ここまでの登場キャラまとめ
こんばんはー! 登場キャラまとめでございます。分かりやすくしたかったのに分かりにくい……orz
当然のようにここまでのお話のネタバレになってますので、まだ二十話まで読んでない方はブラウザバックオーライでございます。
・主人公の龍治、十歳時点でのキャラまとめ
*綾小路龍治
誕生日:12/25 血液型:A
髪:銀 目:青 容姿:冷血系クールビューティー
趣味:未知への挑戦(表向きはパズル) 特技:何でも出来る
好物:B級グルメ 苦手:蛍光色のお菓子
家族構成:祖父(幸治郎)祖母(故・アナスタシア)父(治之)母(竜貴)
座右の銘:不撓不屈・どんな困難に出会っても決して心が挫けない事。
イメージカラー:白銀
ゲームでは:
メイン攻略キャラ対象。攻略対象中唯一、ノーマル、トゥルー、真トゥルーと三つの正規EDがある。またバッドエンドの多さも他攻略キャラと一線を画すほど多い。
乙女ゲーのテンプレである「王子様キャラ」。見目麗しく頭もよくスポーツも万能、家は大財閥ととんでもないスペックの持ち主だが、性格は傲岸不遜、冷酷無比、天上天下唯我独尊と最悪である。
しかしその最低最悪な性格が、『ヒロイン』との出会いにより改善されていく王道ストーリーが大変ユーザーに受けた。
ファンからのあだ名は「冷血王子」「白銀様」。
また、トゥルー・真トゥルー攻略の難易度の高さとその二つに至るルートにおいての『ヒロイン』の漢前っぷりから、一部(主に腐った人々)に「メインヒロイン」「真ヒロイン」と呼ばれた事もある。
死亡ルート:有
ヤンデレルート:有
小説では:
何の因果か前世に「九十一歳の天寿を全うした貴腐人」を持ってしまい、五歳の時にその時の記憶を得た事でかなり人生が変わった。自分とはほぼ百八十度違う人生を歩んだ人の記憶のため戸惑ったり悩んだりする事は多いが、嫌悪感や忌避感などは特にない。頼りにしている節もあった。
しかし最近、ゼンさんと名付けた前世の記憶に不可解な所が出てきて、「?!」となっている。
自分の周囲が乙女ゲーム『世界の全ては君のモノ』と酷似してる事に気付いてしまったのが、幸か不幸か。小学生の身で要らぬ(必要な?)苦労を背負いこむ破目になった苦労性主人公。
ゲームの『綾小路龍治』とは違い、思慮深くて気配り屋。云いかえれば、悩み癖のある小心者。他人が傷付くくらいなら、自分が渦中に飛び込む方がよっぽどいいと思っているので、傍から見てると男前。内面知ってるとそうでもない。
最近、及び腰になって防御に回るより、高笑いで先手必勝、戦う方を選んだ。まだ見ぬ『ヒロイン』との陣取り合戦開始。攻略される前に俺が攻略してやる!(※他の攻略キャラを)
ようやく似非BL要素のタグが活躍出来そうな兆し。
一言:
最初考えた時は完璧王子様系キャラに貴腐人の記憶、ではなく、体育会系直情型バカに文系夢見少女の記憶だったのは今だから云える裏話。前世と現世との違いに苦しむのは変わって無いですが、物語の方向性は大分変化したと思います。体育会系でも面白かったかも知れませんが……まぁ龍治で良かったと思います。ふはは。
*岡崎柾輝
誕生日:3/26 血液型:AB
髪:焦げ茶 目:茶色 容姿:穏やかな美形
趣味:龍治と同じ 特技:お世話技能、家事全般
好物:(強いて云うなら)蜂蜜 苦手:特になし
家族構成:祖父 祖母 父 母 妹二人(面識無し)弟(面識無し)
座右の銘:一蓮托生・結果はどうなろうと、行動や運命を共にする事。
イメージカラー:橙色
ゲームでは:
