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戦国好き達は英雄の代行を任されました  作者: ユートピア
尾張平定編
5/39

その頃真彩の周辺事情

柴田勝家/西木野真彩said


織田信長もとい優吾達がエビ反りを完成させたと同じ頃

ここ信勝の本丸である。ここ「末盛城」の柴田勝家の自室でも同じことをしている人影があった。


「いやっ!?」


柴田勝家ホンモノはそう声をあげ、後ろに重力でもあるかの如く綺麗なエビ反りを決める


「痛い!?」


そして、頭が床にぶつかる直前には既に柴田勝家ホンモノではなく


「なんなんですか~もう」


西木野真彩となっていた


「ここはどこです?」


自分が自分の知らない場所にいる事に気づき

強打した頭をさすりながら、あたりをキョロキョロとする


「えっと...本当にどこなんでしょうか..」


自分の記憶にはな...いと思ったがあった

真彩のでなく頭からあふれてくるような記憶の中に


「ここは柴田勝家の自室..というこはここ戦国時代!?」


はたから見てもわかるくらい動揺する真彩


「あれ夢じゃないの?これが夢という事は..ないか」


強打した頭がズキズキと痛み

ここが夢の世界ではないと主張してくる


「という事はやっぱりあの夢で”はい”と答えたからこの、柴田勝家なる女性の体に代行として入ったということなのだろうか」


あれこれ思考を廻らせていると


「あのーよろしいでしょうか」

「っ!?」


「さきほどから声が聞こえるのですが誰かいらっしゃるのですか?」


まずい、今までのは無意識のうちに独り言として声にでていたようだ


「な、何でもありません」


勢いよく立ち上がる真彩。そのとき何故か違和感を覚えた


「そうですか?では伝令です」


伝令?


「信勝様が軍議を開くそうですので、家臣の勝家様にはご主席いただきたいとの事です」


「なるほど。わかりました」


すでに、あるていど柴田勝家がこの城でどういった地位にいるのか理解できているため、家来のいった事を瞬時に理解し無難に受け応えすることができた


「では、失礼しました。」


そういい足音が去っていく


(ふー行ったみたいですね)


とりあえず疑いをもたれないように発言には気を付けたのだがこれが、なかなか疲れた


「こんな気をつかってしゃべった事最近なかったから..」


おっとまた声に出してしまった。とりあえず疑いをもたれるわけにはいかない。臨機応変に対応しなければ


ここからは、声にださないようがんばらなければ


(あれ?ちょっと待って?)


自分の状況を整理しようと頭をめぐらせた時にサークルの仲間の事が頭をよぎった


あの夢には、確かに私以外にも優しい先輩達がいた

ということはここにきている可能性があるのではないだろうか


うん、ありえる。少なくとも織田信長好きの優吾先輩あの人は絶対来てる


(織田信長か家臣の代行するって聞いた時目キラキラしてたしなー)


少しおかしくなって顔をほころばせる


(先輩少し可愛かったな...)


あの時先輩はどんな反応したんだろうと思ってみてみると案の定的な反応をしていたのでニヤニヤしてしまったのを覚えている


こんなに鮮明に覚えているのだから優吾先輩や他の先輩があの夢に登場してたのは確かである


確かに代役は5つあったのだ

私と同じで戦国時代を愛してやまない先輩方だ


なら、誰か1人くらいこの世界に先輩たちの誰かがきていると期待してもいいのではないだろうか


(という事は、早くみんなと合流したい)


そう思うとふと方が軽くなった


(ふふwいつも先輩方は私を救ってくれますね)


先輩達の事を思うだけで気が楽になった。


「うん、大丈夫」


無意識ではなく声を出して言う


では、どうやって合流しようかと考え..


(あれ、私今織田信長の軍と敵対関係にあるんじゃ..)


その事実は真彩の周りには今味方がいないという事を思い知らされる


だが、真彩は悲観しない


先輩方の事だ。

きっと私が過去に来ている事を考慮して何らかの作を講じてくれるはずです


作が講じられるまでは私は待てばいいし、こちらからもアプローチするチャンスがあればすればいい


(そう、今一番ダメなのはネガティブになって周りが見えなくなる事、情報を集めてきているであろう先輩方の役にたたなければ!)


