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ギルティ・エンジェル  作者: 纏焔
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プロローグ

ちょうど秋の風も冷たい9月下旬。


 夕暮れ時と、校舎のチャイムは、生徒達の下校を知らせていた。


 そんな中、一人の少年は、屋上に佇んでいた。


靴を脱ぎ、屋上のフェンスを登り、屋上の外側に立つ。



とても安堵に近い息を吐く。



これで全部おわる・・・・



そっと体の力を抜くと力が抜けたように、屋上から体の落ちる感覚、怖いという気持ちをなぜか感じない。


 こうも感情がないと逆に不思議になる。



 こうして、オレの記憶は途切れた・・・

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