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報告書10つめ 組合(ギルド)。

はじめましての方は初めましてです。


読んでいる方へ


主人公の容姿は後書きで書いてますが、髪色と瞳は同じく緑色です。長髪と瞳の色が……と後書きで書いてたので髪色書いてないなあと思い、記しときます。




 洞窟の一件は全て私以外の機械人間アンドロイドに任せた。傷や薬漬けになっている女性の治療を担当する機械人間。歩ける人間を誘導する機械人間。重傷者や歩けない者を救護する機械人間。……私も助けられる側となっていた。


 洞窟から出ると動物を使用した乗車に乗せられる。動物と言っても生きている物ではなく、私と同じ機械だった。乗車も中身はナノマシン集合体の、私の小型船舶ポッドと同じ機械ものだ。


「お嬢ちゃんはこっちじゃないよ。あっちの車に乗って。」


 洞窟内で1番最初に出会った黄緑色の髪と瞳である機械人間が、私にずっと付いてくる女の子に指定していた。


「いや、その子は良いんだ。一緒に乗せてくれないか?」


 私の言葉を聞くとゆっくりとした瞬きで顔を合わせ、可愛げな姿勢ポーズで私に言う。


「姉さまのお気に入りですか?」


「…………。」


「もう! 怒っているのですか? ごめんなさーい。……ささっ、お嬢ちゃん、特別に乗せてあげるよ。」




 発車してからしばらく時間が経つ。乗車は通行可能な場所なら川でも崖からでも近道するように走っていた。高速度状態からの長い浮遊感や、曲道カーブでの走行であまり味わない重力を女の子が受けると「ヒッ。ヒィ…。」と声を出し怖がっていた。


 機械人間わたしたちにとっては造作もないのだが、女の子は私にぴったりと抱きしめ、目を閉じたまま震えている。


『調整できないのか? 怯えている。』


 黄緑髪の機械人間に通信する。向き合ってる状態なので彼女は反応し、可愛い笑みで返信がくる。


『駄目でーす。姉さまは一応、拘束対象ですし、早く私達の本部に連行しないと私が怒られるので!』


『……殺人をしたから?』


『うーん。私の上司に会えばいろいろ分かりますから。それに今到着しますよ。外を見てください。』


 言われるがまま車窓から覗き込む。


 前方の光景は明らかに沢山の人々が住んでいるであろう家々、仕事建物、娯楽施設、宗教的な造形。女の子がいた村の数倍大きく広い町が存在していた。


「………お姉さん。………………吐きそう。」


『……どうするのだ?』


『止めませーん。姉さま、背中でもさすってあげたらどうですか?』


『…………。』




 町の入り口から中に入ると乗車の中でも賑やなのが分かる。


 町中でもしばらく走行していたが、15分後程でようやく停止。


「はーい。長らくお待たせしました。到着です。」


 彼女がそう言って私と女の子を降ろす。


 目に写るのはレンガで作られた巨大建造物と木造型の大きい扉口。扉口から出入りしている人間達だ。


「ようこそ。組合ギルドへ。案内しまーす。」


 組合の中に入る。


 鎧姿の剣士。杖を持つ全身黒布の女性、または男性。上半身裸の武道家。まだまだ沢山の特徴を持つ人間達が食事をしたり酒を飲んだり、提示版に集まって相談している集団がいる。いくつかのカウンター席を観察をすると、飲食の提供や、仲間パーティーの相談所、機械人間が受付担当となって人間達に仕事を紹介していた。


 私が視線を送る分、人間達もボロボロの姿で跛行はこうしている私に興味を持たれる。1人1人が私の事を教えてゆき、次第に大勢から注目されはじめた。


『晒し者のようでごめんなさい、姉さま。でもこれは必要な事だから。』


『? 必要とは?』


『宣伝ですよ。冒険者でもない人間が盗賊一味の討伐を組合に通さず勝手に討伐した。違反者として連行されている。って。盗賊討伐の冒険クエストを応募した多くの冒険者達がご立腹なんですよ。まー、1つは約束ルールは守りましょうねっていう宣伝ですねー。』


『…………やはり晒し者じゃないか。』


『そうでもないですよ。"冒険者でもない人間"というのが肝心な要点なんですよー。まるで勇者が現れた展開でしょ? 話題と噂で盛り上がりますし。それが2つ。』


『……あの首領ボスは強かった。応募していた人間達で勝てるのか?』


『無理でーす。生存率0%で分かってたので。』


 即答だった。


『でもそんな事、言えるワケないですし。それを食い止めたという意味では機械人間こっちにとって3つ目かな?』


『……私は勝てなかった。しかし記録に殺害とあり、数も多い。だが記録おぼえがない。君なら知っていないか?』


『…………。』


 彼女から無言という通信が終わり、ただひたすら背を追う。


「はい。この先は姉さまだけ行ってください。」


 長い通路を歩き、奥で厳重にされた扉まで案内され、彼女が喋る。


「お嬢さんは私と一緒に待とーね。」


 彼女が女の子の手を握る。その行為に不安な顔で私を見つめる女の子。


「大丈夫です。彼女に心配はありません。待っていて下さいますか?」


 私は頭を撫でた。何度か撫でていると女の子はコクリと頷く。


「お姉さ……ロイドさん。待ってる。それで、お願いがあるの。」


「何でしょう?」


「……戻ったら言うね。」


 私は肯定し、厳重な扉を開けて中へ。




 

簡単な登場人物のおさらいとか。














主人公……アンドロイド。名前は『ロイド』 長髪で髪と瞳の色が緑色が特徴的な機械人間。革製のズボンとジャケットとレオタード装備中。



小型船舶……主人公が宇宙から星内まで乗っていた乗物。今は十字架に変形中。主人公の充電器なったり手術できる設備もなり、主人公も人間生物も手術やメンテナンス可能。




女の子…… 右肩から右手までが無い片腕の女の子。髪は白色の短めの耳を隠せる程長さ。瞳は白く濁っている目。


下着もワンピースも全て白色を着衣。 丸い花の髪飾り。





黄緑色の髪と瞳を持つアンドロイド……主人公を拘束という理由でギルドに連行する。たまに喋ると伸ばすクセがある。→「残ねーん」 「そーとも」 「いやでーす」 などなど


















ここからネタバレじゃないけどネタバレだったらいやだなあっていうメモ↓




















エピソード8で賊のボスが「勇者素質」という事言ってましたが、これは後々本文で説明があります。


 ヒントは勇者はどんな技も魔法も回復系も得意ですが、勇者じゃない者は……っていう感じです。

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