この滅多なことではめげないポジティブ思考はサークル内の誰もが賞賛している真彩の凄い一面だったりするのだが真彩の知るの所ではない


今後の方針を固めているとふすまの向こうからまた声ががかかる


「あのー勝家様?皆様すでに信勝様のところに集まっておられるですが」


(完全に忘れていましたね..)


今後について深く考えすぎてしまったようだ


「今支度を終えました。今行きます」


しかし、立ったまま思考していたのにまったくと言っていいほど足にきていません


流石は、猛将と呼ばれる男..じゃない女の体ですね

あまり考えていなかったが自分の体は恐らく女だ


いや、確実に女だ、髪の毛はポニーテルだし..


あ、こんな事考えている場合じゃない

自分の主君を待たせているのだ今すぐ行くべきだろう


1歩踏み出す。違和感


また1歩踏み出す。同じ違和感


その違和感を追って視線を下げると


「胸ないじゃないですか!」

「え!?」


思わずあげてしまった声に外の兵士が声を上げる


(しまった///思わず声をあげてしまった)


歩き出し障子を開ける


「なんでもありません。忘れなさい」

「は、はい」


無茶な話ではあるが..


ちなみにこの足軽はこれから起こる柴田勝家の武后を聞くたびに今日の事が頭をよぎるのだった



真彩が柴田勝家の記憶を頼りに早足で己の主君ということになっている信勝のもとに向かっている途中も色々と考えていた


(ああ..すごい違和感です....)


現代では中3くらいからロリ巨乳と呼ばれるプロポーションだったので歩くたびに違和感がある


慣れるまでに3日は必要そうだ


(てか...この胸仕返しとばかりに絶対由紀先輩にいじられますぅ)


貧乳といじりまくって1年。週1で必ず言っていた気がする

議論が熱くなりすぎると、言うと確実に怒る「貧乳」という言葉が出てしまっていたのだ


(だけど、由紀先輩も私の事をチビと言っていたのでチャラのはずです)


自分で言うのはいいが人に言われるのは結構傷つくものがあった

それをわかっていて由紀先輩も反論してきていたので、本気の喧嘩にはならないと真彩は思って暴言を吐いていた。


(恐らく由紀先輩もそうだと思うのです)


そして、背は高くなったが変わりのコンプレックスが生まれてしまった

いや、真彩自身今はそこまでコンプレックスだと思っていないが、流石にネチネチことあるごとに言われると心に来るものがあるかもしれない


(はー由紀先輩には会いたい。でも)


あの人なら絶対いじってくるそれだけが憂鬱だった




そんな事を考えていると信勝の部屋につく

「失礼します」ふすまを開ける


「おぉ!勝家か。さぁ早く参れ」

「はっ」


勝家ホンモノがしゃべっていた言葉を作文にして心をこめて読み上げる感覚でしゃべる様に意識する


「では勝家もきて、みなそろった事だし軍議を始めようと思う」




(なるほどですね)


目の前で軍議が繰り広げられている

今軍議で話されている内容と恐らくは勝家の記憶であろう記憶であるていど今のm真彩の状況など色々なものが見えてきた


「僕は父から尾張を総べるのはお前だと言われている。

だから、尾張の統べる頭領であるべきなのは僕であるはずなんだ!信長なんかが尾張の頭領の座に座っていていいわけがないんだよ!」


「その通りでございます」

「信勝様こそ尾張を総べる出来であります」


信勝が自分の理想をかかげると、信勝の家臣である林秀貞と林通具はそんな信勝をやらせにも見えるくらい持ち上げる


その言葉に機嫌をよくしたらしい信勝は真彩に顔を向け


「勝家はどう思う?」


この殿様はまだ褒められたりないらしい...


「ほれ、正直に言ってみ」


ニコニコしながら問うてくる


真彩の正直な感想としては


(ファザコンですね)


今は最高の笑顔で皮肉を込めて言いたい


確かに勝家の記憶では悪くない殿だったのだろう(威厳などリーダー的な要素は信長の方が上だと思っていたみたいだが)


しかし、真彩には、父親に「お前素質あるよ」と言われてキャッキャッ言ってる子供かそれに毛が生えたくらいにしか思わなかった


無論ここで、それをここで言うわけには行かない。最悪即打ち首だろう

なので、勝家の評価を元に言葉を作る


「はい、もちろんにございます。信勝様はとれるじつしかとらず。しかし、とれるじつは確実にとる慎重なお方。そんな信勝様だからこそ尾張を統べるのは信勝様がふさわしいだろうと思います」


あれ?これ「お前には、野心がないから失敗はしにくく尾張一国くらいの頭領ならふさわしい」とも変換できないだろうか...