攻略キャラの一人。スタート直後、『龍治』と共に登場するので必ず出会うキャラである。
EDはノーマル・トゥルーの二つだが、トゥルーでさえいわゆる「駆け落ちエンド」であるため、薄幸感がどうにも拭えない。『龍治』ルートを始め、多くのルートで不憫な目に遭うため、「幸せにしてあげたい!」と切に願うディープなファンが一番多いキャラでもある。
「王子キャラ」の側に控える「取り巻きキャラ」。高いスペックを持ちながら後一歩『龍治』に及ばない部分がクローズアップされがち。さらに不憫感が増している。不憫不遇不幸の三重苦を背負っているとよくネタにされた。
ファンからのあだ名は「不憫崎」「ペット(虐待用)」。なんかもう酷い。
とにかく『龍治』を意識しているキャラなので、腐った人達の格好の餌食となった。3F。
死亡ルート:無し
ヤンデレルート:有
小説では:
龍治が五歳の時に前世の記憶の存在に気付き高熱を出した際、「一人は厭」「寂しい」などと云って魘された事で綾小路夫妻が「息子が寂しがっている!」と考え、“お友達”兼世話役として綾小路家へ連れて来られた。それ以来実家である岡崎家に帰っていないが、本人はさっぱり気にしていない様子。龍治は大いに気にしている。
何かと周囲へ気を回す龍治に、「龍治様は気にしすぎです」と云ってストップをかけるのがお約束。龍治のやる事は全面的に支援するが、龍治の負担になると感じたら即止めにかかるちょいと過保護気味な御世話役である。
ゲームの『岡崎柾輝』とは違い、主である龍治に対して憎しみや怒りなどを抱いている様子は一切ない。大事にし過ぎて「ちょっと落ち着こうか」と云われる始末。
どうやら一途な性分らしく、「龍治の世話役は自分!」と独占感情を剥き出しにする事が結構ある。
しかし龍治の婚約者である東堂院花蓮とは仲が良い様子。
一言:
私が主従関係燃え(萌えでもいい)なので、「主人公がお坊ちゃんなら従僕は絶対いるよね!」と生みだされたキャラ。ゲームの方では不憫不遇不幸の三重苦と云う設定なので、小説の方では強かに生きて欲しいなぁと願っています。どうなる事やら。
*東堂院花蓮
誕生日:9/26 血液型:O
髪:黒 目:黒 容姿:吊り目気味の洋風美少女
趣味:茶葉集め 特技:女の勘
好物:和菓子(特に餡子系) 苦手:激辛料理
家族構成:祖母 父 母 兄 弟
座右の銘:和風細雨・人の過ちや欠点を改めるのに柔和な態度、方法でのぞむ事。
イメージカラー:桃色
ゲームでは:
『綾小路龍治』の婚約者として登場。『龍治』『柾輝』と共に必ず登場し、『ヒロイン』の存在を疎ましく思い嫌がらせをしてくるいわゆる「悪女キャラ」。
どのキャラのルートでも出てきて『ヒロイン』を邪険に扱うが、『龍治』ルートではリミッターが外れたかの如く過激な行動に出てユーザーにトラウマを植え付けた。曰く、「カマキリ怖い」「豚肉食べれない」「背後の物音にビビる」「彫刻刀の応用はいけない」などなど。「花蓮マジ勘弁」がユーザー内での合言葉。
ほとんどのユーザーから忌避されているが、一部のユーザーからは「龍治の被害者の一人」「本当はいい子なんだ!」「何故ヒロインとの百合ルートがない」と庇われる傾向にあった。『柾輝』とセットで「龍治の被害者友の会」と云われるのはお約束のネタ。
最終的には没落させられたり『龍治』に切って捨てられたりととにかく破滅するが、死亡ルートは存在しない。そこを救いと思うかどうかはユーザー次第である。
死亡ルート:無し
ヤンデレルート:有
小説では:
