電子ボーイ登場
その時である!奥田のスマホ画面が激しく光り出したのだ。
奥田「えっなに?」
京も何事かと目を見開いている。
その光は画面から飛び出し宙に浮かび、だんだんとボールのような形になっていった。
??「はぁ…このワープ機能どうにかならないものか」
そのボールのようなものは喋り出した、そいつはガチャガチャのカプセルのような見た目で外側のボールの部分が透けていて、中には赤く光る金平糖のようなものが入っている。
奥田「うわっ喋った!?」
京「最近のゲームは凄いな、画面から飛び出すとは。」
奥田「いやゲームじゃない現実だよ!」
??「あー驚かせて申し訳ない、私は電子ボーイ電脳空間を守るガーディアンです。」
奥田「カーディガン?」
電子ボーイ「ガーディアンです。」
京「ガーデナー?」
電子ボーイ「ガーディアンです。」
奥田「ガードレール?」
電子ボーイ「一文字しか合ってないじゃないですか…」
奥田「でガーディアンがなに?電脳空間がなに?ってかどうやってスマホから出てきた?」
電子ボーイ「まぁ細かい事は置いておいて、あなた方ネットが使えなくなってますよね? その原因は電脳空間に存在する怪獣のしわざなんです。」
奥田「怪獣? いやまてまて!まずその電脳空間てのはなんなんだ?」
電子ボーイ「細かい説明は後で、私についてきてください。」
そういうと奥田のパソコンが光りだした。
電子ボーイはそのパソコンの中に入っていった。
奥田「嘘…嘘やん…」
電子ボーイ「さぁ早く!時間がありません!」
奥田と京は不安ながらパソコンの中へ飛び込んだ。