表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
クローバー&ロイド   作者: パピドラ
冒険者編
17/22

報告書17つめ 魔物討伐。

初めましての方は初めまして。何時も読んで頂いてる方はありがとうございます。


追記。あとがきにしようかと思いましたが、記します。


クローバーの自己紹介あとがきで彼女はこのエピ現在、右手の義手を付け、革製布で巻いて首に吊るしています。




 肉眼機能を暗視にし地下へ地下へ。今は1人なので怪物モンスターに出会えば遠慮なく駆除を開始。使用は避けていたが武器箱から1つだけナイフを取り出す。肉塊タイサイを一振りで簡単に真っ二つできる優れものだ。


 シロタエギクから地図マップを受け取っているので偽道フェイクを選ばず最短に向かう。違反ズルだとしてもファルシと戦ったと思われる死骸達が道しるべとなっている為、寄り道しないかぎり同じ事だ。


 地下6階に到達すると長い1本道となっていた。奥から戦闘音と振動が伝わる。


 その先は…。


「ブロロロロロロッ!!」


 叫び声……ではない。まるっきり大戦闘してくれと主張する、明るく照らされている広大な空間に、人型鉱石集合体の魔物ゴーレムが体を動かす度、ブロロっと鳴り響いている。


 ゴーレムはファルシと戦っていた。単純なパンチりと踏みつけの攻撃にファルシは回避。ファルシも魔法を主に使うが痛手ダメージがない。消耗しているとすればファルシの体力だ。


「ロイド様! こっちです。」


 岩がせり出している陰でシロタエギクが手を招く。


「お前がいるのに何故有利に進めない?」


「ファルシ様が隠れていろと。これでも隙あれば弱体化薬瓶アイテムをゴーレムに掛けてましたが弱まる気配がないのです。」


 …………。


『ブルースター。応答しろ。』


 通信を入れる。組合ギルド管理の最高責任者に。


『はい御姉様。』


『ファルシが戦っている魔物ボスを弱められないか?』


『長時間戦っているのは把握しております。運営衛星塔に連絡はしているのですが……。』


『………応答無し…か。……どうすればいい?』


『鉱石系のゴーレムは体内のどこかに核がありますから破壊をすれば。ハンマーを使用すれば鉱石が割れるか一度分解という形で鉱石同士が外れますわ。再生時に核が反応しますのでその時が狙い目です。シロタエギクの武器箱をお使いください。』


「ロイド様。これを。」


 通信はわざとシロタエギクにも共有したので対応が早い。


 シロタエギク自身が握っていた武器箱が大槌へと変形。私は迷いなく柄を握ってゴーレムの背後へ。


 ファルシは自身の肉体強化魔法を使用し、装備している直刀2本でゴーレムに挑む。刀と石の衝突音が何度も発生し、どちらも引かず攻防の連続。直刀特性の叩き切るで鉱石が砕け落ちるがゴーレムの足に吸収され意味がない。なので私が背後から攻撃を開始する。


 ゴーレムの顔より少し高く飛び上がり、大槌で頭を叩きつける。頭部の集合鉱石がバラバラとなり落下。私も着地すると同時に今度は足を力強く叩く。片足となり不安定となった姿勢のゴーレムはうつ伏せに自重倒転。


「ロイド! 離れろ!!」


 ファルシがわめいた。肉体強化の重ね魔法を発動し即応態勢。私がゴーレムから距離を作ると、瞬時に行動開始するファルシ。


 さっきまでの身動きがより俊敏に駆ける。威力も数段上がっているようで、鉱石の隙間に刃をはまり込ませ強制切断。透かさず他の隙間にファルシが手を入れると、ドガンと爆発。どうやら3年前の賊頭が私に放った魔法、威力は違えど同系ばくれつのようだ。