龍治が六歳の時に会い、写真の印象とあまりに違った事で興味を抱かれた結果、周りの大人が先走って婚約者になった。
婚約相手があまりにハイスペックなので、釣り合う為の努力を欠かさない。恋する乙女ではあるが、どこか現実的で冷めた物の見方をする時がある。多分、性格が悪いと噂の兄の影響。
意外と独占意識は薄く、「龍治様は皆のもの。その龍治様を支えるのが未来の妻たるわたくしの役目」と考えている。ストッパーにはなれない。ガソリンにはなる。独占意識が薄い分、「龍治の妻」と云う立場に誇りと生き甲斐を持っているので、その立場を脅かす存在には敵意を剥き出しにする。
何事も「龍治のために」と云う部分は、ゲームの『東堂院花蓮』と共通する部分であったりして、そこを実は龍治に心配されているが当然本人は知らない。
岡崎柾輝とは盟友めいた仲の良さだと思われる。
一言:
龍治が乙女ゲームによくいる(と思う)「テンプレ王子様キャラ」なので、同じく乙女ゲームによくいる「お嬢様系ライバルキャラ」を出そう、と龍治を作った時に決めました。婚約者って響きが素敵ですよね、一般人からしたら非日常的で。ふわほわ可愛い子にしようと思ってたら、いつのまにか意外と強か系(女の勘とか)になってて私が驚いた。イメージ的に「主人公の帰りを待ってるヒロイン」だったんだけどなぁ。
*禅条寺玲二
誕生日:5/16 血液型:A
髪:黒 目:黒 容姿:人形のように愛らしい
趣味:遊ぶ事 特技:武芸
好物:豆大福 苦手:脂っこいもの
家族構成:父 母 姉
座右の銘:光風霽月・さっぱりしてわだかまりのない気持ち。
イメージカラー:黄金
ゲームでは:
パラメータ「芸術」を60以上にすると登場する。輝く金髪とブルーの瞳が印象的な異国の王子様風だが中身は割と残念仕様。
ついたあだ名は「残念王子」「バカ王子」など悪口と紙一重どころか悪口そのものみたいなのが多い。しかしユーザーから真っ当に愛されている唯一のキャラだとも名高かった。
ゲーム中では『龍治』をライバル視しているため、彼とのイベントは『龍治』絡みが多い。しかしギャグ要素が強く明るい内容のものが多いので、『柾輝』ほど腐の人々には受けなかった(むしろ、『柾輝』が人気過ぎたとも云える)。真っ当な乙女ユーザーからは「ばかかわいい」とかなりの人気を得たが、一番好きと云うユーザーよりも、二番目くらいに好きと云うユーザーの方が多く、人気投票などではパッとしなかった惜しいキャラでもある。
死亡ルート:無し
ヤンデレルート:微量
小説では:
ゲームの『玲二』とは全く違い、黒髪おかっぱ日本人形のような可愛い子、その上外見からは想像も出来ないくらい武芸に秀でている。芸術なにそれ美味しいの? とか云いそうなくらい美術関係に無頓着。ゲームとのかけ離れっぷりに龍治はとても安心している。
軽いノリでいつでも楽しげだが、鋭い一言をぽーんと云い放ったり、全部わかってるよーと云わんばかりの笑顔でいるので一番油断出来ない奴なのかも知れない。
龍治にとって唯一の“真っ当な”友達(自分で選んだ、と云う意味で)なので、柾輝から怖い目で見られたり怖い笑みを向けられたりしているが、さらっと流してしまい気にしている様子がない。多分かなり強い子。その分、折れた時が一番怖そう。
一言:
花蓮に取り巻き的なお友達を作る予定が先にあって、じゃぁ龍治にも柾輝以外に幼い頃からの友達欲しいなーっと思って出番を繰り上げたのでした。本当は中学生辺りで登場予定だったんですよねー。でもそうなると柾輝がにっこにこで龍治独占ですからね。そうはさせん。←