ミスりましたかね?さて、信勝様の反応は?



「うむ、そうであろう。そうであろう」


大丈夫そうだ。むしろこれが最良に近かった答えだったのだろう

信勝には尾張統一から上の野心はないみたいだ


(どうせ、尾張統一したら胡瓜に味噌つけて横に女でもはべらせたいとか考えてるんでしょうね)


流石にそこまでは思っていなかった勝家だが、槍を武器に日本1を目指す勝家は信勝の野心の低さには少しもの足りなさを感じていたようだ。


だが、うつけと呼ばれる信長は野心の塊ではあるが、主君の才覚は信勝よりはるか上だがうつけと呼ばれている者が野心を燃やしすぎているのもまた問題である


ならば、まだ堅実な信勝のほうがまだマシと勝家はこの時期は思っていたようだ


(まぁ..思っている事はわかりますが、こんな主君に仕えるのもどうかと思いますね)


いや、自分の領地を守る。これが普通の考えなのでしょうか?

もしかすると織田信長や伊達政宗様が特別なのでしょうか

私が見ていると気づくと信勝は笑顔で手を振ってくる。


(しかし勝家さん..ほんとコイツが主君なのはどうなんですか)


美形ではあるが幼顔という奴である信勝の顔は真彩の趣味ではないし


(同じ女性として、一度勝家という女性と話て見たいですね)


勝家の口からはボロボロ愚痴がこぼれるのではなかろうか。

そんな事を考え、つまらない軍議を聞き流していると(だいたい、食事の話か女の話)


「さてそろそろ、軍議を終わりにしようか」


やっと終わったようだ。信長の事を話していたのは最初だけで

話がどんどん脱線して行って最後の話は最近便秘だのどうの


(知らんがな。てかレディーの前でそんな話しないで下さいよ)


本家柴田勝家はどんな気持ちで聞いていたのだろうか

ますます話てみたくなった真彩だった


とにかく私の考えるべき事は


1、どううにかして先輩方と合流するorこちらに来ているかの確認。

  もし先輩達からメッセージがあればそれを見落とさない


2、柴田勝家の記憶を整理


3、周りから疑いをもたれない


こんな所だろう

あ、周りのささいな事言葉にも聞き耳をたて、情報収集することも忘れてはならない。早速聞き耳を立てると


部屋を出ていこうとする信勝が何やら独り言を漏らす


「あー早く尾張を統一して、団子でも食べながら女の子をはべらせたいなぁ」


どうやら私の信勝についてのさきほどの評価はニアピンだったようですぅ…



自室に戻って数時間、記憶は大体整理でき、何か情報はないかと机の手紙などを読み返す。内容は大体記憶されていて、そのほとんどがファンレターだった。


女性の兵士や家事をする人たちからの...モテたようですね


まぁ有力な情報がなかったので刀を磨きだす

これは勝家の日課だったみたいで、何故かやらなければ落ち着かない。


(相当この槍を大事にしていたんですね)


槍からは、勝家の思いがあふれてくる気がする...嘘だが

真彩は槍を磨きながら、サークルの先輩の事や家族の事を思い浮かべる


「先輩方...この世界に来ているなら早く私の事を迎えにきて下さい」


過去に来て初めて真彩の目に涙が潤んだ

どうも、どうだったでそうか

今回の話は優吾たちが3~5の時真彩は何していたのか話になります

この話をしないとつながらなくなる可能性があるので、こういった形になりました。省こうと思えば省ける内容ですが作者は前話でも言ったように一見無駄に見えるこういうのが好きなんですw共感してくれる人はきっといるはずです。

そいてこれからもこんな感じでまったり行くので今後とも読んでくださるならうれしいです

最後に、ここまでよんでくださりありがとうございました

私は下書きとかなしで書いているので誤字が多いかもしれません。

なので自分でも見つければ直しますがご指摘くださると助かったりしますw

ではこのへんで、次回も見てくださればうれしいです

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