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異世界で用心棒   作者: 鈴ノ木
30/49

參拾

 「よう、宰相殿。なんだか疲れた顔をしているな。」


 ティータニアの王城の大会議室に、軍服の黒を基調とした正装の上からでも分かる、多くの戦いで鍛え上げられた屈強な肉体を持つ初老の男性が大会議室の重厚な扉を勢いよく開いて入ってきた。


 その大会議室には広いバルコニーが付いている。


 大会議室が使用されていない時は、外のバルコニーへの出入口は厚手で落ち着いた柄のカーテンにより閉じられていた。が、今、その両開きのカーテンは、それぞれ中間辺りをカーテンと同じ材質の布で結び纏められ両脇の石作りの壁に引っ掛けられ大きく開かれている。そこから、大会議室の室内に外の爽やかな空気と暖かな光が引き込まれ、室内に置かれている複数の豪華だが落ち着いた趣の調度品の明暗を優しく浮き立たせていた。


 その穏やかな光に満たされた室内にありながら、その雰囲気に似つかわしくない疲れた表情の、白を基調とした正装に身を包んだの細身の男が一人、円卓の王の席の左隣の席に着いていた。


 「戦時以外暇な貴方と違って私は常に多くの仕事をこなしていますからね。軍務卿兼大将軍のガヴァナード殿。」

と、その宰相と呼ばれた細身の男、カスパーが言うと、

ハハハ、「違いない・・・だが、これでもアレイアス王子と黒衣の魔女リサナが起こした反乱とダイス王国への援軍派兵で忙しかったんだぞ。」

と言いながら、ガヴァナードは円卓の王の席の右隣の自分の席に着く。


 その重厚な大理石で出来た大きな円卓には十席ほど席がもうけられ、何処に誰が座るか決められていた。


 「アレイアス王子と黒衣の魔女リサナの反乱に関しては、二人が王都を出てからはメンドゥサ王女に丸投げしていたではありませんか。」

 「仕方が無かろう、アレイアス王子とリサナの反乱に軍内の動揺が半端無かったのだから。この王都から二人を追い出すのもメンドゥサ王女達が居てくれなかったら無理だっただろうな。」


・・・たとえ軍内が動揺していなくともあの黒衣の魔女相手では、精鋭と言えども軍だけでは捕らえるどころか王都から追い出すことも難しかっただろうがな・・・


 味方であれば此れほど心強いものはないが、一度ひとたび敵となれば国が滅ぶことも覚悟しなければならない程の、理不尽なまでの黒衣の魔女の強さを知るガヴァナードは小さく溜息を吐いた。



 先代ウラヌス王シルベウス陛下が倒れた時、そこにはカイルス王子とガイウス大神官が偶々たまたま居合わせ、シルベウス陛下の証言とガイウス大神官の見立てにより、シルベウス陛下が倒れのはアレイアス王子と結託した黒衣の魔女リサナの呪いに因るものだと断定された。

 即さま、王暗殺未遂の咎によりアレイアス王子と黒衣の魔女リサナに死刑宣告が出され、全ての騎士や兵士、衛士に至るまでアレイアス王子と黒衣の魔女リサナの生死を問わない捕縛命令が出された。


 これに対し、黒衣の魔女リサナに二十年以上に渡り魔法戦を鍛えられてきた、リサナの人となりをよく知る騎士や兵、衛士の者達の動揺は大きく、王家や国の発表に疑問を唱え離脱する者も多くいた。


 アレイアス王子と黒衣の魔女リサナは、ウラヌス王家により冒険者ギルドにも賞金首として有り得ない額の懸賞金と共に生死を問わない捕縛依頼が出された。


 王家の、然も王子の生死を問わない捕縛依頼が冒険者ギルドに王家から出されるのは異例中の異例、というか有り得ないことでウラヌス王国の冒険者達は驚愕していた。が、懸賞金の額が有り得ない額を提示されているのにも拘らず、率先してその依頼を受けようとする者は居なかった。


 何故ならば、お家騒動を起こしている国や権力者の依頼には裏切られる可能性あり、また依頼した者が追い落とされ、悪くすれば、依頼を受けた冒険者が逆に賞金首にされる可能性も有るからだ。


 また鍛え上げられた兵や凄腕の冒険者達といえども、国をも滅ぼしかねない程の力を持った黒衣の魔女を捕らえることなど出来よう筈もなく。暫くして、アレイアス王子と黒衣の魔女リサナの捕縛命令は、王命により取り消され討伐命令に切り換えられた。