*風祭眞由梨
誕生日:11/8 血液型:B
髪:黒 目:黒 容姿:日本人形系和風美少女
趣味:花嫁修業 特技:料理
好物:柑橘類(特に檸檬) 苦手:たこ、いか等の軟体系
家族構成:祖母(伊代子) 父 母(幸子) 兄三人(空哉・海人・大地)
座右の銘:不即不離・二つのものがつきも離れもしない事。
イメージカラー:紅色
ゲームでは:ボツキャラ。龍治の親戚。真の婚約者。和風美人。と三つの設定のみ作られていた。
死亡ルート:不明
ヤンデレルート:不明
小説では:
龍治の血縁である事を笠に着てやりたい放題の悪役和風お嬢様――と思わせといて、実は一途な健気ッ子だったと云うオチ。勘違いや暴走は幼さ故の思い込みや視野狭窄であり、本質は尽くし系の大和撫子である。
実は原作ゲームに存在しなかったからと、龍治にとってある意味救い=この世界はゲームの世界ではない、と云う確信に繋がっていた。が、実際はボツキャラとして存在していたため、龍治を絶望と苦悩の渦に叩き込む事になる。
結局この世界は『せかきみ』の世界で、どれだけ頑張ろうがゲームの設定通りに未来が確定していくと思わされたが、眞由梨の菩薩級の愛を見て龍治はゲームじゃないと思いたくなった。ある意味序盤のヒロインと云える。
龍治たちと仲直りした後は、天真爛漫な妹属性を惜しみなく出してきた。
一言:
後書きでも語らせていただいたように、最初は棄てキャラ予定だったと云う……。花蓮が洋風だから眞由梨は和風と云う設定を、今後はもうちょい生かしたい所です。龍治の妹ポジションとしても頑張ってほしいですな。
*鬼塚恵理香
誕生日:1/27 血液型:AB型
髪:黒 目:黒 容姿:キリッとした美人
趣味:ガラス製の小物集め 特技:護身術
好物:麺類(特にパスタ) 苦手:豆腐
家族構成:父 母 妹
座右の銘:忘己利他・自分を捨てて、他に報いる事。
イメージカラー:萌黄色
ゲームでは:
必ず登場する『東堂院花蓮』の取り巻き少女。『花蓮』の命令には必ず従い、彼女の指示の元『ヒロイン』を追い詰める役割を担う。
序盤は盲目的なまでに『花蓮』に従う様から、「百合? 百合なの?」と思わせておいて、実は『龍治』に恋をしており『花蓮』を出汁にして近づこうとしている腹黒だと露見してユーザーを戦慄させた。壮絶な顔芸で「いざとなったら『花蓮』すら切り捨てる」と云い放った彼女の存在は『せかきみ』のトラウマの一つ。
大体のルートでは徐々にフェードアウトして行くが、一部のルートでは凄まじい活躍(?)を見せる。『龍治』ルートにおける『裏切りイベント』は「女の子の醜さがよく描かれている」と一部のユーザーから好評だった。
死亡ルート:無し
ヤンデレルート:有
小説では:
気が強く喧嘩ッ早いところがあるが、世話好きの心優しい女の子。少し抜けた所のある花蓮と大人しい莉々依のフォロー役。
「こんな事もあろうかと」と様々な道具をどこからともなく取り出したりする。龍治に某猫型ロボットの妹のようだ、と思われている事は当然知らない。
ゲームと同じく龍治に恋しているかどうか、今のところ判断がつかない。少なくとも腹黒ではないと龍治は思っている。
一言:
お嬢様キャラには取り巻き必須だよね! と生み出した子その1。花蓮と被らないように被らないようにと気を付けています。まだ全然活躍出来ていませんが、頭の中には恵理香が主体の話が一応出来ています。本編で書きたいところです。
*浅井莉々依
誕生日:11/20 血液型:B
髪:茶色 目:茶色 容姿:ほんわか系ビスクドール
