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一話:はじまり

主な登場人物

:漆山タスク:♂

148cm 体重45kg 年齢16

上原高校一年生、テニス部所属

女の子のような顔をしているがれっきとした男。身長がコンプレックス


:今井ハル:♀

身長152cm 体重46kg 年齢16

上原高校一年生、生徒会書記補佐


極々普通の女子高生、タスクと出会うことで人生が大きくかわる。


:漆山アスマ:♂

身長180cm 体重90kg 年齢68

漆山商会の会長、熊のような体格をした巨漢。タスクの育ての親


:陽善アキ:♂

身長198cm 体重80kg 年齢23

漆山商会の一員、筋骨隆々。

商会のNO.2


:神山マチ:♀

身長175cm 体重53kg 年齢22

漆山商会の一員、スレンダーな体の持ち主。




いつもと変わらない朝、起きて、テレビをつけ、朝ご飯を食べる…


今日は8月1日、普通の高校生なら夏休み真っ只中だ。まだ一年生だし家でゴロゴロしていたい


しかし私は生徒会に入っているので夏休み明けにある文化祭の準備のため、

夏休み中にも何度も学校に行かなければならなかった


今日も準備の続きをやるらしい…正直面倒くさいが行かないわけにはいかない


時計はきっかり8時を指していた。

集合は9時だがウチから高校まではバスに乗り、バス停からさらにそれなりの距離を歩かなければならないので急がなければ


学校指定のスカートと白い無地のポロシャツを着た。本当は別に指定されたワイシャツがあるのだが、

夏の間は白の無地に限りポロシャツを着ることが許されている。

私はこの学校のこういう微妙に緩い所が好きだったりする

最近ショートカットした髪を乱暴にとかし、家を飛び出た



住宅街を走って走ってやっとバス停に着くとちょうどバスが来ていた


後ろの2人掛けの席に座るとやっと一息つくことができた

バスの中は空いていて、私の他には1人しか乗客はいないようだ


…あれウチの学校の人かな?


白いポロシャツに茶色く染まった短い髪、隣にテニスのラケットバックを置いているとこを見るとテニス部のようだ


私と反対側一つ前の席に座ってるので横顔が少し見える

女の子のようだ…『次は上原高校前…』

車内アナウンスでハッと我にかえると慌てて停車スイッチを押す




…ここのバス停は上原高校前という名前だか、ここから学校の校門までは走っても5分以上はかかる。

このバス停の名前を付けた人の気がしれない



「なぁ…」


いきなり背後から声をかけられ振り向くと、さっきの女の…子?

…か?

女の子と言っても過言ではない顔立ちはしているが、

学校指定の黒いズボンを履いているし、声もなんとなく男っぽい。

だけどかなり小さい…私も150cmだから人のことは言えないが、一緒かそれより低いぐらいだ


「な…何?」


「お前…じゃあないみたいだな、お前の身辺で最近急に性格が変わったやつはいるか?」


「…は?」

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