僕達の選ぶ選択肢
「いやー満足満足」
「そうね。白米をこんなにおいしく感じるとは思わなかったわ」
僕達はささやかな宴を開いた後
いつもの軍議室へと来ていた
もちろん真彩も一緒にだ
「さて、そろそろ宴気分を終わりにして軍議の続きをしねぇか?」
「そうだね。僕も剛輝に賛成だよ」
「そう、ですね」
「真彩また泣いてもいいからね(笑)」
「泣いてません!!」
「どうだか」
「2人とも辞めなよ。さっ始めるよ」
「ええ」
「腑に落ちませんがわかりました」
「でさ、確認だけど。真彩の意思は変わってないよね?」
「...ええ、もちろんです」
「僕もね。みんなの命を最優先って所は完全に同意だ」
黙ってきいてくれる真彩
と他3人
「僕もあの時真彩と同じ意見は持っていた。でも、どこか軽く考えていたかもしれない」
「まぁ確かに俺もかもな...」
「たぶん3人もそうなんじゃないかな」
太一と由紀,剛輝も首肯をし同意の意を示してくる
「でもさ、真彩?死と隣り合わせなんて現代でも一緒じゃないかな」
「...どういう事です」
「例えば現代でも、いつ通り魔に接触するかわからない
何の前触れもなく隣のおばさんが包丁を持って襲ってくるかもしれない
「何が言いたいんです?」
「つまりね。現代でも命の危険があれば危機回避をする。戦国時代に来てもすることは変わらないと思うんだよ」
「強引すぎませんか?」
「それくらいの気持ちでいるべきだって事をいいたいんだよ」
「....でも」
「僕も同意見だよ。気にしすぎるのも良くないと思う」
「僕たちの中に自殺願望がある人なんていないと思う。だから、僕達は現代での命の考え方を変える必要はないと思うんだ」
「そうですか。先輩たちの意見はわかりました」
「そっか。それで僕....と剛輝の意見だけど自分たちの思うままに未来を変えてもいいと思う」
「それ私も考えたんだけど、本当に大丈夫なの?」
「それは俺と優吾も考慮してるぜ。確かに未来を知ってるっていうのはアドバンテージだけどよ。俺の場合秀吉の価値観はなんかはわかっても、理解はできない」
「僕たちは未来の知識にとらわれすぎるのは良くないと思うんだ。もし想定外の事が起きたら対処できないかもしれないし。信長が歴史の裏で手回しをしていたということもありうる」
「だから僕たちは未来の知識をたまに有効活用しつつ過信しすぎないで命を守っていけばいいと思うんだよ」
「それが剛輝先輩と優吾先輩の命の考え方とこれからの方針ですか...」
「「ああ」」
僕達は交互に意見をいいえ終え
力強く頷いて見せた
「由紀先輩は?」
「....そうね」
「優吾先輩達と同意見ですか?」
「異論は無いわ。というより私は意見はしっかり伝えるけど基本的にみんなの意見を尊重するつもりよ。私はみんなを支えることに集中するつもり。私ここのみんなを信頼しているから」
「...由紀先輩らしいですね」
「僕も異論は無いよ。確かに真彩の言う通り強引だと思うけど間違っては無いような気がする。もしも考え方を改める必要があるならまた皆でここで話し合えばいい
「...わかりました。先輩方私のいきなりの意見に考えを巡らせてくれてありがとうございました」
「いいんだよ。これは一度話し合うべき話題だった。むしろキッカケを作ってくれてありがとう」
「そんな...」
「真彩は僕らの考え方でいいかな?言いたいことは、これからも遠慮なく言ってくれ」
「はい先輩♡」
「んじゃ。みんな次はこれからの方針を固めようか」
僕達は小1時間ほど話し合い色々な意見が飛び交った
話し合いの結果
「じゃあまず美濃攻めって事で相違ないね?」
「僕は構わないよ」
他のみんなも首肯していき
同意の意を示した
「美濃の後の事も意見が出たけど、先の事は美濃が一段落してからにしよう
先を決めすぎて美濃攻めにあたって行動を制限するのは愚策だからね」
「なるほど。確かにその通りだね」
「でもさ、ある程度頭の中に各自で構想しておいた方がいいか?」
「各自ならむしろやっておくべきじゃない?」
「....そうだね。そうしてくれ」
「了解ですぅ」
ホントに色々な意見が出てきた
先に浅井家と同盟を結んでみるとか、徳川家康に同盟を申し込むとか
あの時の神が言ったように武田信玄に攻撃を仕掛けるとか
他にも様々
まぁ流石に最後のは無理なのだが
「それにしても結構いろんな意見が出たね」
「そうだな」
「でもさ、俺も美濃を攻略するってのはやっぱ最善だと思うぜ」
「まぁ今の軍事的な悩みは兵力不足だものね」
「ですよねーいっその事兵農分離でもしてみますか?」
「あ、それいいかもしれない」
「え?本当ですか!?」
「うん。正確な時期は明記されていないけど、足軽兵の数を稼ぐにはもってこいだ。やるなら早い方がいいかも知れない」
「...なるほどね。なら、すぐに実行した方がいいわよね」
「そうだね。頼むよ」
「わかったわ」
「まさか。本当に採用されるとは思いませんでした」
「僕たちが集まればこんな事がたくさんあると思うよ
だから、思いついたならどんどん発言してね」
「了解ですw」
「うん。じゃあ美濃攻略の具体案を考えようか」
ワイワイと楽しく意見をぶつけ合い
作戦の形が固まっていく
時間が過ぎていき
「こんな感じかな」
「そうね。あんまり決めすぎるとね」
「臨機応変に、ですね」
「実際の信長たちも軍議でそんなに詳しくは決めていなかったみたいだしね」
「作戦は大事だが、うまくはいくと考えるなって事だろうね」
こういう作戦を固めすぎないというのは実際信長も持っていたようで
こういう考えを脳の中から見つけるのは大変面白いと思う
「ところでさ...」
僕が信長になれたことに何度目かわからないが酔いしれていると
剛輝の言葉に現在へと意識が引き戻された
「作戦のはじめはとりあえず斎藤道三とコンタクト取るって事で決定だよな?」
「そうだね。個人的に道三がどんな人なのか話て見てみたいし」
「とういうことはさ。道三の近くには明智光秀がいるんじゃね?」
「「「「.....」」」」
一応3話前から美濃編に入っていたのですが、本格的に美濃お話が始まるのは
この話からです。
そしてこの作品2つ目の山場ですかね(私的)
戦国時代×信長で明智光秀の存在は無視できないものです
光秀をどうするかで話が変わってきますよね(自論)
まぁがんばります
この作品で光秀はアレな予定なんでw
では最後にここまで呼んでくださりありがとうございました
次話もよろしくお願いします。では