 体のいたる場所が総崩れとなってゆき、下半身部から光球を発見。


 光球は自身を守る為、転がっている鉱石を磁石のようにくっつけ始めた。このままでは振り出しだ。


「トドメを刺して下さい!!」


 花を持たせなければならない。下半身部を破壊し、光球をファルシに狙って私は蹴る。


 ファルシは一直線に刃を振る。


 ガキン!! と光球が刺さり、ヒビを作ると粉々となり、割れた硝子の破片のようにキラキラと粉砕。


 鉱石が動く様子はない。討伐完了だ。


「ありがとうございます。ファルシ。」


 体力を使い果たしてぐったりしているファルシに私は駆け寄る。


「……なぜだ? お前がトドメを刺せば良かっただろ?」


「…私の武器では弾き飛ぶだけと判断しただけ。もし鋭利物があれば私がトドメを刺してましたが。」


 何か疑っているようだ。


「……そのナイフは忘れてたのか?」


 ファルシが来る途中で使用し、冒険服に刺し止めているナイフに目をやる。


「……忘れてた。」


 咄嗟の嘘。


「…………忘れてた、か。そうだな。そういう事もあるな。」


 含みある溜め作り笑いをするファルシ。


「御二人様。お疲れ様です。体力を回復させますので少々お待ちください。」


 シロタエギクが近づき、大背負袋リュックを降ろしてゴソゴソし始める。


 そんな中、ファルシが……。


「俺は今回昇級できるのか? 運営の機械人間アンドロイドさん?」


 !?


「…………。あなたは遊戯者プレイヤーなのですか?」


 私は口に出してから後悔をするがファルシはそれ以上の事は何も言わず無口となった。




簡単な登場人物のおさらいとか。










主人公……アンドロイド。名前は『ロイド』 長髪で髪と瞳の色が緑色が特徴的な機械人間。


剣士用冒険者衣装と軽防具装備の姿。首に輪形の爆弾を掛け、階級の分かる鍵を結び付けている。


 鍵階級は見習い冒険者。木の鍵。













小型船舶ポッド……名前は『シロタエギク』 元々主人公専用ポッドで機械でも生物でも医療行為が可能。また、ナノマシンの塊のような物なので変形自在。ブルースターの案により擬人化となる。両目と首を隠すように目立つ銀色髪の少女。……布生地目立つ旅人用の服装を着衣。大型リュックを背負い、両手に長方形武器箱を1つずつ持っている。

鍵階級は見習い冒険者。











女の子……名前は『クローバー』 右肩から右手までが無い片腕の女の子。白色の長い髪と白い瞳が特徴。少し大人へと成長した。防御力を捨てた白色を主張する衣服姿。指だけ露出した手袋をはめて、魔法を使用する時は指を鳴らす。

鍵階級は上級冒険者。鍵色は青銅。










ブルースター … アンドロイド(主人公の後継機) わかよたれそ つねならむ  の組織の一員でその町のギルドを操る最高責任者。水色の髪と瞳が特徴。主人公の後継機。主人公に対してやけにスキンシップが過剰。












黄緑色の髪と瞳のアンドロイド……名前は『ポコロコ』たまに喋ると伸ばすクセがある。「だめー わたしはー」など。ブルースターと同じく、主人公の後継機で妹にあたる。












ファルシ……青年の男性。鎧姿だが頭装備はしていない。武器は長短直刀の2刀流使い。遊戯者プレイヤーの可能性。

new→アンドロイドの事を知ってそう。


 鍵階級は上級冒険者。










ここからはネタバレじゃないけどネタバレだったらいやだなあっていうコメント↓



















モンスターの出現方法について。洞窟内のあちこちに隠し通路やナノマシンによって壁と一体化し、補充時にモンスターを解放。一見出入り口が1つしかないダンジョンでも、必ずどこかにモンスターの出入りできる通路や入口がある。それを監視管理している運営側。ダンジョンのどこかに監視室があり、無人管理などもしている。決して犬が操作してゲフンゲフン。……犬エンドはありえませんから。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