趣味:小鳥の世話 特技:ダンスは一通り
好物:シュークリーム 苦手:鯖
家族構成:祖父 祖母 父
座右の銘:隠忍自重・我慢して軽々しい行動をしない事。
イメージカラー:山吹色
ゲームでは:
『恵理香』と同じく『東堂院花蓮』の取り巻きとして登場する。言葉少なくおどおどしている事が多く、『ヒロイン』に対してもこっそり助けたりと根は優しい少女である事を匂わせる。
ほとんどのルートではいつの間にか消えているのだが、とあるキャラのルートにおいてのみ凄まじい本性を露わにする。そのキャラへの恋心を拗らせて、『ヒロイン』の陰ながらの味方から『花蓮』にとって代わる悪女へ転身する。恋した相手のためなら『龍治』も『花蓮』も障害として排除対象としてしまう。
元が大人しい故に陰湿でひそやか。じわじわ『ヒロイン』を追い詰めて行く様はいっそホラー。とあるバッドエンドでは『ヒロイン』共々ユーザーを絶望に叩き込み、『せかきみ』のトラウマの一つに数えられた。
『せかきみ』女子は基本トラウマ製造機ばっかりである。
死亡ルート:有
ヤンデレルート:有
小説では:
大人しくて控えめな文学少女。ビスクドールのような愛らしい外見から隠れファン多し。花蓮、恵理香に比べて体力が無い事が本人にとっては悩みの種。食も細め。もっと強くなりたい。
ゲームのようなホラーキャラには今のところ見えない。龍治もそんな莉々依は絶対見たくないと思っている。『莉々依』が恋してたキャラと出会ったりしたら、龍治の胃痛がマッハになりそう。
一言:
恵理香同様、取り巻き必須だよね、と生みだした子その2。恵理香との違いを出すために大人しい子にしたせいもあり、恵理香より目立ってない気がします。ゲームの『莉々依』が恋してた相手はまだ名前すら出ていません。出て来たらどうなるかはお楽しみ☆←
*綾小路治之
龍治の父親。子煩悩、愛妻家、シスコン。マザコン疑惑すらある。外見美丈夫なだけに酷い。
料理や裁縫などの家政関係が壊滅的に出来ない。どうしてそうなる、と云う事をやらかす。結局フレッシュチーズは謎のスライムに退化。どうしてそうなった。
「財政界のゴジ■」「歩く地雷原」「人間性ポンコツ」と息子から散々な評価だが、仕事は出来るし意外と周りから愛されてたりする。カリスマはある模様。
*綾小路竜貴
龍治の母親。クールビューティーな顔立ちだが、内面は人情家で穏やか。優しいお母さん。
息子が幼少期、よく熱を出して寝込んだせいで、未だに心配でたまらない。過保護気味になっていると実は自覚ありだが、ベッドの中で魘されている愛息子の姿が脳に焼き付いて離れない。
料理は出来ない、と云うかやった事がない。やらせて貰えない、が正しい。故に、料理でもなんでもやりたがり、実際に遣り遂げる息子がとても誇らしくて自慢。夫と同じく子煩悩である。
*綾小路幸治郎
龍治の祖父。傑物二代目。自身の父が手をつけた商売をさらに大きくした。が、実は治之の方が商才がある。幸治郎は人徳の方が凄い。
スラッとした初老の紳士。世界各国、老若男女のファンがいる。どこかの国へ行くと、周辺の友人知人から「うちにも来て!」とお誘いが殺到するので中々日本に戻れない。でもお盆や龍治の誕生日には必ず帰って来る。
親の決めた結婚相手であったが、アナスタシアとは相思相愛だった。
*アナスタシア
龍治の祖母。ロシア人。故人。未だに語り継がれる美しさを持った伝説の人。龍治にとっては物語の中の人。
夫の幸治郎とは政略結婚であったものの、相思相愛だった。子供達も勿論愛してた。けれど龍治が生まれてからは、龍治に愛の全てを注ぐようになってしまう。
