは血が飛びます・・・

この戦いに、ワタシは行くのでしょう

ワタシの覚醒を祝福するように

また戦うのか

最強のあのころのように

ワタシは嬉しいよ・・・

やっと坂ノ橋神奈を超えられる時が来たのですから………


とある洞窟のとある黄色のクリスタルの中に、青き長い(超)髪をして、黒いマントをし、黒い服に黒のリボンがついている。そして黒のスカート・・・高校生が着るようなスニーカー。。。

彼女の名は・・・

―――――――――――――大魔王

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