 その命を受け、特異な力(異邦人の力)を持ったメンドゥーサ王女らが討伐に動いたのである。


 特異な力を持ったメンドゥーサ王女達でも、黒衣の魔女達が王都を脱出する際、異邦人の力を持つメンドゥーサ王女の部下三人が殺害されていた。



 ・・・・。

「まぁ、確かに軍だけでなくウラヌス王国全体が動揺する事件でしたからね・・・」

と、カスパーは一つ息を吐く。


 アレイアス王子は、よくウラヌス王国内の各領土を視察して回り領主や領民の話に耳を傾けたり、飢饉や干魃等で苦しんでいる領地があれば、その周りの領主や王家に支援するように働きかけたりして、国民からは多大な信頼を集めていた。


 「・・・で、その軍内部の動揺はどうなりました?」

 ・・・・・。

「俺の力不足のせいで時間は掛かったが・・・まぁ、知ってのとおり何とかダイス王国に援軍を出せる程度には落ち着いたな。」


 アレイアス王子と黒衣の魔女リサナの反乱の報を受け、ガヴァナードは事前にその事を知っていたかの如く即さま動いた。


 ガヴァナードは軍の幹部から一兵卒に至るまで全ての軍関係者を集めると、アレイアス王子とリサナの反乱を伝えこう言い放ったのである。「俺を信じる者は付いてこい!俺に少しでも疑いを持つ者は自宅で待機していろ!足手まといだ!」と。


 ガヴァナードは大貴族ヘラーク侯爵家の出だったが、大貴族の末弟としては珍しく現場からの叩き上げで大将軍、軍務卿へと上り詰めた人物で軍内では多くの者から信頼を集めていた。が、それでも、軍から多くの者達が離れてゆき、軍内が落ち着くのに一年近く掛かった。


 それに責任を感じたガヴァナードは軍務卿と大将軍の任を辞そうとしたが、それを周りが強引に引き止めたのは記憶に新しい。


 ・・・。

「そうですか・・・。」

 ・・・・。

「で、今回の緊急会議は、そのダイスとアルテミスとの戦争を阻止する為に、アマノハラ王国から一昨日来た特使への対応についてのものなのだろう?」

 「恐らく・・・。」

 ・・・・。

「しかし、あのアマノハラ王国の特使・・・俺も昨日初めて見たが、凄かったな。あのアマノハラ王国の先代女王というだけの事はあった。あの美貌もさることながら周りを圧倒するような存在感。下手したら畏怖を感じる者も居たのではないか?この世に名君名将は数多く居れどあれ程の者は、そうそうは居るまい。」

 ・・・。

「やめてくれ・・・私はこれから一人でそんな人物と対峙しなければならんのだぞ・・・胃が痛くなる。」

 ははは、「大変だな・・・俺なら裸足で逃げ出すぞ。」

 「全く・・・私だって出来ればそうしたいよ。」


 等と、カスパーが親友のガヴァナードと雑談をしていると、内務卿、財務大臣、外務卿、近衛騎士団団長、が入ってきて、それぞれ内務卿はカスパーの隣の席へ、財務大臣はその隣へ、外務卿はガヴァナードの隣の席へ着き、近衛騎士団団長は王の席の右後ろに立った。


 「ふむ、こん、会議で召集されたのは、これで全員のようだな。」

と、ガヴァナードが言うと、

「全員集まっておるか。」

と、ガイウス大神官が大会議室に入ってきた。


 ・・・・。

「ガイウス大神官、我らを召集されたカイルス陛下はどうされた?」

と、王城ではカイルス陛下と常に一緒にいるガイウス大神官が一人で大会議室に入って来たのを見た宰相カスパーは怪訝顔で尋ねる。

 「うむ、・・・・陛下におかれては体調がすぐれぬとのことだ。変わりに私に会議を取り仕切れ、と陛下直々に言い渡された。」

と言って、ガイウス大神官は王の席の左後ろ、近衛騎士団団長の左隣に立つ。

 そして、その場に居る者達を見回すと、徐に口を開いた。


 「全員集まっているようだな。では、会議を始める。各々職務の忙しいところ集まってもらったのは他でもない。一昨日、アマノハラ王国より来訪した特使への対応についての考えを共有するためである。」

と言うと、ガイウス大神官は一度言葉を切り、皆を見回す。そして、

「まず、カイルス陛下のお考えを伝える。我が国の方針に変更は無い。属国のダイス王国を使い異邦人の血を継ぐアルテミス王国の壊滅を計る、との事である。」

と、その場に居る全員に威厳を持って伝える。


 ・・・・。

「分かりました・・・・ただ、あの大国アマノハラ王国が相手ですからね。機嫌を損ねるのは不味いでしょう・・・・・ですので、できるだけ相手に不快感を与えず交渉の無駄を自覚させて、向こうから交渉の打ち切りを申し出るように仕向けていきましょう。」