死因は事故死。けれど不可解な点が幾つかある。
*風祭幸子
龍治の伯母。眞由梨の母。治之の姉。
さっぱりした性格の姐御肌の女性。息子三人娘一人の子持ちには見えない美貌とプロポーションを持つ。筋を通す際には夫すら殴り倒す女傑でもある。
娘の眞由梨を溺愛しているが、周りの連中がでろでろに甘やかしているので、「ここで私まで甘やかしたら取り返しのつかない事になる」と敢えて厳しく接していたら色々擦れ違ってしまった。
龍治とは伯母甥の関係を除いても、B級グルメ愛好家として仲が良い。
母親の青い目と美貌を引き継いだ事で若い頃は苦労した。少女時代はその目の色と冷たい美貌に因んで「氷姫」と呼ばれていた。
*風祭伊代子
眞由梨の祖母。序盤におけるボス的な人。
アナスタシアへ並並ならぬ愛情を抱いていたが、それを伝える事も表現する事も出来なかった。
眞由梨を愛し、アナスタシアを愛し、龍治を愛し、色んなものを愛したが故に立ちゆかなくなってしまった。可哀想な人と云えば大変可哀想な人。
龍治に許された事で区切りがついた模様。次出てきた時にはこざっぱりした感じになってそう。
*風祭三兄弟
眞由梨の兄たち。上から空哉、海人、大地。
年が離れた眞由梨を溺愛している。龍治に対しては綾小路直系と云う事もあり遠慮があるが、眞由梨を泣かせてた事に関しては大いに怒った。
ちょっと(?)甘やかし過ぎなだけで、実際にはよいお兄さんたちだと思う。出番をあげたいような、ちょっと引っ込んでろと思うような。←
*花蓮の護衛三人組
外見インテリ中身武闘派の弥栄。ゴツい外見だが細やかな気遣いが出来る艸凪。優しい顔立ちの若干軽いノリな各務。
共通点は全員「花蓮お嬢様は命をかけてお守りします!」と云う心意気。
弥栄は若干天然の気があるような気がする。
*年齢について
龍治の周辺(いわゆるメイン達)に関してはハッキリ決めてありますが(今は小学五年生で十歳~十一歳ですね)、サブキャラについてはぼんやりと表現してます。大体このくらいかな? と想像しながら読んでみて下さい。
なんでぼやかしているのか。龍治の物語に直接関係ないからです。
*身長・体重について
龍治達の今の年頃だと身長も体重もころころ変わるので数値化してません。大体この程度、とは決めてますが。
とりあえず、男子は龍治≧柾輝>玲二。女子は恵理香>花蓮>眞由梨≧莉々依な感じです。身長も体重も。
でも龍治は恵理香より小さい。この年頃って女の子の方が大きいですよね? それを気にする男の子はとても可愛いと思います。(どうでもいい)
*美形多いな
乙女ゲームに酷似してるらしいから仕方ない事ですね。←
*誕生日の花について
花言葉って辞書とかによって違いますよね。真逆の意味だったりもしますし。なので大体こんな言葉を意識してますよって事で、一応蛇足としてのっけておきます。にやっとして下さい。←
・龍治 :12/25 ヒイラギモチ「清廉」赤い薔薇「愛情」
・柾輝 : 3/26 ケマンソウ「あなたに従う」
・花蓮 : 9/16 リンドウ「あなたの悲しみに寄りそう」
・玲二 : 5/16 イキシア「誇り高い」
・眞由梨:11/ 8 フジバカマ「優しい思い出」
・恵理香: 1/27 ヘリオトロープ「献身的な愛」
・莉々依:11/20 ツワブキ「困難に傷付けられない」
相関図はもうしばしおまちを……。
で、出来るかなぁ……?←
取り急ぎ誤字を修正致しました! ご指摘有難うございます!><