と、カスパーが考えるようにしながら言うと、

「あの人物を相手に、そんなこと出来るのか?」

と、ガヴァナードが感心したように言う。

 それに対して、

「うっ、・・・出来る限りの努力はする。」

と、カスパーは頬を引きつらせて応えた。


 ・・・・。

「うむ、・・・交渉に関しては陛下は宰相のカスパー殿に一任されている。」

と、ガイウス大神官は言い、

「他に何か意見、質問は無いか?」

と、皆を見回して問う。


 そこで、内務卿のプレリエスが手を上げ、

「アレイアス王子の反乱から国内が騒がしくなっている。まだ、アレイアス王子や黒衣の魔女リサナは捕らえられず、国民は大きな内乱が起こるのではと不安がっている。何か手を打たなければ、交渉にも支障をきたす可能性があるのではないか?」

と、意見を述べた。


 ・・・・。

「今、メンドゥーサ王女達アレイアス討伐部隊がアレイアス王子達を追っている。じきにアレイアス王子達の討伐完了の報が届くだろう。今しばらく待ってもらいたい・・・・交渉への影響だがアレイアス王子達の反攻の報せでもない限り問題はないと思われる。」

と、ガイウス大神官は少し表情を険しくして答え、

「宰相殿はどう思われる?」

と、カスパーに意見を求める。


 ・・・・。

「そうですね・・・・当分は大丈夫でしょう。ただ、民だけでなく臣下の者達の中にも王国の公式発表に疑心を抱いている者達が多くいます。軍に関しては軍務卿が兵達の疑心解消に努め抑えてくれていますが、他の所ではまだ疑心が大きくこのまま放置しておくのは良くないと思われます。」

と、カスパーが意見を述べると、

「全く、こんな事になったのは、異邦人である黒衣の魔女を王家に近づけたりするからだ。奴がアレイアス王子を唆し反乱を起こさせた。」

と、外務卿のダルメリアスが憎々しげに言うと、

「いや、それは違うぞ。シルベウス陛下の元にアスティース公爵家から第一王妃として輿入れされたディーネ様に、側仕えとして付いてきたリサナは王家の為に良くやっていた。それを、お亡くなりになったディーネ様のお子である第一王子のアレイアス殿下が黒衣の魔女リサナを反乱に巻き込んだのだ。」

と、近衛騎士団団長のタイタニオンが反論する。

 「いやいや、私の記憶だと二人が共謀していたと思うのだが・・・」

と、頭痛でも起こしたのか、こめかみを押さえながら財務大臣のアサードが少し表情を歪めて言う。と、それぞれが自分の意見を主張して口論を始める。が、暫らくすると、ガイウス大神官を除くその場に居る全員が、「ぐぅぅ‥‥‥あ、頭が割れる‥‥‥」と、苦悶の表情で頭を抱え始める。


 ・・・ぬぅ、記憶の支配が弱いせいか記憶に齟齬が生じ始めている・・・わしの扱える神力の大きさでは、国の重臣や重鎮達の記憶を完全に支配しきるまでの余裕は無かったか・・・シルベウスを呪い、カイルスの精神を支配し、メンドゥーサ等の異邦人の力を持つ者達の記憶を支配するのに殆んど持っていかれたからな・・・


と、思いながらガイウス大神官は目を閉じ右手に持つ支配の神杖に力を込める。と、支配の神杖は仄かに輝きだす。

 そして、大会議室に居る者達が首から掛けている神具の太陽を象ったネックレスも、その支配の神杖に共鳴するように輝き出す。すると、苦しんでいた者達は何事も無かったかのように会議の続きを始めた。


 ・・・・・。

「アレイアス王子が反乱を起こしたのは異邦人である黒衣の魔女に操られてのことでしょう。」

と、宰相カスパーが言うと、その場に居る全員が頷た。

 そして、

・・・。

「取り敢えず、カイルス陛下直々に臣下や民の前で説明していただき、じきにアレイアス王子達は討伐されるということを伝える等して、皆の不安を解消するように努めるべきでしょう。」

と、カスパーは意見を述べ、

「大神官殿、その様に陛下への進言お願いできますかな?」

と言うと、

「うむ、心得た。」

と、ガイウス大神官は大きく頷くようにして応える。


 ・・・国の重臣や重鎮達の記憶の支配が解けかけている・・・・・・面倒だが定期的に術を掛け直して回らねばならんか・・・これは早めに、国の重職に就く者達を、わしに従う者達にげ替えていかねばならんな・・・




 「大介さん、本当にあのガーディン教の神官長に手を貸す気ですか?」


 ティアは不満の表情を露にして大介に問い掛ける。


 ・・・・。

「別に、他の依頼とは別に手を貸すと言っている訳ではない。恐らくウラヌス王とその重臣達の呪縛を解く過程で、そういう方向にも持っていけるかもと考えて協力すると言ったまでだ。・・・・ティア、昨日から随分とサリサに手を貸すことに反対しているようだが、ガーディン教に恨みでも有るのか?」

と言う大介の問い掛けに、ティアは悲しみと怒りを押し殺したような表情をして押し黙ってしまう。


 実際には、ティアは別に声に出して反対いていた訳ではない。


 ただ、昨日、ガーディン教ウラヌス王国教会の神官長サリサに会ってから、口数が少なくなり、全身から〈なぜ、ガーディン教の神官長の為に手を貸すんですか〉と不機嫌な オーラを発散させていただけだ。


 大介はティアのその押し黙った姿を見て、ハァッと一つ息を吐き、

「別に言いたくなければ言わなくてもいいが・・・。」

と言うと、

「・・・そうですね、やっぱり大介さんにはお話ししておくべきかもしれません・・・ある侯爵家の少女のお話しを・・・。」

と、ティアは重い口を開いた。


 「今から七年ほど前の事です・・・」・・・




 北大陸にはスウェルズガルド地方とミルドガルム地方、クルムガルム地方があり、その中で一番広いスウェルズガルド地方のほぼ全域を支配していた、当時の六大国の一つヴァルスニル皇国という国がありました。


 その国の宮廷魔術師長を代々務めてきたアルムニル侯爵家の長女がその日、十歳の誕生日を迎えたのです。


 ヴァルスニル皇国の都タルスメルムの皇城近くにあるアルムニル侯爵家の屋敷内にある五百人を集めてパーティーを開けるパーティールームで、皇家やアルムニル侯爵家に縁のある方々を集めた盛大な誕生日パーティーが開かれました。


 「ティアスティア、遅れてすまない。王城での会議が長引いてしまってな。」

 「いえ、お父様はこの国のために身を粉にして働いていらっしゃるのですもの。私の誕生日に帰ってきていただるだけでも嬉しいですわ。」

と、その少女が微笑んで言うと、

「・・・本当にお前はいい子だね。」

と言いい、そんな少女の健気な姿に感極まって、アルムニル侯爵にして宮廷魔術師長であるその少女の父、アルターナ・メトス・アルムニルはキュッと少女を抱き締めました。


 「ティアスティア、十歳の誕生日おめでとう。」

 「ありがとう御座います。お父様。」


 父親に優しく抱き締められたその少女は、父親の背に手を回してその嬉しさに微笑みました。


 コホン、「アルムニル侯爵殿、その小さな淑女リトルレディーに私をご紹介願えませんか?」

 「ああ、これは失礼した。ガラント大神官殿。我が娘の可愛さに、すっかり忘れていた。」


 ガラント大神官と呼ばれた十五歳くらいの少年は、一つ咳払いをしてアルムニル侯爵アルターナに声を掛けると、アルターナは臆面もなく親バカ発言をし、ガラント大神官を呆れ顔にさせていました。


 「ティアスティア、紹介するよ。若干十五歳にして、この国の国教であるガーディン教の、ヴァルスニル皇国教会のトップである大神官に就任したガラント殿だ。ガーディン教の総本山、神聖ガーディン教王国から派遣されてきたんだよ。」


 「初めまして、ガラント大神官様。私、アルターナ・メトス・アルムニルの長女、ティアスティア・メトス・アルムニルと申します。」


 ティアスティアは父アルターナの紹介に対し、ガラント大神官にスカートの裾を軽く持ち上げ軽くお辞儀をして挨拶をしました。


 「初めまして、ティアスティア様。誕生日おめでとうございます。」


 対して、ガラント大神官は胸に片手を当て恭しく頭を下げると、祝いの言葉をティアスティアに贈りました。


 ・・・・。

「ガラント大神官殿、娘はやらんぞ!」

 「はっ?突然何を言っておられるのです?アルムニル侯爵殿?」

 「私の娘が可愛いからといって、手を出すなと言っておるのだ!」

 「いやいや、そんなことする訳ないでしょ。」

 「なにぃ!こんなに可愛いのに貴様は私の娘に魅力が無いとでも言うのか!」

 「はっ?本当に何を言っているのですか?貴方は。私は身も心も神に捧げた神官ですよ。どんなに魅力のある女性でも手を出すわけ無いでしょう。」

 「本当か?主神ガーディン様に誓えるか?」

 「ええ、誓いますとも。」


 ガラント大神官が神に誓った事でアルターナは安心したのか、親バカモードの興奮状態を解除して感情を何時もの穏やかなものにした。


 「ティアスティア様。十歳になり少女から女性になった貴女への神からの祝福の儀式を、若輩ながら私が執り行わせて頂きます。」


 ガラント大神官はアルターナが落ち着いたところで、アルムニル侯爵家を訪れた本来の目的を口にしました。

遂にティアの過去が明らかに・・・次話乞うご期待。

なんて事を胸を張って書けるよう文章を書けるようになりたい・・・

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